今日は、「トトロの森」さんによる読み聞かせがありました。
そら組さんの本は、『けんかのきもち』でした。最近、そら組さんでは友達同士で意見が合わず、話し合う場面が増えてきました。意見が合わないというのは、自分の考えを持てるようになっているということなので、もちろん良いことです。そんなそら組さんにぴったりの本で、しっかり聴くことができました。
ばら組さんは、『これはすいへいせん』でした。もちろん「back number」の曲の歌詞ではありません。昨年亡くなられた、現代詩の巨星「谷川俊太郎」さんの絵本です。谷川俊太郎さんは、『鉄腕アトム』の主題歌の作詞や『スイミー』の翻訳なども手掛け、子供のための作品を多く残しています。
4歳児には少し難しい内容でしたが、集中して耳を傾けている園児が多く、「おもしろかった」という声が聞かれました。
「読み聞かせ」は、言葉を覚えたり、文章を理解する力を伸ばしたりするだけでなく、想像力を豊かにする効果があると言われています。一緒に本を読むことで、親子のコミュニケーションが増えて、信頼関係が築かれ、家族のきずなが深まることも期待できます。ぜひ御家庭でも「読み聞かせ」をお願いします。