2025年

  • 台風一過

    2025年9月5日
       本日午前中、うさぎ組さんでは、読み聞かせをしていました。園児たちは、物語の世界に入り込んでいました。
       読み聞かせが終わってしばらくすると、急に幼稚園のすべての教室の電灯が消えてしまいました。園児たちは、少しびっくりしたようですが、泣き出したり、パニックになったりする子はいませんでした。むしろ少しワクワクしている園児もいました。
       職員は、トイレの水は流れるか確認したり、他の機関と連絡をしたりして、対応に追われていたので、残念ながらその時の写真はありません。15分程度の停電でしたが、エアコンが止まり、すごく長い時間が経ったように感じました。
       停電が終わると、何事もなかったように、活動に取り組んでいました。うさぎ組さんは、ブドウを製作しました。今までより、たくさんの糊を使う製作でした。とても、おいしそうにブドウが出来上がり、職員に見せてくれました。 
       降園時間直前には雨が上がり、厚い雲の中央に「台風の目」らしき円い青空が見えました。そら組さんが、テラスに出てまぶしい空を見ていました。
    • 運動会の練習

      2025年9月4日
         本日は、雨天のため、残念ながら、予定していた「豊田川探検」は見送ることとしました。9月12日(金)に延期します。
         雨で、園庭は使えませんでしたが、9月1日から始めている運動会の練習を遊戯室で行いました。園だよりにも書きましたが、今年もパラバルーンを実施します。その曲は、まだ発表していません。どんな曲になるか楽しみにしていてください。
         
      • プールの思い出

        2025年9月4日
          ピストルがプールの硬き面にひびき 山口誓子 

           「プール」は「海」と比べて、歌の歌詞や詩歌の題材になることは少ないのですが、その中でも、この俳句は有名ですね。9月9日のプール納めを前に、ばら組さんがプールの思い出を絵画製作で表現しました。こうすることで、達成感や季節感を味わい、記憶として定着させていくことができます。
           もう一句、ばら組さんにぴったりな俳句の紹介。

          教室と別の貌持ちプールの子 田中由子
           プール好きな園児が多く、いつも以上に夢中の遊んでいる子、前向きにチャレンジする子がいて、プールで大きく成長しました。
        • 第1号

          2025年9月3日
             9月1日より、令和8年度の公立幼稚園「募集要項」「入園願」等を配付しています。本日、来年度入園を検討されている方が、「募集要項」「入園願」を取りに来てくださいました。豊西幼稚園第1号です!園の様子も見学いただきました。
             本園への入園を希望される御家庭は、「募集要項」等を園で受け取り、10月1日(水)から10月15日(水)の間に受付をお願いします。なお、10月6日(月)は運動会の代休で幼稚園が休園となるので、受付はその日以外でお願いします。
             また、お近くで来年度入園対象の未就園児(令和4年4月2日から令和5年4月1日生まれ)がいらっしゃる御家庭がありましたら、お声掛けをお願いします。
             
          • 酷暑

            2025年9月2日
              人間に火星近づく暑さかな 萩原朔太郎
               この句は、詩人萩原朔太郎の句です。「人間」に「火の玉」のような星が近づいてくるイメージで、暑さの中に不気味なものを感じます。9月になっても猛暑続きで、日本の夏はどうなってしまうのだろうかと、近年の気象は不気味さを増していますね。
               多くの小学校では、2学期に水泳の授業は行いません。でも、豊西幼稚園のプール納めは、9月9日です。今日も、猛暑を吹き飛ばすかのように、園児たちはプール遊びを楽しんでいました。

              【そら組さんの様子】
               【ばら組さんの様子】
               園だよりで、「知っている」知識よりも、「使える」知識の方が大切だということを書かせていただきました。教育現場では、知識を使えるようにすることを「駆動する」などと言います。それに対して、「江戸幕府が開かれたのは何年?」「1603年」と一問一答形式で答えられる「知っている知識」を、「宣言的知識」と言います。大人になってから重要なのは、「宣言的知識」ではなく「駆動する知識」の方です。
               知識にはもう一つあって、「箸の使い方」「着替えの仕方」「トイレの仕方」「自転車の乗り方」など、通常ではノウハウと呼ばれる知識があります。この知識を教育界では、「手続き的知識」などと言います。この「手続き的知識」は「主体的・対話的で、深い学び」とは言えませんが、その前提として必要な知識です。年少期に「手続き的知識」を一人一人のペースで身に付けていきたいですね。今日は、「身体測定」「プール」などがありましたが、うさぎ組さんも、お着替えの時に、きれいに服をたためる子が多くなりました。
              【うさぎ組さんの様子】
            •  「天災は忘れたころにやってくる」
               これは、夏目漱石に弟子であり、科学者でもある寺田寅彦の言葉だと言われています。かつてはよく耳にしたこの言葉も、異常気象を含め、頻繁に災害が起こる現在ではあまり聞かれなくなりましたね。
               今日は、防災の日。いつ起きるともわからない災害の時のために、「静岡県西部地域局危機管理課」の方をお招きして、「防災ダッグ」という防災講座を実施しました。「防災ダッグ」とは、災害時に気を付けるべきことを、分かりやすく動物のポーズで示したものです。
               御家庭でも、地震の備えや登園ルートの危険個所などを、お子さんと一緒に確認して防災意識を高めるといいですね。
            • 初日から欠席0!

