自分で自分を守るために(防犯教室)

2022年7月18日
    7月12日(火)に防犯教室を行いました。講師は、浜松西警察署生活安全課の方です。
    登下校中には、交通安全にも気をつけなければなりませんが、犯罪に巻き込まれないように気を付けることも大切です。
    そこで、子供たちが自分のことを自分で守ることができるように、どんなところが危ないのか考えました。
    もしも不審者に出会ってしまったときには、どんなふうに自分の安全を守ればいいのかを考えたりしました。

    また、実体験を通して考えるために、警察署の方が不審者の役となって、
    代表の子に声を掛けたり、追いかけたりする演技を全力でしてくださいました。
    逃げる役の子の方も全力で演技。
    もし、不審者に出会ってしまったら、人が多くいる商店の中に逃げ込んだり、
    20m以上は、全力で走って逃げたりすることが大切と教わりました。
    下校途中で、ランドセルを背負っているときは、ランドセルをつかまれてしまうことがあります。
    背負ったままにせず、その場にストンと下ろして逃げれば、身体が軽くなるし、相手の足元を妨害することができると聞きました。

    ほかには、多くの人が遊んでいる公園の中であっても、人目のつかないところに引き込まれれば、お金を取られたり、暴力で脅されたりする危険があることや、家に一人でいるときに、不審な訪問者が来たら、「今、忙しいから出られない」と言って、絶対に鍵を開けないなど
    のアドバイスも聞きました。

    子供たちは、全員教室からランドセルをもってきていたので、防犯ブザーやホイッスルの状況の確認もしました。
    さらに”いかのおすし”の合言葉も確認。
      いかない(行かない)
      のらない(乗らない)
      おおごえでさけぶ(大声で叫ぶ)
      すぐにげる
      しらせる(知らせる)
    また、不審者は通学路だけでなく、インターネット上にもいるということを伝えていただきました。
    もうすぐ夏休み。気持ちが緩んでしまって、知らず知らずのうちに
    危ない方向へ行ってしまうことがあるかもしれません。
    今日の防犯訓練のことを思い出し、入っ子たちが夏休みも安全に過ごせるとよいなと思います。