2025年

  • 世界陸上のように

    2025年9月19日
       世界陸上が、東京で開催されています。世界最高峰の走りや跳躍、投擲は本当に美しいものですし、勝負に挑むアスリートの集中力や一生懸命な姿には感動します。テレビの前に釘付けになる人もいるでしょう。
       日本人選手の活躍も見逃せません。好記録で笑顔がはじける人、世界の壁を感じて涙がこぼれる人、表情は様々ですが、どの選手も支えてくれた人、応援してくれた方々への感謝の言葉が聞かれます。
       さて、気温も下がって運動会の練習にも熱が入ってきました。今日は、そら組さんがリレーの練習をしていました。最後に競走をすると、1位になれなかったチームのある園児の目から涙があふれました。すると、チームのみんなが集まり、目を赤くはらして、話し合いが始まりました。全力で取り組んだからこそ、涙がこぼれたのでしょう。競技レベルこそ全く異なりますが、世界陸上のようです。
       運動会が終わるときに、家族や仲間に感謝の気持ちが抱けるように、保育・指導していきたいと思います。
    •  今日は、昨日までとは違って日差しが弱まり、運動に適した気温となりました。園庭では、そら組さんが「ムカデ競走」の練習をしていました。3チームで競走することになり、運動会の前哨戦の様相です。

       百足の虫は死に至るも僵(たお)れず
       この言葉は、百足は足が多いので死んでも倒れないことから、「支持する者や加勢する者が多ければ、なかなか滅びない」という意味になった故事成語です。そら組さんの「ムカデ」は、足が板から外れたり、タイミングが合わなかったりして、すぐに倒れそうです。安全性に留意しながら指導しています。また、園児たちが自分たちで話し合いながら改善していく過程を大切にしていますので、年長のたよりにも記載しましたように、御家庭での助言を控えていただくようお願いします。
       
    • 太陽は罪な奴

      2025年9月17日
         9月の後半に入っても、35℃前後の暑い日が続いています。登園時から太陽は照り付け、首筋が痛いほどです。
         園庭では、「どろんこ遊び」や「指絵の具」など、夏のような外遊びが行われています。ジャングルジムの上まで登れるようになった子、新しい鉄棒の技を身に付けた子、どの子も汗びっしょりになって生き生きと遊んでいます。水筒の中身も、すぐに空っぽになってしまいます。
         サザンに『太陽は罪な奴』という曲がりますが、「恋する夏は去く 太陽は罪な奴」という歌詞で終わります。今は暑すぎる太陽のせいで、秋の遊びできないという意味で、「罪な奴」です。季節感がおかしくなりそうな気候ですね。
      • あと少し、もう少し

        2025年9月16日
           本日、2学期初の「かるがも組」がありました。7月に比べ、たくさんの親子に参加いただき感謝申し上げます。
           アンパンマンのパネルシアターや読み聞かせ、トンボの製作などをして、お母さんたちと触れ合いながら、幼稚園生活の体験をしました。
           タイトルの「あと少し、もう少し」は、中学生が駅伝大会に挑戦する、瀬尾まいこの青春小説の題名と同じですが、そのストーリーとは関係ありません。ちなみに、YOASOBIにも似たようなタイトルの曲がありますね。
           本日までに、「入園願書」をお持ち帰りいただいた御家庭は、12軒です。今年度卒園する園児は、13名なので、「あと少し、もう少し」増えると嬉しいという意味を込めて、タイトルを書かせていただきました。
           「入園願書」の提出は、10月1日から15日までです。「あと少し、もう少し」の御協力とお声掛けをお願いします。
        • 今週の製作

          2025年9月13日
             今週は、雨が多かったこともあり、室内で過ごす時間がたくさんありました。
             
             うさぎ組さんは、11日(木)から使い始めたはさみで、紙を切っています。何ができるのでしょうか。
             ビニール袋でつくった、ボールでした。遊戯室で楽しそうに遊んでいましたよ。
             ばら組さんが作ったのは、「コスモス」です。上手にできて、みんな得意顔です。
          • 言葉は体から

