いのちについて考える日

2022年6月15日
    一昨日のブログで不具合が発生したので、一度削除して掲載し直します。
    6月13日は【命について考える日】として、校長先生がお話をしてくださいました。


    今日は、二つの話をします。

    一つはマスクについて、もう一つは<命について考える日>の話です。

    まずマスクについて、2週間ほど前に、さくら連絡網でおうちの方に学校生活におけるマスク着用についてのお知らせをしました。

    国が決めている基準を表にしたものです。
    これによると、マスクをする、しないを判断する基準のポイントは3つ
    ・身体的距離が確保できるか
    ・屋内か屋外か
    ・会話があるかないか



    これらのことについて、1つずつ確認をしました。
    マスクをする、しないということについては、医者や感染症対策の専門家であっても考えが違う場合があるようです。
    どういう場合にどうしたらよいか、ということは、人によって考えが分かれるところでもあります。
    だからこれらは、決して強制ではありません。

    ここからぜひ必ず心にとめておいてほしいことを4つ話します。
     



    ここからは、「命について考える日」の話をします。
    知っている人も多いと思いますが、浜松市の小中学校においては、市内一斉に6月12日は、「命について考える日」となっています。

    2012年6月12日、浜松市の中学2年生がいじめを受けていたことに苦しみ自ら死を選んだことから、2度とこのような悲しい出来事が起こらないように、自分の命、他者の命について、その大切さ、重さについて考える日としました。

    人は一人では生きていけないとよく言いますね。
    誰もが、誰かの人生とかかわりながら生きています。
    一人きりなら乗り越えられないことも、友達がいたから乗り越えられた、と思うような経験をしたことがある人がいるでしょう。
    特別なことでなくても、普段から挨拶を交わしたり、仲間と力を合わせ一つのことに取り組んだりして、皆さんはたくさんの人と心を通わせ、人を思いやることを学び成長しています。
    こうして成長することは、だれもが持っている「自分らしく生きる権利」なのです。

    では、逆に、助けてくれるはずの友達が自分を傷つけ、自分の存在を否定したら、どうでしょう。
    決して乗り越えられない心の傷を負うかもしれません。

    先ほど、マスクについての差別やいじめは許さないと言いましたが、もし今、だれかの悪口を言ったり、友達を仲間外れにしたりしている人がいたら、すぐにやめなさい。

    「命について考える日」にあたり、誰もが持っている「自分らしく生きる権利」を奪うような卑劣な行為は、絶対にしてはいけないということを、改めて皆さん一人一人の心に刻みこむことを願います。

    そして、もし、今辛い思いをしている人がいたら、すぐに近くにいる大人に伝えてください。
    天竜中の先生たちは、皆さんの話に耳を傾け、皆さんを全力でサポートしようと思っている先生たちばかりです。
    信頼してください。
     

    今から、一冊の絵本を読みます。

    少年と三本足の犬の話です。

    これを自分と自分にとって大切な友達や家族との話だと思って聞いてください。
    ↑イメージ図↑
    校長先生のお話を聞いた後に、思ったこと・考えたことを書いて、一人一人が「いのち」について真剣に考えたねlaugh

    来週の月曜日の道徳の時間では、学年ごとにテーマを決めて”いじめ”について学習しますlaugh