2025年7月

  • 「深い?」学び

    2025年7月14日
       今日は、そら組さんが、小学校のプールで泳ぎました。豊西幼稚園では、小学校生活への不安を軽減し、期待をもてるように、幼少の連携を図っています。
       プールに入る前は、表情も不安そうで、「やっぱり深いね」など心配の声も聞かれました。
       水に入ってしまえば、いつも通りの楽しそうな笑顔になりました。幼稚園より大きいプールに、むしろテンションも上がっている様子。
       幼稚園のプールで行っている「流れるプール」をしようとしても、いつもより深く、水の量が多いので、みんなでプールを回っても、なかなか流れが生まれません。
       その後は、鬼ごっこをしたり、フラフープくぐりをしたりして、遊びました。
       そら組のみんなは、全員顔を水につけて泳ぐことができるようになりました。この3週間で、大きく技能を向上させています。すごく成長しています!
    •  本日は、「防犯訓練」を行いました。不審者が園に侵入することを想定した訓練です。
       最初に、担任が「まもるくん」という言葉についてお話をしました。この合言葉で、教師の指示を聞いて落ち着いて避難することがねらいです。登園時から怖がっている園児がいたので、丁寧に説明しました。
      「まもるくん、まもるくん、正門です」という放送が流れると、教員の指示に従って行動できました。
       安全安心な園づくりのためには、園児だけでなく教員の訓練が大切です。不審者対応の方法や役割の確認をしました。各教室は      ドアと窓を施錠し、カーテンを閉め、クラスカラーの紙に人数を記入しガラスに貼ります。
       最後に、非常時に対する意識がもてるように、もう一度担任の話を聴きました。
    •  今日は、7月と8月生まれのお友達の「誕生会」でした。お友達の祝福の中入場し、担任の先生だけでなく、おうちの方のメッセージが書かれたBirthdayカードをプレゼントされます。嬉しそうな子、少し照れくさそうにはにかむ子、表情は様々でした。
       先生方からのプレゼントは、うさぎ組さんは「三びきのやぎのがらがらどん」のエプロンシアター、ばら組さんは「くいしん坊おばけ」のパネルシアター、そら組さんは「ジャックと豆の木」のエプロンシアターでした。どの組もしっかりとお話が聴けました。
       今回の誕生会のおやつは、アイスクリーム。蒸し暑い気候にぴったりの、とてもおいしいおやつでした。 

      【うさぎ組さんの様子】
      【ばら組さんの様子】
      【そら組さんの様子】
       福山雅治の曲に『誕生日には真白な百合を』という曲があります。各コーラスの冒頭の歌詞は、『あなたがくれたこの名前は』『あなたがくれたこの心は』です。名前も心も「いのち」と同じように自分で、あるいは自分だけでつくり上げることはできないものですね。
       そしてこの歌のサビは、『年に一度の誕生日だから 照れずに言うよ「産んでくれて、ありがとう」』です。誕生日に、素直に「産んでくれてありがとう」と言える親子関係が築けるといいですね。
    • 嗅覚に訴える絵画?

      2025年7月10日
         うさぎ組さんとばら組さんが、製作を通して、8日(火)のカレーパーティーの感動を表現しました。特に、ばら組さんの絵は、絵の具にカレー粉を混ぜて描いてあります。
         次に、画用紙にライスを貼ります。糊を使っています。
         そして、先に描いたカレーのルゥを重ねていきます。
         最後にスプーンをのせてカレーの完成!まだ、カレー粉のいい香りがします!とてもおいしそうな作品になりました!
      • ×を+に

        2025年7月9日
           日本の学校では、テストで間違えると「×」が付けられます。当たり前のことだと思うでしょうが、実際には「✓」の方が多く使われています。「✓」の方が採点が早いですからね。「×」も、「バツ」、「バッテン」、「ペケ」など呼び名も様々です。国によっては、できたことに「✓」を付ける国もあるようです。少なくともできたら「○」、できなかったら「×」というのは万国共通ではないようです。
           個人面談が始まりました。豊西幼稚園では、「×」、つまり「できない」事実だけをお話することはありません。一人一人の園児のペースにあった遊び、学びを大切にしているからです。今その子に必要なことだけど身に付いていないことがあれば、「園ではこのように取り組んでいます」と園の考えもあわせてお伝えします。御家庭と園が同じ方向、方法で子供に接すれば、成長(プラス)につながると思います。
           「×」は45度回転すると「+(プラス)」になります。「×」はちょっとの工夫で「+(プラス)」に変わっていくのです。「+(プラス)」が増える面談にしていきたいと考えています。
           遊戯室には、浜松市よりお借りした防災に関するグッズやチラシ等が置かれています。お待ちいただく時間を利用して、御覧いただき、防災意識向上に役立てていただけたら幸いです。
        •  コロナの影響で実施されなくなっていた「カレーパーティー」が復活しました!多くの保護者の皆様に御参加いただき、ありがとうございます。
           カレーに入れたジャガイモ、タマネギ、ニンジンは、すべて豊西幼稚園で採れたものです。タマネギの皮むきは、ばら組さんが行いました。
           