            2025年9月12日
               本日は、『トトロの森』さんによる「読み聞かせ」が行われました。「読書離れ」が叫ばれて久しい昨今ですが、「読書」というのは本当に難しい技術です。
               人は、生まれてから「語り掛け」によって、親の真心こもった言葉がシャワーのように浴びてきます。次の段階は、「読み聞かせ」です。幼稚園児は、基本的には字が読めませんから。そして、指で字を追いながら読む「たどり読み」の段階を経て、「音読」ができるようになります。このように、「読書」は、『体』を使って身に付けて行くのです。
               さらに、「音読」から「黙読」ができるようになるためには、時間が必要です。「読書」の技法というのは、とても難しく、時間のかかるものなのです。
               どのクラスも、とてもしっかり聴くことができました。
               本日は、以下の本を読んでいただきました。
              うさぎ組さん『しんごうきピコリ』『たれてる』
              ばら組さん 『カレーだいまおうのまほう』『どうぶつ川柳ぼくだーれ?』
              そら組さん 『くものすおやぶんとりものちょう』『グリーンマットのピーマンマン』
               おうちでも、ぜひ「読み聞かせ」をしてあげてくださいね。
               
            • 祖父母参観会

              2025年9月11日
                 敬老の日も近いちうことで、本日は「祖父母参観会」を開催しました。
                 登園の時から、園児たちはとてもいい表情で、普段よりも朝の挨拶ができていたように思います。豊西地区は、三世代家族や祖父母が近くに住んでいる御家庭が多く、そのことが幼稚園の良い雰囲気につながっているように感じます。
                 おじいちゃん、おばあちゃんにいいところを見せようと、いつも以上に歌やダンスを頑張る子、照れくさいのか少し恥ずかしそうにしている子、態度は様々でしたが、どの子も和やかな表情でした。
                 ふれあい遊びや製作などを一緒に行い、祖父母の皆さんも笑顔で過ごすことができました。お帰りの時に、「とても楽しかった」と感想を語ってくださった方が多く、こんなに幸せな時間を共有できるなら、このような機会がもっと多くてもいいなと思いました。

                【そら組さんの様子】
                【ばら組さんの様子】
                【うさぎ組さんの様子】
              • プール納め

                2025年9月9日
                   本日は、プール納めの日。令和7年度のプール遊びは、今日が最後です。「鬼ごっこ」や「流れるプール」、自由遊びなど、最終日のプールを満喫しました。最後に、顔付けやフラフープくぐり、バタ足泳ぎなど、できるようになったことを年長さん、年中さん合同で発表しました。
                   プールから上がると表彰式。今年は、天候に恵まれたこともあって、園児たちはできることが多くなり、達成感を味わっていたようです。プールで大きく成長することができました。そして、お楽しみのアイス。とても充実した一日になりました。
                   これまで、水着の準備や健康チェック等ありがとうございました。
                   
                • 教育実習

                  2025年9月9日
                     昨日から、うさぎ組さんに教育実習生が来ています。教育実習の先生は、豊西幼稚園の卒園児えです。園児も実習生も成長する1週間にしたいと思います。
                  • 蟷螂の斧

                    2025年9月8日
                       先週、そら組の教室にカマキリが現れました。しかも2匹。かなり大きなカマキリですから、おそらく産卵間近なメスでしょう。そんなカマキリもそら組さんの男子の前では全くの無力。あっという間に、捕獲されてしまいます。まさに『蟷螂之斧』です。「蟷螂之斧」という故事成語は、高等学校の漢文の時間に習った記憶のある方もいらっしゃると思いますが、「力の弱い者が自分の力量をわきまえず、強大な相手に無謀にも立ち向かう」という意味です。
                       さて、そのカマキリを飼育するために、園児たちは何を食べるのか調べました。そして、今日、虫かごの中にコオロギとショウリョウバッタを入れてみることに。カマキリより相当大きなバッタでしたが、カマキリはいとも簡単に仕留め、体液を吸い出しました。カマキリ以上にたくましい園児たちでした。