【3・4年生】遠州織物講座

2024年11月2日
     10月31日(木)社会科の学習の一環で、遠州織物の関係者の皆さまをお迎えしてお話していただきました。
     綿(綿花)から糸をつくり、布に仕上げていく方法を学んだり、糸の太さによって織られる布の種類が変化することを知ったりすることができました。
     遠州織物は特に、細い糸にこだわり、昔から使われている織機を大切に用いることで品質のよい布づくりに取り組んでいるそうです。
     子供たちは、細い糸を用いる大変さを聞いて、なぜ難しいことに挑戦し続けているのか不思議そうでしたが、職人さんたちは、「誰でもできないことに挑戦することに価値がある。」とこたえていました。4年生には少し難しかったかもしれません。
     遠州織物は、そのまま布にすると少し色がついていることや白くするために色をぬくこと、染めたり、柄になるように織ったりすることもおしえていただきました。
     また、綿花や生糸、織りあげた様々な布などは、直接触らせていただきました。
     「ふわふわで、きもちいい。」と綿花の感触を楽しむ子や、
     「すごい細~い。」「簡単に切れちゃう。」と糸の細さに驚く子、
     「冬をイメージした布はマフラーみたい。」と想像を膨らませている子など様々でした。
     工場の仕事や郷土の伝統について知見を深めることができました。
     遠州織物の関係者の皆さま、本当にありがとうございました。(文責;教頭)