2025年

  •  12月1日(月)に7年2組にて、英語科の研究授業を行いました。
     当日は、浜松市教育センターから指導主事の先生にも御来校いただき、貴重な御指導を賜りました。

     今回の授業は、「Here We Go! 1 Daily Life Scene4 道案内」の単元(全4時間)の2時間目にあたり、子供たちが「最適なルートを判断し、条件に合った英語表現を検討することができる」ことを目標としました。
     子供たちは、ALTの先生が浜松駅へ向かうという設定で、道案内プランを考えるという課題に取り組みました。
     課題設定の工夫として、最短ルートを教えるのではなく、「1時間以内に浜松駅に着く」という時間制限を加えました。ALTの先生の「やりたいこと」として、「甘いものを食べたい」「動物を見たい」「景色を楽しみたい」などの条件カード(全6種類)を一人1枚受け取りました。
     同じ地図上でも、条件によって子供たち一人一人が異なるルートを考え、そのルートを伝えるための英語表現を検討しました。これは、子供が「どうすればALTの求める条件を満たせるか」を思考・判断し、自分に合った学びを進める「個別最適な学び」につながる工夫でした。
     自分の考えたルートを地図に書き込んだ後、同じ条件カードを持った子供たち同士でグループになり、道案内の表現や、ALTの先生が喜ぶであろう「このケーキ屋さんは素敵ですよ (This cake shop is very nice.)」といった追加情報を教え合い、確認し合う活動を取り入れました。
     この際、子供たちはタブレット型端末で友達の考えたルートを確認したり、質問や相談をしたりするなど、クラウドを活用して学びを深めることができました。
     子供たちからは「同じ条件でも違うルートを選んでいる子がいて面白かった」「友達の追加情報を真似したい」といった、多様な考えに気付く(協働的な学び)ことの喜びを語る振り返りが見られました。
     本校の研究主題である「9年間をつなぐ学び舎の創造 〜見方・考え方を働かせて〜」、および浜松市が推進する「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実」 を意識した授業デザインとなりました。
     子供たちは「コミュニケーションを行う目的や場面、状況等に応じて情報を整理」し、ALTの先生のために最適なルートを再構築するという、英語科特有の「見方・考え方」をフルに働かせていました。
     自分の考えを深めたり、広げたりするためのツールとして、タブレット型端末(クラウド)が自然な形で活用されていました。指導主事の先生からも、生徒たちが生き生きと課題に取り組み、互いに学び合う姿について評価をいただきました。

     今後も、子供たちが「分かった!」「できた!」と実感できる授業づくりを目指し、教職員一同、研修に励んでいきたいと思います。
  •  12月1日(月)に4年1組において国語科の研究授業を実施しました。当日は、浜松市教育センターの指導主事にも御来校いただき、授業研究において貴重な御指導をいただきました。

     本校の校内研修は、「9年間をつなぐ学び舎の創造 ~見方・考え方を働かせて~」を研究主題としています。児童生徒が各教科等の見方・考え方を働かせ、学びの手応えを感じ、確かな自信を育んでいけるよう、授業改善に取り組んでいます。
    今回の4年生の授業の単元名は、『つながりを見つけながら読み、ブックレビューを伝え合おう~「友情のかべ新聞」~』です。この単元では、単に読書に親しむだけでなく、必要な知識や情報を得ることに役立つと気付くこと、そして、場面の移り変わりと結び付けて具体的に想像することを目指しています。特に、「なぜだろう」と思う登場人物の行動や様子について、他で書かれていることと結び付け、伏線と結び付けながら読むことが本単元の学習内容です。

