5月のおひさまの日は、今回で5回目となる「兼子ファームさんでの農業体験」です。広大なジャガイモ畑をもっている兼子さん。毎年本当にお世話になります。
三方原と言えばジャガイモが名産。この時期になると、大地のあちこちでジャガイモの収穫が行われています。「三方原馬鈴薯」としてブランドにもなっていて、スーパーに行くと北海道産よりも高値がついています。開拓農協の組合長さんに紹介していただいたのが兼子さん。息子さんたちも手伝って様々な農作物を作っていらっしゃいます。幼稚園を出発し、中間地点は豊岡町公民館。年中・年長さんが頑張って歩き、約40分で到着。兼子さんに元気よく挨拶しました!
到着すると何と倉庫の前に巨大なタイヤの機械がありました。何に使うのだろうと興味津々の子供たち。挨拶をした後は、さっそく畑で作業中のその大型機械を見せていただくことになりました。
大きな機械は、消毒薬を散布する機械でした。大きなタイヤは、丁度畝と畝の間をジャガイモの葉っぱを踏まないように回って行きます。両側に伸びた釣り竿みたいな棒からは、一斉に消毒の薬が撒かれました。「すごい!」と子供たちから声が出ました。その後は、農機具倉庫に入り、トラクターや草刈り用の機械、ジャガイモを掘り出す機械など、それぞれの仕事用の機械がたくさんありました。兼子さんでブレンドした「肥料」も見せてくれました。「臭ーい!」と鼻をつまみながらも肥料のバケツをのぞき込む子供たち。最後は、新しい赤いトラクターに乗せていただきました。
さあいよいよジャガイモ掘りです…と思っていたら、兼子さんが「玉ねぎも掘ってみるか?」と言ってくだいました。幼稚園の玉ねぎよりも少し大きな玉ねぎがずらっと並んでいて、一人1個掘り出していただきました。
次は楽しみにしていたジャガイモ掘り。一面にジャガイモ畑が広がっていて、鍬を入れたところには、コロコロ・ゴロゴロと大っきいのや小さいのや一杯のジャガイモが掘り出せました。大きなもの、中くらいの物を1つずつ袋に入れて、収穫を終えました。いろいろな機械を見せてもらったり、玉ねぎも収穫させていただいたりしたので、あっという間に午前中が過ぎてしまいました。たっぷりお土産をいただいて、元気よくお礼を言って園に戻りました。
今晩は、美味しいポテトサラダでしょうか?ジャガバターでしょうか?採れたての地域の名産を是非味わってみてください。毎年、子供たちのためにいろいろと工夫してくださる兼子さん。お土産までいただいて本当にありがとうございました!!