みなさん、夏休みを元気に過ごしていますか?
元気だよ!と言う人も、いやちょっと…と言う人も、いるかもしれません。
とにかく、2学期に笑顔のみんなに会えたら、私はそれだけでうれしいです。
私は保健室の先生なので、
普段は「健康」だとか「早寝早起き」だとか「メディアは使いすぎないでね」だとか、
同じ話ばかりしていると思います。
今回は、私の子供の頃に読んだ、思い出の読書の話をしたいと思います。
「ネタばれ」しないように書きますので、
もしきょうみを持ってもらえたら、読んだ感想をいっしょに話しましょう。
①「ガラスのうさぎ」高木敏子 作(金の星社)
ノンフィクションと言って、作者の高木敏子さんの体験と事実にもとづいた、戦争のお話です。
私が小学校4年生のころ、地域の図書館で初めて借りたお話でした。
その時の自分にはとてもむずかしかったけれど、一生けん命読んで、
読み終わった後に「私、こんなむずかしい本でも読めるんだ、
じゃあもっと厚い本でも読めるかもしれない!」と思えた本でした。
②「わかったさんのクッキー」寺村輝夫 作/永井郁子 絵(あかね書房)
「わかったさんのクッキー」を読んだときのわくわくした記おくは、
大人になった今もわすれられません。わかったさんとこまったさんのシリーズはたくさん読んで、
どのお話も好きでしたが、読んだ後でお母さんといっしょにクッキーを作ってみたことも、
わすれられない理由の一つだと思います。
番外編☆「ああ無情」ビクトル=ユーゴ―
「レ・ミゼラブル」という小説や舞台、映画にもなっているお話です。
小学校6年生のころ、教室のとなりの部屋のすみに置いてあって、
その当時でさえ古くて捨てられそうな本でした。
当時「厚い本に挑戦したい」気持ちだった私は、
がんばって、がんばって、最後まで読んでみたのですが…その本の終わりには、ひとこと、
「この物語はまだ続きますが、大人になったら読んでください。」
思わず「えぇぇぇぇ!?」と叫んで、担任の先生に言いに行ったことを覚えています。
子供あつかいしないでほしくて、がんばったのに結末がわからなかったことと合わせて、
とても悔しかったです。その本は古かったのでもう見かけませんが、
それ以来数年、「ああ無情」をさけて通ってきました。
本当に大人になって、ミュージカルをきっかけにもう一度読みました。
今では「レミゼ」が大好きです。
いかがでしたか?読んでみたい本はありましたか?
保健室には、図書室の先生と一緒に選んだ「保健室文庫」があります。
体の本だけではなく、読んでいてちょっとほっとできる本、少し楽しくなる本を置いています。
元気がちょっと足りないとき、本の力を借りてみるという手も、あるかもしれませんよ。
では、2学期に笑顔で会いましょう。
元気だよ!と言う人も、いやちょっと…と言う人も、いるかもしれません。
とにかく、2学期に笑顔のみんなに会えたら、私はそれだけでうれしいです。
私は保健室の先生なので、
普段は「健康」だとか「早寝早起き」だとか「メディアは使いすぎないでね」だとか、
同じ話ばかりしていると思います。
今回は、私の子供の頃に読んだ、思い出の読書の話をしたいと思います。
「ネタばれ」しないように書きますので、
もしきょうみを持ってもらえたら、読んだ感想をいっしょに話しましょう。
①「ガラスのうさぎ」高木敏子 作(金の星社)
ノンフィクションと言って、作者の高木敏子さんの体験と事実にもとづいた、戦争のお話です。
私が小学校4年生のころ、地域の図書館で初めて借りたお話でした。
その時の自分にはとてもむずかしかったけれど、一生けん命読んで、
読み終わった後に「私、こんなむずかしい本でも読めるんだ、
じゃあもっと厚い本でも読めるかもしれない!」と思えた本でした。
②「わかったさんのクッキー」寺村輝夫 作/永井郁子 絵(あかね書房)
「わかったさんのクッキー」を読んだときのわくわくした記おくは、
大人になった今もわすれられません。わかったさんとこまったさんのシリーズはたくさん読んで、
どのお話も好きでしたが、読んだ後でお母さんといっしょにクッキーを作ってみたことも、
わすれられない理由の一つだと思います。
番外編☆「ああ無情」ビクトル=ユーゴ―
「レ・ミゼラブル」という小説や舞台、映画にもなっているお話です。
小学校6年生のころ、教室のとなりの部屋のすみに置いてあって、
その当時でさえ古くて捨てられそうな本でした。
当時「厚い本に挑戦したい」気持ちだった私は、
がんばって、がんばって、最後まで読んでみたのですが…その本の終わりには、ひとこと、
「この物語はまだ続きますが、大人になったら読んでください。」
思わず「えぇぇぇぇ!?」と叫んで、担任の先生に言いに行ったことを覚えています。
子供あつかいしないでほしくて、がんばったのに結末がわからなかったことと合わせて、
とても悔しかったです。その本は古かったのでもう見かけませんが、
それ以来数年、「ああ無情」をさけて通ってきました。
本当に大人になって、ミュージカルをきっかけにもう一度読みました。
今では「レミゼ」が大好きです。
いかがでしたか?読んでみたい本はありましたか?
保健室には、図書室の先生と一緒に選んだ「保健室文庫」があります。
体の本だけではなく、読んでいてちょっとほっとできる本、少し楽しくなる本を置いています。
元気がちょっと足りないとき、本の力を借りてみるという手も、あるかもしれませんよ。
では、2学期に笑顔で会いましょう。