     本時では、「友達と意見を交流することを通して、「東君」と「西君」との関係や気持ちの変化について、手掛かりとなる複数の叙述を結び付けて具体的に想像する」ことを目標としました。
    導入段階では、子供たちが物語の世界に引き込むことができるように「東君」と「西君」はどのようなところが正反対なのか、そして「2人は本当に仲良くなったのかな」という問いを投げ掛けました。
     本時の中心的な発問は、「『東君』と『西君』が仲良くなったのは何曜日だろう。」という、子供たち同士で考えのずれが生まれるものでした。この発問は、子供たちに「考えてみたい」「友達の意見を聞いてみたい」という対話の必要感をもたせ、「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的充実を図るための工夫でした。
     子供たちは、「木曜日だと思う」「金曜日だと思う」「最後の月曜日だと思う」など、様々な意見を出しました。単に意見を出すだけでなく、「叙述をもとに考える」ことを徹底し、意見の根拠や理由を尋ねることで、本文を根拠に考える力を高めました。これは、国語科の「言葉と言葉との関係を、言葉の意味、働き、使い方等に着目して捉えたり問い直したりして、言葉への自覚を高める」という見方・考え方を働かせることにつながっています。
     振り返りでは、ある子供が「友達が『おたがいから目をはなせなくなり』と書いてあると言っていて、水曜日まではお互いを見はっているから、木曜日から仲良くなり始めているのかもしれないと考えが変わりました。」と記述し、友達との対話を通して、複数の叙述(伏線)を結び付けながら自分の考えを深める姿が見られました。

     今回の授業では、複数の叙述のつながり(伏線)を探しながら読むという、小説(ミステリー)ならではの爽快感を味わうとともに、教科の特質とねらいを明確にした上で、「比較する」「理由付ける」「関連付ける」などの「考えるための技法」を活用する学習活動を工夫し、対話の活性化を図ることができました。
     今後も、子供たちが「なぜだろう」「そういう考え方もあるのか」といった実感や納得を伴った学びを積み重ね、「確かな自信」を育んでいけるよう、9年間を見通した研究を継続していきたいと思います。
  • 修学旅行2日目
    コース別学習
    ・江戸切子体験コース
    ・食品サンプル体験コース
    ・国立科学博物館コース
    浅草散策
  • 修学旅行1日目。
    国会議事堂→東京タワー→東京ディズニーランド
  • 11月26日(水)、3年生が社会科「くらしを守る~火事からくらしを守る~」の学習の一環として、「スクール119」を実施しました。今回は、地域の安全を支える西消防署庄内出張所の消防士さんを講師にお招きし、講話と見学の2部構成で学びを深めました。

    【2校時:現役消防士さんから学ぶ「現場の声」】
    まずは教室にて、消防士さんから「消防士の一日」や「消防の仕事」についてお話を伺いました。
    24時間体制で私たちのまちを守る過酷さや、出動がない時でも訓練や点検を欠かさないプロフェッショナルな姿勢に、子供たちは真剣な眼差しでメモを取っていました。「いつ起きるかわからない火事に備える」という言葉の重みが、子供たちの心に響いている様子でした。
    【3校時:緊急車両の見学「本物の迫力」】
    続いて、西消防署庄内出張所へ移動しました。目の前で見る消防車や救急車の大きさ、はしご車の高さ、そして装備の複雑さに子供たちは大興奮。また、実際の消防服の試着体験もさせていただきました。ずっしりとした重みを感じた子供たちからは、「こんなに重い服を着て活動するなんてすごい!」と、驚きの声が上がっていました。
    教科書だけでは分からない「本物」に触れ、自分たちのくらしが多くの人々に守られていることを実感する、貴重な一日となりました。

    お忙しい中、熱心に御指導いただいた西消防署庄内出張所の皆様、本当にありがとうございました。

     
  • 11月26日(水)、2年生を対象に「ストーリーテリング(素話)」の会を実施いたしました。今回の講師としてお招きしたのは、西遠地区の小中学校や幼稚園等で長く活動されている「ちいさなおなべの会」の皆様です。
    「素話(すばなし)」とは、普段の読み聞かせや紙芝居とは異なり、本や絵を使いません。語り手が物語を覚え、その言葉だけで語る形式のことです。
    視覚的な情報がない分、子供たちは耳から入る言葉を頼りに、自分自身の頭の中で情景を描き、お話の世界に入り込んでいきます。この活動には、子供たちの「聞く力」や「想像力」を育むというねらいがあります。

