2025年7月

  •  本日をもって1学期が終了し、終業式を行いました。
     園長が、夏休みの過ごし方について話しました。園だよりの裏面に書かれている内容とほぼ同じ内容です。保護者の皆様は、園だよりも御確認ください。
     「43日間の長い夏休み」と言っても、園児にはピンとこないでしょうから、7月18日から9月1日までの日付と数字を書いた長い巻物のような紙を広げながら、説明しました。数字やカレンダーの概念がない園児がほとんどなので、理解はできなかったかもしれませんが、「長い」というイメージはなんとなくわかったようです。
     
     とてもよく話が聴けて、職員も子供たちの成長を感じていました。
     続いて、そら組さんの代表者が「1学期の振り返り」を発表しました。「ビートバンを使って泳げるようになった喜び」「屋外で遊んだ楽しさ」「室内遊びで本物みたいな水族館を作った達成感」を、3名の園児が語ってくれました。年長さんの思いを年中・年少さんが聴くことは、とても大きな学びがあることです。
     そして、各学年の歌の披露がありました。うさぎ組さんは「夏のうた」、ばら組さんは「おばけないてないさ」、そら組さんは「アイスクリームのうた」を歌いました。4月のころより声がそろってきています。
     園だよりにも書きましたが、大人になるといくら夏休みを取っても、子供の時ほどワクワクしません。それだけ、「子供の夏休み」は特別なものです。新鮮な毎日が続く子供たちと一緒にいろんなことを体験し、語り合って、親子ともども充実した夏休みにしてください。9月1日に再会することを楽しみにしています。
  • 人生がときめく?

    2025年7月17日
       今日は、そら組さんが大掃除をしてくれました。1学期間お世話になった用具の整理整頓です。はじめは、「もっと遊びたい」という園児もいましたが、みんなで協力して整理整頓することができました。
       豊西幼稚園では、「ふるまいの教育」として「片付け」にも力を入れています。身の回りの整頓がしっかりできる人は、時間も有効に使えるのではないでしょうか。どこにあるか分からなくなって物を探す時間より、片付けをする時間の方が有意義で、精神的にも負担が少ないと思います。『人生がときめく片づけの魔法』など、片付けに関する本も、時にベストセラーになったりしますね。
       うさぎ組さんは、今日は絵の具でダイナミックにお絵かきをしました。テーブルだけでなく、担任の先生、ライオンの遊具、そして教室の窓ガラスにまで、色を広げます。イメージもどんどん広がります。
       絵を描いた後は、もちろん「片付け」。泡で、遊具や窓も洗います。顔まで泡だらけの子も…。楽しく遊び、楽しく片付けをしました。
    • 夏まつり

      2025年7月16日
          日本には、古来、各地で「夏祭り」「秋祭り」が行われてきました。「夏祭り」は、かつて夏に疫病が流行したのでその祈祷として、「秋祭り」は豊かな実りを祈念して行っていたようです。地方のお祭りに「秋祭り」が多いのはその理由だと思われます。
         「♪君がいた夏は遠い夢の中 空に消えてった打ち上げ花火♪」
         ヒットソングにもあるように、今では、「夏祭り」の方が、華やかなイメージがありますね。

         本日は、PTAの役員の方々を中心に、豊西幼稚園で「夏まつり」が開催されました。お手製の法被と巾着袋、そしてお土産を園児全員分用意してくださり、飾り付けや手作りのゲームの景品もとても見事でした。全体進行もゲームもすべて保護者の皆さんで行ってくださり、おうちの方々の御協力に感謝の気持ちでいっぱいです。
         ゲームは、「輪投げ」「魚釣り」「ワニワニパニック」の3種類があり、園児たちもとても楽しそうでした。保護者の皆様、素敵な一日をありがとうございました。

        【うさぎ組さんの様子】
        【ばら組さんの様子】
        【そら組さんの様子】
         最後は盆踊りです。「♪打ち上げ花火♪」はなかったけれど、これでおしまい。「夏まつり」らしく、楽しく踊ることができました。
      • 君こそスターだ!

        2025年7月15日
           本日は久しぶりの雨で、室内で過ごす時間が多くありました。
           うさぎ組さんは、夏野菜の「オクラ」の断面をスタンプにして、星空を表現しました。筆ではなく野菜を使っての製作は、感触も色の付き方もいつもと違っていて、とても楽しそうでした。子供たちの笑顔が、夜空の星よりのきらめいて見えました。
           そら組さんが描いていたのは、スイカとありの絵です。これは、「ありとすいか」という絵本を読んで、絵本の世界のイメージを自分なりに広げて製作していました。みんなとても集中して取り組んでいました。
           「スイカ」といえば、亡くなった志村けんの「スイカの早食い」が思い出されますが、志村けんさんが喜びそうな、種が多めのとってもおいしそうなスイカがたくさんでき上がりました。
        • 「深い?」学び

