2023年2月

  •  2月6日(月)の音楽科の時間に、琴と尺八の先生をお迎えして日本の音楽の鑑賞を行いました。
     事前に、和楽器の音色の特徴や和音階の響きなどを学習し、本時の授業に臨みました。琴や尺八による『春の海』の曲が流れると、「本物だ!」「前の授業で聴いた『春の海』とは迫力が違う!」とつぶやきながら集中して聴くことができていました。本物の演奏を直接聴くことを通して、子供たちはそれぞれの感じ方で、日本の音楽の良さを味わっていました。
     この他にも、尺八とリコーダーの違いや西洋音楽と日本音楽の違いなど、日本の音楽を身近に感じることができる話をたくさん聴いたり、三味線や三線など、普段聴くことがない和楽器の音色にも触れたりすることができました。
     今回の貴重な体験を生かし、次回の授業では、日本の曲や演奏の良さについてさらに探っていきます。
  •  2月2日(木)の国語科「楽しかったよ、2年生」では、グーグルの「ジャムボード」の機能を使った学習に取り組みました。「ジャムボード」とは、一人一人が自分の意見や考えを入力した付箋(カード)をクラス全員で共有したり、内容を編集したりすることができる機能です。
     この機能を使って、2年生で楽しかったことや頑張ったこと、心に残ったことなどを班ごとにまとめました。
     はじめに、一人一人が2年生で楽しかったことを付箋に入力しました。
     次に、それぞれが入力した付箋を班ごとのシートに貼り、学習のこと、遊びのことなど、種類ごとに分けました。付箋の大きさを変えたり自由に動かしたりする機能があるため、班の友達と楽しく種類分けに取り組んでいました。
     また、種類分けをする際に友達の思いや考えに触れたことで、子供たちはたくさんの「気付き」を見つけました。
     「ぼくも〇〇さんと同じことを思っていたよ。」
     「〇〇さんは、こんなふうに思っていたんだね。」
    など、自分の思いや考えを再認識したり、自分とは違ったものの見方や感じ方を知ったりすることができました。
     2月3日(金)の学習では、グループごとにまとめた内容の中から自分が一番楽しかったことを選びました。そして、そのことについて詳しく思い出しながら、中心となる事柄やそれに関わる他の書きたい事柄を書き出しました。
     今週は、文の構成(はじめ、中、終わり)に気を付けたり順序を表わす言葉を使ったりしながら、自分が一番楽しかったことについて文章にまとめていきます。
  •  わかば3組では、国語科の学習で速読の練習に取り組んでいます。
     子供たちは、「昨日の速読でここまで読むことができたから、今日はもう少し読む文章を増やしてみよう。」など、自分で目標を決めながら意欲的に練習に取り組んでいます。子供たちのやる気と頑張りにより練習の成果が少しずつ表れ、すらすらと文章を読むことができるようになってきました。
     文章を読む力が身に付くよう、今後も速読の練習に繰り返し取り組んでいきます。
  •  わかば学級で節分のイベントをしました。節分に関するクイズと豆まきを、縦割りグループで行いました。
     グループは、2月21日(火)に科学館へ出かけるときのメンバーです。「グループの仲を深める」ことを目標として活動に取り組みました。
     節分に関するクイズでは、グループの友達と相談しながら答えを考えました。意見が分かれてしまったときには高学年が中心となってグループの答えをまとめることができました。
     豆まきの代わりに、的に鬼のイラストをつけた「ボーリング」「輪投げ」「マット倒し」をしました。
     高学年が倒れたピンやマットを直したり、ボールや輪を回収して下級生に渡したりする姿が見られました。
     みんなで仲良く、楽しく、鬼を退治することができました。活動を通して、グループの仲を更に深めることができました。
     科学館でのグループ活動がとても楽しみです。
  •  1月31日(火)の昼休みに、5年生による「環境イベント」を開きました。
     5年生は、4月からかがやき学習(総合的な学習の時間)で環境とSDGsについて学んできました。11月に行われた学習発表会では、全校に「環境を守るために日頃から心がけると良いこと」を伝えました。しかし、教室の電気がつけっぱなしであったり、給食の食べ残しがある様子を見たりして、自分たちの思いがあまり伝わっていないことを感じ、イベントを開くことを決めました。それから2週間、発表内容を考え、役割を考え、相手に喜んでもらえるにはどうしたらよいのかを考え、と常にクラスで話し合いを進めてきました。始まる前には、1人の子が「みんなで学校を盛り上げて、いいイベントにしましょう!」と声をあげ、みんなで思いを1つにしてスタートしました。
     
     イベントにはたくさんの双葉小の子たちが参加をし、にぎやかな時間となりました。
     「展示コーナー」は、マイクロプラスチックや温暖化のパネルを掲示し説明をしたり、酸性雨やベルマークについてパソコンを使って発表をしたりしました。
     「クイズコーナー」は、環境に関するクイズを作り、正解者には環境メッセージを込めたしおりをプレゼントしました。
     「クイズラリーコーナー」は、さつまいもや落とし物の消しゴムを使ってスタンプを作りました。
     「ペットボトルアートコーナー」は、ペットボトルを台紙に乗せて、イラストを作るゲームを企画しました。
     
     イベントを終えると、「最高だった。」「笑顔でゲームをしてくれて本当にうれしかった。」「やってよかった。」と誇らしげな表情が見られました。全校に思いを伝える難しさや、下級生が喜ぶ達成感を胸に、更に成長していく5年生。次は6年生を送る会に向けて動き出します。
  •  2月1日(水)の昼休みに、体育委員会が計画した「なわとびイベント」がありました。「跳び方のコツを教えてもらって、新しい跳び方ができるようになりたい。」「もっと、たくさんの回数を跳べるようになりたい。」などといった思いをもった子供たちが、体育館にたくさん集まりました。
     このような思いをもった子供たちに、体育委員だけでなく、上級生や縄跳びが得意な子供たちが、自分から進んで跳び方のコツを教える姿が多く見られました。
     また、コツを教えてもらった子供たちは、教えてもらった跳び方のコツを意識しながら、途中であきらめることなく何度も何度も練習していました。
     
     子供たち同士が教え合い、励まし合う姿。
     自分がやりたいことを見つけ、夢中になって取り組む姿。


     体育館中に広がったこのような姿から子供たちの大きな成長を感じるとともに、寒い一日ではありましたが、心も体も温まる昼休みとなりました。