•  今日は、園児たちが楽しみにしていた「じゃがいも掘り」。豊西幼稚園のじゃがいもは、地域の方が管理してくださっている、園の近く畑に植わっています。準備をして、年長さんと年中さんがペアを組み、交通ルールを守って畑に向かいました。
     先週末の雨のおかげで土が柔らかく、じゃがいもがとても取りやすい状態でした。じゃがいもが採れると、歓声が上がりました。このような活動をとおして、自然の豊かさや季節感を体感していきます。
     
     
     園にじゃがいもを持ち帰ると、数を数えたり、大きさを比べたり、重さを量ったりしました。こうした活動を通して、数量の感覚を養います。
     
     お昼には、早速ふかしたじゃがいもを食しました。
     アツアツのじゃがいもを持ってそら組さんの部屋に入ると、「ポテトチップスのにおいがする!」という声が上がります。園児たちはじゃがいもに興味津々。五感を働かせてます。旬なものを食べることは、食育の観点からも大事なことです。
     
     午後には、ばら組さんが絵の製作を行いました。絵の具で掘ったじゃがいもを描きました。興奮さめやらぬ状態なので、いつも以上に筆のタッチに勢いがあります。活動と製作をつなげることによって、今日得た知恵や感動を定着させていきます。
     笑顔と学びの多い一日になりました。
  • さまざまの事思ひ出す桜かな 芭蕉
     桜は、出会いや別れの時期に満開を迎えることもあり、多くの人の思い出の一ページを彩る花でしょう。数多ある桜の俳句の中でも、冒頭の芭蕉の句は、日本の成人が一度は味わったことのある感慨が凝縮された名句です。初めて豊西幼稚園に来園した時に迎えてくれた「おー川の桜並木」はとても素晴らしく、園長の私にとって、まさに忘れがたい風景となりました。
     こうした「おー川」の景観を守り続けている方々がいます。本日は、PTAの方を中心に、年長さんの保護者の皆さんが参加して、「おー川事務局」の活動に協力しました。雨上がりで足元がぬかるんでいる中、草刈りや草の回収をして、よい汗を流しました。休日にもかかわらず、大勢の方に御参加いただき、ありがとうございました!

     
  •  今日は、「避難訓練」がありました。地震対応のための避難訓練です。東日本大震災以来、人々の防災意識が高まり、南海トラフ地震への危機感から、「避難訓練」の重要性が高まっています。
     童話『浦島太郎』を御存じだと思います。浦島太郎は、竜宮城を去るとき、乙姫から「中には人にとって最も大切なものが入っています。決して開けてはいけません。」という言葉とともに、『玉手箱』をいただきます。この『玉手箱』の中に入っていたものとは何でしょう?それは、「いのち」ではないでしょうか。「いのち」という言葉の語源は、はっきりしていないそうですが、「いの一番の血(一番大切な血の源)」という意味もあるのではないかとも言われています。
     避難訓練とは、まさに「いのち」を守るための訓練です。園児たちは、とても真剣な表情でした。年少さんのある子からは、「地震、怖かった」という言葉も聞かれました。切実感をもって取り組んでいたのでしょう。話もしっかり聞くことができました。

    【部屋の中央で頭を守り、ダンゴムシのような姿勢をとる園児】
     
    【静かに避難する様子】
    【真剣に話を聞く様子】
  •   本日は、まず一冊の本を紹介します。題名は、『人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ』です。豊西幼稚園の保育の理念と共通する内容が書かれています。その本のあとがきに次のような筆者の言葉あります。
     『人間、どう生きるか、どのようにふるまいどんな気持ちで日々送ればいいか、本当に知っていなくてはならないことを、私は全部残らず幼稚園で教わった。人生の知恵は大学院という山のてっぺんにあるのではなく、日曜学校の砂場に埋まっていたのである。』
     
     どろんこ遊びが始まって、園児たちは夢中になって遊んでいます。その遊びの中で、想像力を働かせたり、好奇心を育んだり、人間関係を調整したり、大学や大学院では学べないこと園児たちは身体を通して学んでいます。

