校長のつぶやき ~虹色文化発表会で感じたこと~

2022年9月30日
     本日は3年振りに保護者の皆様が参観する形で、「虹色文化発表会」を開催することができました。北浜中生の底力を見た思いです。素晴らしかったです。保護者の皆様には、受付等の御協力もいただきました。ありがとうございました。発表会を通して感じたことを閉会式で話しました。よろしくお願いします。
    <閉会式での話>
     感動的な、心地よい時間を、今年は保護者の皆さんとともに共有できたこと、とてもうれしく思います。ありがとうございました。・・・ここ3年にわたるコロナ禍の中、毎年開催方法は変化していますが、伝統を受け継ぐ、今年の状況にふさわしい発表会ができたのではないでしょうか。
    個人、部活動そして学級、学年とどの発表・掲示物も、一人一人が真剣かつ本気で取り組んでいること、そして表現者としての思いが伝わってくることが、見ている人の心をつかむのだなとあらためて思いました。
    その中で、各学級による合唱は、コンクールですから、審査による順位がつきました。入賞した学級おめでとうございました。昨今は、順位をつけることはどうなのか?と指摘されることがありますが、・・でもどうでしょうか、皆さんが、こんなにも真剣かつ本気になるのは、(特に3年生は)中学校最後ということはもちろん、学年で1クラスにしか与えられないこの賞に、自分たちが値すると認められる特別感を味わいたいという思いがあるのではないでしょうか・・・。その1クラスになるために、クラスみんながチームになり、様々な課題を解決しながら挑戦していくというその過程は、とても意味のあること、みなさんを成長させることだと思います。その唯一1つのクラスになった時、大きな喜びを味わうとともに、同じ結果を求めて頑張ってきた他のクラスのことも気に掛けられるようであれば、それこそ本物の最優秀クラスだと思います。でも、思い通りにいかなかったクラスもありますね、どちらかと言えばその方が多いのではないでしょうか。いろいろな思いはあるでしょうが、そんな時こそ、結果を素直に受け止め、取組の過程を振り返り、これからの活動にどう向き合っていけるか、捉え方次第で最優秀賞をとること以上に成長できるということも言えるのではないでしょうか。
    繰り返しですが、いい時間をみんなで共有できました。これは、できる限りの事前準備・リハーサルがあったからだと思います。実行委員会も含め主役である皆さん、それを支えた先生方、温かく見守り・受付等の支援もしてくれました保護者の皆様に深く感謝して、終わりのあいさつにしたいと思います。ありがとうございました。