    今回は教室の机を移動させ、子供たちは床に座って、語り手の方を向いて聞きました。
    部屋の明かりやカーテンを調整し、中央のテーブルには、1本のろうそくが灯されました。
    ろうそくのやわらかな灯りの中、静寂に包まれた教室で語り手の方の声が響き始めると、子供たちの表情は真剣そのもの。物音がない集中した環境の中、どの子も物語の展開にハラハラしたり、笑ったりしながら、夢中になって聞き入っていました。私たち教員も子供たちと一緒になって、物語の世界を楽しませていただきました。
    【「ちいさなおなべの会」について】
    今回お越しいただいた「ちいさなおなべの会」というお名前は、グリム童話の『おいしいおかゆ』に由来しているそうです。物語の中の小さなおなべからおかゆがあふれ出るように、「たくさんのお話があふれるように語れたら」という願いが込められています。その願いのとおり、子供たちの心にお話があふれるすばらしい時間をありがとうございました。

    なお、本日は1年生も同様に実施する予定でしたが、学年内でのインフルエンザの感染拡大防止のため、誠に残念ながら実施を見送ることとなりました。楽しみにしてくれていた1年生の皆さんには申し訳ありませんが、体調管理を最優先としての判断となりますので、御理解いただけますと幸いです。

     
  • 11月25日(火)に、5年生の家庭科で「ごはんとみそ汁」の調理実習が行われました。日本の伝統的な日常食であるこの二品を通して、子供たちは日本の食文化の基本と、調理の段取りの大切さを学びました。

    今回の実習では、普段家庭で使われる炊飯器ではなく、耐熱ガラス鍋を使ってごはんを炊きました。水の中で対流が起こり、次第にお米の粒が大きく膨らんでいく様子や水気がなくなり、プチプチと音を立てながら水分が蒸発していく瞬間をガラス越しに、じっくりと観察することができました。子供たちは「こんな風になっていたんだ!」と多くの発見があったようです。教科書で学ぶだけでなく、五感をフルに使って調理を体験する貴重な機会となりました。

    みそ汁づくりでは、和食の味の決め手となる「だし」についても深く学びました。今回は、グループごとに煮干し、昆布、かつお節のいずれかからだしを取り、それぞれ風味の異なるみそ汁を調理しました。だしを取る手間を経験することで、素材から出る「うま味」の役割を実感したり、異なるだしでできたみそ汁の香りを比べ、「だし」によって香りが大きく変わることに気付いたりしました。「やっぱり、だしを取ると全然違うね!」という声が聞こえ、和食の奥深さに触れることができました。

    今回の実習の大きな目標の一つに、「調理計画(段取り)を立て、手際よく作業する」ことがありました。
    「ごはんは炊きあがるまでに時間がかかる」「みそ汁は手早く仕上げたい」という調理の特性を理解し、ごはんが炊きあがるタイミングに合わせてみそ汁を完成させるよう、グループで役割分担と手順を確認しながら調理を進めることができました。
    時間を意識し、協力しながら作業を進める中で、計画を立てることの重要性を体で覚えたようです。

    自分たちで炊いたのごはんと、だしから取った風味豊かなみそ汁を味わう子供たちの表情は、達成感に満ち溢れていました。
    この実習を通して学んだ、和食の基礎や段取り力は、今後の生活の中で必ず役立つことでしょう。御家庭でも、ぜひ今回の体験について話題にしていただければと思います。

     
  • 11月21日(金)に中4B組で研究授業を行いました。
    本校では、「9年間をつなぐ学び舎の創造 ~見方・考え方を働かせて~」を研究主題に掲げ、子供たちが自らの学びを深められる授業づくりに取り組んでいます。今回の中4B組の授業も、その実践の一つです。

    今回の学習テーマは「クリスマス会をしよう」です。ただのイベント準備ではありません。この単元には、準備や運営を通して「自分のできることや得意なこと」に気付き、友達と協力し合うという大切なねらいがあります。授業の中心としては、「好き・得意グラフ」を使った役割分担の話合いです。
    本校が今年度重点を置いているクラウドの活用が、ここでも光っていました。
    子供たちはタブレット型端末(オクリンクプラス※)を使い、自分の「好きなこと・嫌いなこと」「得意なこと・苦手なこと」を座標軸に整理した「好き・得意グラフ」を作成・共有しました。
    「自分は話すのが好きだから司会をやりたい」
    「〇〇さんは集中して作業するのが得意だから、景品づくりが向いているんじゃない?」
    このように、グラフでお互いの特性を「見える化」することで、自分自身の役割を主体的に考えたり、友達の良さを認め合ったりする姿が見られました。
    苦手なことがあっても、誰かの得意がそれを補う。「違い」があるからこそ協力できるということに気付く、温かい時間が流れていました。