           そら組さんは、保護者の皆さんと野菜を切りました。その様子を、ばら組さんが見学しました。
           
           肉や野菜をいため、煮込みます。十分煮込んだら、ルゥを入れて呪文を唱えるように「おいしくなあれ」と言いながら、かき混ぜました。
           完成すると、みんなで食事会です。そら組の園児はもちろん、保護者の皆さんもとてもいい笑顔でした。
           うさぎ組さんやばら組さんにも、できたカレーを持っていき、食べてもらいました。うさぎ組さんもばら組さんも、とても喜んで、お代わりをする子が続出。園全体が笑顔になりました。
           食べ終わると、うさぎ組さんやばら組さんが、感謝の気持ちを伝えに行きました。そら組さんだけでなく、園児全体が成長できるとても良い機会となりました。
           これも保護者の皆さんの御協力のおかげです。そら組さんの保護者のチームワークに感謝申し上げます。
        • 777!

          2025年7月7日
             本日は、令和7年7月7日のいうことで、「七夕会」を開催しました。
             お子様と一緒に飾り付けを行っていただいた、多くの保護者の皆様、ありがとうございました。
             「七夕会」では、短冊に書いた願いことについて発表しました。
             短冊には、様々な願い事が書かれていました。
             ①「お菓子を食べたい」「おもちゃが欲しい」「ぶどうをたくさん食べたい」「おだんごとたこ焼きを食べたい」…
             ②「足がはやくなりたい」「連続逆上がりができるようになりたい」「うまく字を書きたい」「100秒水に顔をつけたい」…
             ③「バスの運転手になりたい」「幼稚園の先生になりたい」「プリンセスになりたい」… 
             ①のようなほしい物を書く子、②のようにできるようになりたいものを書く子、③将来の夢を書く子などに大別されるようです。「もっとお母さんと一緒にいたい」「お母さんが転びませんように」など、保護者に関することをお願いする子もたくさんいました。やはり、園児は親を通して世の中を知り、生活し、夢や希望をもっていくのですね。
             「七夕会」ではで願いごとを発表してくれた子は、「ダンサーになりたい」「映画館ごっこをしているけど、将来は本物の映画館で働きたい」など、将来の夢を語ってくれました。これもキャリア教育につながりますね。
             「ブラックライトシアター」で、」七夕の由来に関するお話を聴いた後に、みんなで「七夕さま」を歌いました。とても大きな声で歌うことができ、みんなの声が天に届いたのではないでしょうか。
             最後に、みんなで記念写真を撮り、お部屋で七夕ゼリーをいただきました。
          • 涼しげ!

            2025年7月6日
               メダカビオトープの睡蓮が咲きました。ピンク色です。周りで泳ぐめだかたちも涼しげです。
            • 手触りは?

              2025年7月4日
                 この絵に描かれているものは何でしょう。
                 正解は、「キュウリ」です。ばら組さんが、採れたキュウリを絵の具で描きました。今日は9本ではなく、7本でした。
                 製作する前に、キュウリをよく観察します。「キュウリはブツブツしてるけど葉っぱに近いところはスベスベ」「葉っぱにつながっているところは少しとがってる」など、自分たちでキュウリの特徴をつかんでいきます。細かなところまでよく見ていて、驚きます。
                 収穫した喜びを、製作につなげています。もちろん、お昼にキュウリをいただきました。大切に育ててきたキュウリを通して、学びを深めています。
              •  今日は、「トトロの森」さんによる読み聞かせがありました。
                 そら組さんの本は、『けんかのきもち』でした。最近、そら組さんでは友達同士で意見が合わず、話し合う場面が増えてきました。意見が合わないというのは、自分の考えを持てるようになっているということなので、もちろん良いことです。そんなそら組さんにぴったりの本で、しっかり聴くことができました。
                 ばら組さんは、『これはすいへいせん』でした。もちろん「back number」の曲の歌詞ではありません。昨年亡くなられた、現代詩の巨星「谷川俊太郎」さんの絵本です。谷川俊太郎さんは、『鉄腕アトム』の主題歌の作詞や『スイミー』の翻訳なども手掛け、子供のための作品を多く残しています。
                 4歳児には少し難しい内容でしたが、集中して耳を傾けている園児が多く、「おもしろかった」という声が聞かれました。
                  「読み聞かせ」は、言葉を覚えたり、文章を理解する力を伸ばしたりするだけでなく、想像力を豊かにする効果があると言われています。一緒に本を読むことで、親子のコミュニケーションが増えて、信頼関係が築かれ、家族のきずなが深まることも期待できます。ぜひ御家庭でも「読み聞かせ」をお願いします。