命について考える日(6月12日)

2022年6月12日
    今日は、6月12日。浜松市内の小中学校では、この日を”命について考える日”としています。
    今年は、6月12日が日曜日だったため、入野小では、6月10日(金)を”命について考える日”
    としていました。

    各学級、命について考えるために
    友達との関わり方やいじめについて話し合う授業が行われました。
    2時間目に5年2組の教室をのぞくと・・・
    いじめられている人の気持ちを考えよう!
    というめあてで、役割演技やグループでの話し合いを交えながら授業が進んでいました。
    「いじめられる人」、「いじめている人」、
    「周りではやし立てる人」、「周りで見て見ぬふりをしている人」
    の演技をみながら、子供たちは真剣に考えていました。
    先生から、「周りで見て見ぬふりをしている人」は、いじめていることになるのか?
    と問われると・・・子供たちの考えは???揺れ動いていました。
    そして、そういう人も、いじめる側になっていると気づいていきました。
    最後の振り返りのとき、先日講演に来てくれた玉城ちはるさんだったらどうするだろう?
    ということも考えました。
    「きっと、ちはるさんは、とめると思う。」
    「やさしさ貯金ゲームをする。」
    「あなたの気持ちを聞かせてって言うと思う。」
    という意見が出ました。
    他のクラスでも、学年に応じて”命について考える”授業が行われました。

    お昼の放送の時間には、玉城ちはるさんの曲を全校で聴きました。
    この日は、”笑い泣き”と”私は生きてる”の2曲を聴きました。
    給食を食べながら、うっとりと、あの日の講演で教わった
    ”対話することの大切さ”を思い出しながら聴きました。

    入野小のみんなが、自分のことも、友達のことも、
    自分とは考えや習慣が違う人のことも大切にできる人になってほしい。
    そして、どんな人の命も大切にできる人に成長していってほしいと願いながら・・・。