    【そら組さんの様子】
     
    【ばら組さんの様子】
    【うさぎ組さんの様子】
  • 裏庭の柵が…

    2025年5月14日
       園舎と豊西小学校との間の裏庭に、柵があります。子供が外に飛び出して事故や事件に巻き込まれないようにするためです。防犯の効果も期待されます。
       この柵が、新しく変わりました。豊西幼稚園初代PTA会長の手作りです。材料を自ら用意して、作成してくださいました。この方は、園児からも本名で呼ばれて、親しまれています。職員も園児も感謝の気持ちでいっぱいです。
       このように、豊西幼稚園は地域の方々に支えられて教育活動を行っています。まさに、「豊西わくわく」の園づくりです。これからも、地域を愛し、愛される園にしていきたいと思います。
       
    •  本日、園児が夏野菜の植え付けをました。「そら組」さんが植えたのは、トマト、ナス、ピーマン、オクラです。園庭にある小さな畑とプランターに植えました。
       「ばら組」さんが植えたのは、キュウリでした。植える前に、しっかり苗を観察しました。プランターに土を入れて、心を込めて苗を植え、しっかり水をまきました。
       これからも、自然や生命の偉大さ、季節感を大切にした保育をしていきます。

      【ばら組さんのキュウリの植え付け】
    •  令和7年度の未就園児教室が行われました。豊西幼稚園の未就園児教室は、「かるがも組」と言われています。
       まず、園長のあいさつと読み聞かせがありました。子供たちは静かにとてもしっかりと聞くことができ、驚きました。次に職員による手遊び。子供たちは興味津々です。続いて、親子協働での製作、最後に外遊びをしました。子供たちはとても楽しそうで、幼稚園生活を満喫したと思います。
       豊西幼稚園では、質の高い保育と保護者の皆様が「通わせたい」と思える園運営を心掛けています。ぜひ、多くの子供たちの入園をお待ちしています。 
    •  今日は、園児たちが楽しかった遠足の思い出を絵に表していました。製作を通して、感動を思い返したり、友達と共有したりしています。ただ、活動するだけでなく、「体験→表現」をすることによって、思いや考え方を定着していきます。豊西幼稚園では、活動させっぱなしではなく、遊びや体験を体系的、計画的に行って、学びを深めていきます。


      【ばら組さんの協働的に十湖池の絵を作成する様子】
      【そら組さんのおうちの方と楽しく遊んだ絵を各自で描く様子】
    • 親子遠足が新聞に!

      2025年5月12日
         5月9日の親子遠足が、静岡新聞に掲載されました。ばら組さんの十湖池の様子です。十湖池のビオトープを大切に守ってきた地域の取り組み、そして園児たちのあふれる笑顔が紹介されています。まさに、「元気もりもり」「友達にこにこ」「豊西わくわく」の象徴です。
         これからも、園児の成長と故郷を誇りに思う保育を展開していきます。
      •  5月2日に予定されていた「親子遠足」。雨で延期されていました。本日も微妙な天候でしたが、子供たちの願いが届いたのか、無事に行うことができました。
         年少さんは、園の近場の散策後、園庭で昼食をいただきました。お父さんお母さんと遊ぶ表情は、いつも以上に輝いていました。遠くまで歩いたわけではありませんが、気分が高揚していたので、帰宅後はきっと疲れていたのではないでしょうか。預かりの子も熟睡していました。
         年中さんは、十湖池の散策です。まず、「field bingo」で十湖池の自然に親しみました。そして、ザリガニ釣りです。ザリガニを釣り上げた笑顔が、とても印象的でした。保護者の皆さんも表情も、とても素敵でした。
         年長さんは、豊緑地に赴きました。ちょっと遠くまで歩きましたが、お父さんお母さんとのお散歩はとても楽しそうです。豊緑地では、保護者の皆さんと「しっぽとり」をしました。保護者の皆さんの容赦ない(?)攻撃に、園児たちは三連敗。おうちの方が意地を見せました。その後は、親子で自由に遊びました。いつもより高くまで揺れるぶらんこ、元気集会で教えてもらった鉄棒など、思い思いの遊びをenjoyしました。
         親子ともども笑顔あふれる素敵な一日となりました。

        【うさぎ組さんの様子】
         
        【ばら組さんの様子】
        【そら組さんの様子】