2025年6月

  •  東警察署の交通課の方をお招きして、「親子交通教室」を実施しました。
     近年、園児や児童の痛ましい交通事故のニュースを見聞きすることが多くなりました。これらの事故は、子供より大人の方に原因があるケースが多いようです。実際、3月には浜松でも小学生の死亡事故がありました。5月には、沼津で保育園の駐車場近くで、悲惨な事故がありました。「親子交通教室」は、『命』を守る学習です。
     最初に、個人登園のグループと集団登園のグループに分かれて、講話を聴きました。
     親子で一緒に学ぶ機会ということで、保護者にとっても参考になるお話がたくさんありました。
    ①小学校に入学したら子供は歩いて登校しますが、その時の不安は大きいものであること
    ②子供の重大事故の原因は、飛び出しよりも親の車の同乗時に多いこと
    ③駐車場での事故がとても多いこと
    これら、親目線でのお話や風見しんご氏の実際のエピソードなど、とても興味使い内容で、保護者の皆さんも熱心に聞き入っていました。
     最後に、お親子で道路を横断する練習をしました。あいにくの雨で、外で実際に体験することはできませんでしたが、とても充実した学びができました。
  • 泥だらけ

    2025年6月9日
       「♪あの泥だらけのスニーカーじゃ 追い越せないのは 電車でもなく時間でもなく 僕かもしれないけど♪」
       「泥だらけ」といえば、槇原敬之のブレイク曲「どんなときも」が思い出されますが、保護者の世代ですとLiSAの「紅蓮華」あたりでしょうか。
       今日、泥遊び用の土が到着しました。ダンプから降ろされる泥の迫力に、園児たちの歓声が上がります。こんもりと盛られた泥の山に、群がるように園児たちは登り始めました。
       泥の感触を手だけではなく、体全体で感じます。みんなとても良い表情をしていました。やはり、自然とふれあうと、気持ちが安定します。
       泥に足をとられて、滑る園児も、また楽しそうでした。

      【これは、だれかな?】
    • メダカ誕生!

      2025年6月9日
         朝、幼稚園に来てみると、メダカのビオトープで採取した卵が孵化していました。今頃の気温だと、孵化までに20日くらいかかると言われているので、こんなに早く卵から孵るのは驚きです。
         何匹いるか数えます。とても小さくて目で追うのも難しい。子供たちもよく観察しています。
         写真を掲載しますが、体長2ミリ程度の幼魚は園のカメラでは、よく写りません。視力検査のようです。
         別の器に入れましたが、12匹くらいいました。
      •  ばら組さんで行われていた教育実習が、6月6日で終了しました。教育実習の先生は、園児から大人気だったので、お別れは感動的なものでした。
         園児たちは、自分や実習生の絵を描いて、プレゼントしました。
         最後に記念の集合写真。豊西幼稚園での経験と思い出を大切にして、浜松の幼稚園教諭になってください。
      • クワガタムシ現る

        2025年6月7日
           金曜日、ばら組さんが園庭に出て、「ダンゴムシ」を探していると、「クワガタだ!」という声。まさかクワガタはいないだろうと思って近寄ってみると、いました!
           園児たちは、恐る恐るカップに入れます。蝶の幼虫のように葉っぱを食べるのか試します。
           次に、ダンゴムシのように枯葉を食べるのか様子を見ます。最初は触れませんでしたが、少し慣れてツンツンしだしました。
           園庭にクワガタが出現するなんて、やはり豊西の自然は豊かで素晴らしいですね!
        •  今日は、あそボールの日。地域の方とボール運動をしました。
           まずは、準備体操から。次にボール送りゲームやボールをバトンにしたリレー、それからボール投げやバッティング練習をして、最後はボールキャッチの練習をしました。
           地域の方とふれあいながら、楽しく汗をかくことができました。