    9年生(学園リーダー)から7年生までが在籍する中4B組。異年齢の集団の中で、一人一人が自分の役割に責任をもち、認め合いながら成長していく姿は、小中一貫校である本校が目指す「9年間をつなぐ学び」そのものです。
    クリスマス会本番に向け、中4B組の子供たちがどのように協力し、準備を進めていくのか、今からとても楽しみです。

    ※オクリンクプラスとは・・・
    児童生徒が学校で使用する「デジタルの学習ノート」や「発表ツール」のようなものです。タブレット型端末を使って、自分の考えをまとめたり、友達と意見を交換したり、教師に提出したりと、様々な学習活動に活用できるツールです。
    これまでのノートや発表資料の作成が、タブレット型端末上でよりスムーズに、そして楽しくできるようになりました。この「オクリンクプラス」は、ベネッセコーポレーションが学校向けに提供している学習支援ソフト「ミライシード」の中の主要なアプリです。児童生徒が主体的に学び、思考力を高めることを目的として開発されています。

     
  • 11月18日(火)、2年生が生活科の学習として「町たんけん」に出かけました。

    今回の学習は、教室を飛び出し、実際に庄内地区の様々な場所を訪問、利用させていただく活動です。自分たちの住む庄内地区にはどんな場所があるのか、自分たちの生活とどのように関わっているのかを肌で感じ、「地域の人々への親しみ」や「安全な生活・適切な接し方」を学ぶことを大切にしています。

    御協力いただいたのは、龍泉寺、ぐーちょきパン、ヴィラバカンス浜名湖、舘山寺郵便局の4か所です。

    「行ってきます!」と元気に出発した子供たち。お店や施設の方々に元気よく挨拶をし、少し緊張しながらも質問をする姿が見られました。
    「ここにはこんな秘密があったんだ!」「お店の人はこんな気持ちで働いているんだね」
    と、普段何気なく通っている場所でも、新しい発見に目を輝かせていました。
    学校に戻ってからは、それぞれのグループが見つけた「発見」をみんなで共有しました。
    「また行ってみたい!」「今度はお家の人と行く!」といった声もあがり、自分たちの住む庄内地区がもっと好きになったようです。

    お忙しい中、2年生の子供たちを温かく迎え入れ、貴重な体験をさせてくださった各施設の皆様、本当にありがとうございました。
  • 本日11月27日(木)、6年生が待ちに待った修学旅行へ元気に出発しました。
    行き先は東京方面。子供たちの思い出に残る2日間の始まりです。
    出発に先立ち、昨日26日(水)には出発式を行いました。
    校長先生からは「みんなで楽しめる修学旅行にしましょう」というお話があり、子供たちも真剣な眼差しで聞いていました。
    また、今回の修学旅行のスローガンは、「見て学んで 知識と心 みんなで作る修学旅行」です。
    式の中では代表児童2名が、このスローガンのもと、今回の修学旅行での目標を発表してくれました。

    今朝は6時10分という大変早い集合時刻でした。保護者の皆様におかれましては、早朝からの準備や送迎など、多大なる御協力をいただき心より感謝申し上げます。
    おかげさまで、遅れることなく集合し、予定通り6時30分にバスに乗車し、東京に向けて出発することができました。バスの窓から手を振る子供たちの笑顔は、期待に胸を膨らませている様子を伺うことができました。

    今回の1泊2日の旅程は以下の通りです。
    【1日目:11月27日(木)】
    日本の政治の中心である国会議事堂の見学、東京のシンボル東京タワー、そして夜は子供たちが楽しみにしている東京ディズニーランドで、学びと思い出作りを行います。
    【2日目:11月28日(金)】
    2日目は、以下の3つのコースに分かれて体験学習を行います。
    ・江戸切子体験コース
    ・国立科学博物館コース
    ・食品サンプル体験コース
    それぞれの体験を終えた後は、浅草にて全員が合流。仲見世での散策やお土産購入を楽しんでから帰路につきます。

    修学旅行中の詳しい様子や子供たちの活動写真は、後日改めてこのブログでご紹介する予定です。
    一回り大きく成長して帰ってくる6年生の姿を、楽しみにお待ちください。