学校保健委員会 講演会

2024年11月29日
    本日、5,6時間目の学校保健委員会で、太田智樹さんによる講演会が行われました。

     太田智樹さんは浜名中学の出身で、中学校から陸上を始め、3年生の時には、全日本中学陸上競技選手大会3,000mで優勝し、ジュニアオリンピックでは、3,000mで大会新記録を出して優勝されました。その後、日体高校、早稲田大学に進学されました。早稲田大学では、お正月にテレビで放送されている箱根駅伝に、4年連続で出走し、2年生から4年生の時には、各大学のエースが集まる花の2区を走られました。現在は、トヨタ自動車陸上長距離部に所属して、たくさんの大会に出場して結果を出されています。
     
     今日の講演会では、太田智樹さんが今まで経験してきた中で得られたものや考え方、大切にしていること、オリンピックの裏側エピソードなどをお話してくださいました。順風満帆な中学時代から結果の出ない高校時代、怪我に悩まされた大学時代を経て、オリンピック出場を果たされた紆余曲折の陸上人生、何度もやめたいと思ったけれど、それでも続けていく中で大切にされている5つのことを教えていただきました。
     1.楽しむ
     2.夢、目標を持つ
     3.壁をつくらない
     4.感謝の気持ちを持つ 
     5.当たり前のことを当たり前にできるようにする

     また、長距離走のコツは怪我をせず、毎日練習を継続することだと仰っていました。どんなこともコツコツと続けることが力になるということが分かったと思います。高台中の生徒たちも太田さんのように勉強や部活動、日々の学校生活で嫌なことや辛いことがあっても、これらのことを大切にして乗り越えてほしいと思います。