PTA広報部 NO.42 「校長先生とPTA会長の対談③」

2022年10月27日

    校:なるほど、そうだったんですね。素晴らしい取り組みだと思います。

       愛知県ではジュニアスポーツがとても盛んで、部活とジュニアスポーツを両立させてやっているようですね。

     

    会:部活と両方ですか!

     

    校:子供は大変とは思いますけど、好きだからやれるというところはあるでしょうね。

      部活のあと、夜7時くらいからジュニアクラブチームへ行って、より自分を高められる場として活用していると思います。

    バレーやバスケといったチームプレーでは、学校とは違った人間関係の中でチームを組めるのも魅力ですし、競技のおもしろさが増すと思いますね。

     

    会:なるほど、そうですね。

    いま、僕がやろうとしているのは部活が終わった7時くらいから中学校の体育館を使わせていただいて、クラブの練習ができないか、ということなんです。

     

    ジュニアスポーツというのは、実際どのように運営されているんでしょうか?

     

    校:指導者は基本的に資格をもっている人ですね。

    地域の人だったり、教員だったりということもあります。

    学校の施設を使っているところも多いですが、学校外の活動として位置付けられています。

     

    会:部活を保護者が見るということとは違いますね。

     

    校:そうですね。

    学校外で先生以外の大人の人との付き合い方を学べるという点でも、子供たちの社会性を育む場としても、ジュニアスポーツで活動の幅が広がるのはとてもよいことだと思いますね。

     

    会:最初、校長先生には部活を増やせないかということでご相談したんです。

     

    校:そうでしたね。今、部活を新たに作るというのは、全然逆方向と言いますか…。

     

    会:一人の先生が複数の部活を掛けもちで見ていることもあるそうで、大変だと思います。

    新しい部活を作るというのはちょっと、文科省の流れとも違いますよね。

     

    校:そうなんですよね。

     

    会:それで、ジュニアスポーツについて市に確認したら、作っていいということでしたので、これから人を集めて作っていこうと思っています。あと、神久呂の体育振興会に掛け合ってみたんですが、バスケはないということでした。

     

    校:そうなんですね。

    生涯スポーツという観点からも、ジュニアスポーツはよいことだと思いますね。

     

    会:参加学年を5年生から中学校3年生までと設定して、体験会を開いています。ただ、指導者を集めるのに苦慮しています。

    コミュニティ・スクールと同じで、スタッフを集めるのが…。

     

    校:そこは、やはりネックになってきますね。人がいないとできないけれども、負担に感じてもらってしまってはいけませんし。

     

    会:完全にボランティアですからね。

     

    校:試合で子供が結果を出したりすると、指導者としては疲れがとんでいってしまうんですけどね。他の団体と試合ができるのも、交流ができるのも楽しいですよね。

     

    会:浜松市の中体連の大会に、クラブチームも参加していいような動きがあるようですよ。

     

    校:そうなんですね。愛知県の学校では逆もあると聞いています。クラブチームの大会に、中学校の部活として参加すること
      もあるようです。

     

    会:へえー、そうなんですね。間口が広がっているということでしょうか。

     

    校:学校の部活の顧問の先生が、クラブチームの大会に参加の申し込みをしたら、受付けてもらえたということだと思います。

     

    …………………………………………………………………………………………………つづく

    取材:令和475日神久呂小学校校長室にて

    校長:山田英明先生

    PTA会長:川尻尚純さん

    企画・撮影:PTA広報部 石田里江 野沢亜紀 松下香

    構成・編集:PTA副会長 菊池千波

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