2025年6月

  • 預かり保育の学び

    2025年6月4日
       豊西幼稚園には、「預かり保育」があります。これは、子育て支援の一環でもあります。
       この預かり保育は、異年齢の園児の交流から生まれる遊びを通して、通常とは違った学びがあります。

       子供たちが、真剣に見入っている先にあるものは?
       蝶の幼虫が、次々に蛹に変わっています。
       紙飛行機の折り方も、年長さんに教わります。
       ダンスもみんなで考えます。
    • 夢をはぐくむために

      2025年6月3日
         本日は、自治会長、民生委員、主任児童委員をお招きして、第1回「夢をはぐくむ園づくり推進協議会」を開催しました。
        本事業は、市から頂いた事業費を活用して、豊西幼稚園の教育活動を補完することで、地域全体で園づくりを推進していくものです。今日の会議で、園の方針や予算について承認いただきました。
         メジャーリーガーやJリーガーになりたい小学生はたくさんいます。しかし、中学生、高校生と年齢が上がるにつれてその数は少なくなっていきます。「夢」は年齢とともに変わっていくものです。浜松市では、「キャリア教育」が推進されてきましたが、中学生になるころは「夢と現実を折り合わせる力」が大切になってきます。だからこそ、幼稚園児には、大きく夢をはぐくんでもらいたいものです。
         豊西幼稚園では、大きく「夢をはぐくむ」ために、ごっこ遊びなどを通して、自分のやりたいことを思う存分取り組ませています。自分の好きなものを見付けたり、想像力や好奇心、主体性を育てたりするためです。夢中で何かを探求する子供の姿は、いつも素敵です。
         委員には、保育の様子も参観いただました。委員が教室に入ると、園児たちはすぐに近寄り、挨拶をしたり、体に触れたりします。これは、地域の方に親近感をいだいているからであり、地域と園の良好な関係を物語っています。
         また、委員の方から、今年も「おー川」にかるがもが飛来したという、とても嬉しい御報告がありました。園児たちと観察に行きたいと思います。
      • アンパンマンの教え

        2025年6月2日
           「強いからヒーローなんじゃない 喜ばせるからヒーローなんだ。」 
           現在放映中の朝ドラは、「アンパンマン」の作者として知られる「やなせたかし」の人生をテーマにして制作されています。最初に掲げた言葉は、「やなせたかし」の名言です。
           「ウルトラマン」「仮面ライダー」「セーラームーン」「プリキュア」考えてみればいつの時代にもヒーローヒロインはいました。そんなヒーローと比べて「アンパンマン」はあまり強そうではありません。では、ヒーローとはどのような人でしょうか?
           共通することは、利己的ではない、自分勝手ではないということです。ヒーローは、自分のために動きません。「利他的」な行動をします。
           やなせたかし氏は、「本当の正義の味方は、戦うより先に、飢える子供にパンを分け与えて助ける人だろう。」とも言っています。
           うさぎ組さんは、「アンパンマンのマーチ」をよく踊っています。園児は、「アンパンマン」が大好きです。「アンパンマン」をとおして、みんなのために準備したり片付けをしたりできる、利他的な感性を身に付けさせたいと考えています。

           「なんのために生まれて 何をして生きるのか」
           アンパンマンのテーマソングの歌詞にもありますが、生きる喜びや充実感を味わえる人生を送ってほしいと願っています。