11月20日(水)の5時間目に、1年生が薬学講座を受けました。
進行役は保体委員の子たち。
協力して準備やリハーサルなど頑張って、この日に備えてくれました。
1年生が体育館に整列し、講師の斉藤さんが入場されました。
「お願いします!」と元気な挨拶。
まずは、4人の先生方へのインタビューから。
「佐藤先生、『薬』という漢字の成り立ちを教えてください」
「サトモの部屋へようこそ!『楽』という字には『きざむ』という意味があるそうです。薬草を刻んだところから『薬』という字ができたようです」
「大城先生、『薬』の歴史について教えてください」
「昔のことはわかりませんが、エジプトやメソポタミアなど世界の古代文明にはすでに薬の記録が残されていますし、日本でも縄文時代に薬を使った痕跡が残っているそうです。薬の歴史は人類の歴史と同じですね」
「下田先生、薬を英語で言うと何というの」
「薬というと『メディスン』や『ドラッグ』という言い方をしますね。ただ、『ドラッグ』には違法薬物という意味もあるので使い方には注意をしてくださいね」
「室内先生、薬に頼らず健康に過ごすにはどうすればいいですか」
「授業で勉強したことは覚えているかな」
「睡眠!」「食事!」
「そうだね。それら以外にもストレスをためないことも大切です。今後、保健の授業で考えていきます」
会場の雰囲気も和らぎ、いよいよ本題へ。
講師の斉藤さんは市内のドラッグストアにお勤めの薬剤師さんです。
スライド画面を提示しながら、健康な生活をしていくために必要な薬の扱い方などについてお話をしてくれました。
薬の正しい使い方では、分量や用法、錠剤は何で飲むのがよいのかなど詳しく説明。
たばこやお酒、薬物乱用などによって身体にどんな悪影響があるのかも、写真を見るとゾッとするものばかりでした。
短い時間でしたが、子どもたちも自分で気を付けるべきことを考えながら真剣に聞くことができたようでした。
斉藤さん、ありがとうございました。
しっかりと運営をしてくれた保体委員の6人もありがとう!