          2025年7月14日
             今日は、そら組さんが、小学校のプールで泳ぎました。豊西幼稚園では、小学校生活への不安を軽減し、期待をもてるように、幼少の連携を図っています。
             プールに入る前は、表情も不安そうで、「やっぱり深いね」など心配の声も聞かれました。
             水に入ってしまえば、いつも通りの楽しそうな笑顔になりました。幼稚園より大きいプールに、むしろテンションも上がっている様子。
             幼稚園のプールで行っている「流れるプール」をしようとしても、いつもより深く、水の量が多いので、みんなでプールを回っても、なかなか流れが生まれません。
             その後は、鬼ごっこをしたり、フラフープくぐりをしたりして、遊びました。
             そら組のみんなは、全員顔を水につけて泳ぐことができるようになりました。この3週間で、大きく技能を向上させています。すごく成長しています!
          •  本日は、「防犯訓練」を行いました。不審者が園に侵入することを想定した訓練です。
             最初に、担任が「まもるくん」という言葉についてお話をしました。この合言葉で、教師の指示を聞いて落ち着いて避難することがねらいです。登園時から怖がっている園児がいたので、丁寧に説明しました。
            「まもるくん、まもるくん、正門です」という放送が流れると、教員の指示に従って行動できました。
             安全安心な園づくりのためには、園児だけでなく教員の訓練が大切です。不審者対応の方法や役割の確認をしました。各教室は      ドアと窓を施錠し、カーテンを閉め、クラスカラーの紙に人数を記入しガラスに貼ります。
             最後に、非常時に対する意識がもてるように、もう一度担任の話を聴きました。
          •  今日は、7月と8月生まれのお友達の「誕生会」でした。お友達の祝福の中入場し、担任の先生だけでなく、おうちの方のメッセージが書かれたBirthdayカードをプレゼントされます。嬉しそうな子、少し照れくさそうにはにかむ子、表情は様々でした。
             先生方からのプレゼントは、うさぎ組さんは「三びきのやぎのがらがらどん」のエプロンシアター、ばら組さんは「くいしん坊おばけ」のパネルシアター、そら組さんは「ジャックと豆の木」のエプロンシアターでした。どの組もしっかりとお話が聴けました。
             今回の誕生会のおやつは、アイスクリーム。蒸し暑い気候にぴったりの、とてもおいしいおやつでした。 

            【うさぎ組さんの様子】
            【ばら組さんの様子】
            【そら組さんの様子】
             福山雅治の曲に『誕生日には真白な百合を』という曲があります。各コーラスの冒頭の歌詞は、『あなたがくれたこの名前は』『あなたがくれたこの心は』です。名前も心も「いのち」と同じように自分で、あるいは自分だけでつくり上げることはできないものですね。
             そしてこの歌のサビは、『年に一度の誕生日だから 照れずに言うよ「産んでくれて、ありがとう」』です。誕生日に、素直に「産んでくれてありがとう」と言える親子関係が築けるといいですね。
          • 嗅覚に訴える絵画?

            2025年7月10日
               うさぎ組さんとばら組さんが、製作を通して、8日(火)のカレーパーティーの感動を表現しました。特に、ばら組さんの絵は、絵の具にカレー粉を混ぜて描いてあります。
               次に、画用紙にライスを貼ります。糊を使っています。
               そして、先に描いたカレーのルゥを重ねていきます。
               最後にスプーンをのせてカレーの完成!まだ、カレー粉のいい香りがします!とてもおいしそうな作品になりました!
            • ×を+に

              2025年7月9日
                 日本の学校では、テストで間違えると「×」が付けられます。当たり前のことだと思うでしょうが、実際には「✓」の方が多く使われています。「✓」の方が採点が早いですからね。「×」も、「バツ」、「バッテン」、「ペケ」など呼び名も様々です。国によっては、できたことに「✓」を付ける国もあるようです。少なくともできたら「○」、できなかったら「×」というのは万国共通ではないようです。
                 個人面談が始まりました。豊西幼稚園では、「×」、つまり「できない」事実だけをお話することはありません。一人一人の園児のペースにあった遊び、学びを大切にしているからです。今その子に必要なことだけど身に付いていないことがあれば、「園ではこのように取り組んでいます」と園の考えもあわせてお伝えします。御家庭と園が同じ方向、方法で子供に接すれば、成長(プラス)につながると思います。
                 「×」は45度回転すると「+(プラス)」になります。「×」はちょっとの工夫で「+(プラス)」に変わっていくのです。「+(プラス)」が増える面談にしていきたいと考えています。
                 遊戯室には、浜松市よりお借りした防災に関するグッズやチラシ等が置かれています。お待ちいただく時間を利用して、御覧いただき、防災意識向上に役立てていただけたら幸いです。
              •  コロナの影響で実施されなくなっていた「カレーパーティー」が復活しました!多くの保護者の皆様に御参加いただき、ありがとうございます。
                 カレーに入れたジャガイモ、タマネギ、ニンジンは、すべて豊西幼稚園で採れたものです。タマネギの皮むきは、ばら組さんが行いました。
                 
                 そら組さんは、保護者の皆さんと野菜を切りました。その様子を、ばら組さんが見学しました。
                 
                 肉や野菜をいため、煮込みます。十分煮込んだら、ルゥを入れて呪文を唱えるように「おいしくなあれ」と言いながら、かき混ぜました。
                 完成すると、みんなで食事会です。そら組の園児はもちろん、保護者の皆さんもとてもいい笑顔でした。
                 うさぎ組さんやばら組さんにも、できたカレーを持っていき、食べてもらいました。うさぎ組さんもばら組さんも、とても喜んで、お代わりをする子が続出。園全体が笑顔になりました。
                 食べ終わると、うさぎ組さんやばら組さんが、感謝の気持ちを伝えに行きました。そら組さんだけでなく、園児全体が成長できるとても良い機会となりました。
                 これも保護者の皆さんの御協力のおかげです。そら組さんの保護者のチームワークに感謝申し上げます。