6月14日(土)梅雨に入って初めての週末…お天気はいかにも梅雨空って感じでしょうか

今日は土曜日なので、いつものように予約投稿で失礼いたします
さて、先週の土曜日に教育実習生のことをお送りしましたが、本日は別の実習生について記事を書きました

蒲小学校では5月から6月にかけて、3名の実習生が過ごしていました。大学によって、実習期間が異なります。
6年生の学級に所属していた実習生は、無事に昨日の6月13日に4週間の実習を終えることができました

1か月って長いなあと思っていたのですが、あっという間だったそうです
この4週間の実習では多くの教科の授業を行ったり、教員の授業を参観したりしました

実習を始めたころのぎこちなさはすっかり抜け、子供たちとコミュニケーションをとり、授業の進め方もスムーズになりました

大学では数学教育を専攻しているとのことで、研究授業は算数科で行いました

子供たちのつぶやきや反応、ノートやタブレットに書き込む様子などを見ながら、授業を進めていく姿は大変落ち着いていて4週間の成長を感じます

授業の様子を見ていると、実習生の4週間の成長をまじまじと感じました

でも、成長しているのは実習生だけではありません。
実習生の指導教官になった6年生の担任や算数の教科担任の先生方には、教材研究や実習生への助言をする姿も多く見られました。一緒に考えたり、話したりする中で職員集団も成長したところもあります
そして、何より成長したのは子供たちの姿です

子供たちは、4週間一緒に過ごし、関わりをもってくれた実習生に「感謝の気持ちを伝えたい

」と考えていました

自分たちの手で実習生の先生に「喜んでもらいたい

」と考え、企画を始めたそうです

でも、担任の先生曰く「自分たちで企画をする経験も少ないから、なかなかうまくいってないかも…

」と心配をしていました。
最初の方は、どう進めていいか分からなかった子供たちも、企画から準備段階に入ると、友達と協力して「成功させよう

」という雰囲気が学級に広まっていきました

実習生に気付かれないように準備を進めることは大変だったと思いますが、「関わり」を武器に学級力を高めていきました

※以下の写真は、準備に取り組んでいるときの子供たちの様子です

いい顔してませんか?
そして、金曜日の午後に「ありがとうを伝える会」を開きました

6年生らしい面白いアイデアもあり、会は盛り上がったそうです

放課後、ある6年生に「どうだった?」と聞いたところ、満面の笑みをしながら、手で大きな〇ををつくって報告してくれました

実習生も、子供たちも、学級全体も、大きく大きく成長した「教育実習」だったと思います

またそれぞれの場所で頑張っていきましょう

これで、来週からは教育実習生が1人になります。
こちらの実習生は養護教諭の実習ですので、全校の子供たちとの関わりが多くなります。
あと、2週間の教育実習での成長が楽しみです
それでは、みなさん梅雨でジメジメする気候ですが、爽やかな気持ちで週末を乗り越えていきましょう

よい週末を