              2025年9月1日
                 9月になっても暑い日が続きますが、今日から2学期が始まりました。久しぶりの登園ということもあって、保護者と別れ難く涙ぐむ子や機嫌がやや斜めの子もいましたが、なんといっても、欠席0は素晴らしい!
                 始業式では、みんな元気に登園してくれて嬉しかったということや、2学期に行われる大きな行事等についてお話ししました。みんなとてもよく聴いていましたよ。
                 そら組さんの代表者による夏休みの振り返りでは、旅行の思い出や2学期にプールを頑張りたいことなどを話してくれました。
                 最後に、ダンスの練習。うさぎ組さんはまだ知らないダンスです。これは、運動会で踊るかもしれませんが、まだまだ練習が必要です。
              •  7月は、保護者の皆さんとそら組の園児が触れ合う機会が多くありました。保護者の皆さんと活動するとき、園児はとてもうれしそうで、いつも以上に笑顔がはじけていました。そして、保護者の皆さんの御協力に感謝申し上げます。
                 特に今年復活した「カレーパーティ」は、心に残る一日となりました。皆さん、とても良い表情をしていますね。
                 「夏まつり」も、園児たちは大喜びで大成功でした。一生や飾り付け、ゲーム、プレゼントなど、どれも予想以上(?)に素晴らしい出来栄えで、保護者の皆さんのエネルギーに感動しました。
                 室内遊びでは、少しずつクオリティが上がっていますし、下級生への説明も上手になっています。外遊びでは、熱い7月でしたが、シャボン玉等で元気に遊ぶことができました。1学期の片付けまでしっかりやりましたよ。
                 野菜の収穫が始まり、栽培にも関心が出てきました。
              •  8月27日から、後半の夏季保育が始まっています。27日には、久しぶりの登園でおうちの方とのお別れが寂しくて、涙ぐみ子もいました。9月1日の始業式もそうかな?
                 しかし、こあらのお友達が集まってくると、みんな元気に。今日は、年長さんの作った「射的ゲーム」で遊んでいました。様子をうかがうと、ルールを年長さんが決め、下級生に教えています。昭和の町の公園で見られたような風景が、そこにはあります。
                 プールでも、3学年一緒になって楽しんでいました。
                 ここからは、6月7月の様子です。
                 決められた保育のメニューがあるわけではないので、室内遊びも自分たちで工夫します。年長さんが教える場面がやはりたくさんあります。
                 屋外では、ブランコや遊具で遊びますが、「だるまさんが転んだ」などが自然的に発生し、仲良く遊ぶ姿も。
                 特に生き物については、多くの園児が関心をもっています。捕まえたり、飼育したり、調べたり、とても意欲的な学びの姿が見られました。
              •  暑くそして、短かった7月。しかし、ばら組さんは7月も大きく成長しました。4月に比べ、先生の話をとてもよく聞けるようになりました。ばら組さんは、みんな園に居場所があり、教室に安心感で包まれているような雰囲気があります。
                 七夕会のお願いごとには、ごっこ遊びで体験したことを踏まえて、将来の職業について夢を書いている子もいました。
                 カレーパーティーには、ばら組さんが収穫したタマネギを使いました。カレーパーティー当日のばら組さんの役割は、皮むきです。でき上がったカレーはとてもおいしく、みんなお代わりをしていました。カレーパーティーで残ったタマネギは、そら組さん、うさぎ組さんにプレゼントしました。
                 カレーのおいしさが鮮明なうちに、カレーの絵の製作をしました。絵の具にカレー粉を混ぜたので、絵からカレーの香りがします。それ以外の製作でも、集中力が増してきました。
                 夏まつりでは、心の底から楽しんでいる表情が見られました。
                 ばら組さんの成長が特に感じられたのは、プールでの活動です。プールの苦手な子も、周りの友達の影響を受けて、全員が顔をつけることができるようになりました。プールで自信を付けた子たちは、その他の生活の場面でも表情が明るくなっています。
                 何より、担任との触れ合う時の表情に、園児たちの安心感が感じられます。