          【ばら組さんの様子】
          【そら組さんの様子】
        •  今日、そら組さんとばら組さんが、「さつまいものつるさし」を行いました。日差しが強いので、こまめに水分補給しながら作業を進めました。
           豊西幼稚園の近くにの方の畑に、「つるさし」をします。じゃがいもを収穫したところと同じ畑です。畑を所有されている方が、耕し、畝を作り、マルチを掛けてくださいました。このような、地域の方の御協力のおかげで、保育が助かっています。
           まず、さつまいものつるをどのように植えるのか説明を聞きました。
           一人2本ずつ、つるをさしました。とても充実した表情をしていました。つるさしした後は、ペットボトルに入れて持ってきた水をかけました。
           最後に、「大きくなーれ」とおまじないをしてから、畑を見守ってくださっている御家庭に、しっかりお礼を言って帰園しました。秋の収穫が楽しみです。
        • 預かり保育の学び

          2025年6月4日
             豊西幼稚園には、「預かり保育」があります。これは、子育て支援の一環でもあります。
             この預かり保育は、異年齢の園児の交流から生まれる遊びを通して、通常とは違った学びがあります。

             子供たちが、真剣に見入っている先にあるものは?
             蝶の幼虫が、次々に蛹に変わっています。
             紙飛行機の折り方も、年長さんに教わります。
             ダンスもみんなで考えます。
          • 夢をはぐくむために

            2025年6月3日
               本日は、自治会長、民生委員、主任児童委員をお招きして、第1回「夢をはぐくむ園づくり推進協議会」を開催しました。
              本事業は、市から頂いた事業費を活用して、豊西幼稚園の教育活動を補完することで、地域全体で園づくりを推進していくものです。今日の会議で、園の方針や予算について承認いただきました。
               メジャーリーガーやJリーガーになりたい小学生はたくさんいます。しかし、中学生、高校生と年齢が上がるにつれてその数は少なくなっていきます。「夢」は年齢とともに変わっていくものです。浜松市では、「キャリア教育」が推進されてきましたが、中学生になるころは「夢と現実を折り合わせる力」が大切になってきます。だからこそ、幼稚園児には、大きく夢をはぐくんでもらいたいものです。
               豊西幼稚園では、大きく「夢をはぐくむ」ために、ごっこ遊びなどを通して、自分のやりたいことを思う存分取り組ませています。自分の好きなものを見付けたり、想像力や好奇心、主体性を育てたりするためです。夢中で何かを探求する子供の姿は、いつも素敵です。
               委員には、保育の様子も参観いただました。委員が教室に入ると、園児たちはすぐに近寄り、挨拶をしたり、体に触れたりします。これは、地域の方に親近感をいだいているからであり、地域と園の良好な関係を物語っています。
               また、委員の方から、今年も「おー川」にかるがもが飛来したという、とても嬉しい御報告がありました。園児たちと観察に行きたいと思います。
            • アンパンマンの教え

              2025年6月2日
                 「強いからヒーローなんじゃない 喜ばせるからヒーローなんだ。」 
                 現在放映中の朝ドラは、「アンパンマン」の作者として知られる「やなせたかし」の人生をテーマにして制作されています。最初に掲げた言葉は、「やなせたかし」の名言です。
                 「ウルトラマン」「仮面ライダー」「セーラームーン」「プリキュア」考えてみればいつの時代にもヒーローヒロインはいました。そんなヒーローと比べて「アンパンマン」はあまり強そうではありません。では、ヒーローとはどのような人でしょうか?
                 共通することは、利己的ではない、自分勝手ではないということです。ヒーローは、自分のために動きません。「利他的」な行動をします。
                 やなせたかし氏は、「本当の正義の味方は、戦うより先に、飢える子供にパンを分け与えて助ける人だろう。」とも言っています。
                 うさぎ組さんは、「アンパンマンのマーチ」をよく踊っています。園児は、「アンパンマン」が大好きです。「アンパンマン」をとおして、みんなのために準備したり片付けをしたりできる、利他的な感性を身に付けさせたいと考えています。

                 「なんのために生まれて 何をして生きるのか」
                 アンパンマンのテーマソングの歌詞にもありますが、生きる喜びや充実感を味わえる人生を送ってほしいと願っています。