本校では12月1日(月)から8日(月)までの期間を「学校保健週間」とし、子供たちの心身の健康について考える様々な取り組みを行いました。
その締めくくりとして12月8日(月)の5校時に「保健集会」および「仲間づくり」の活動を実施しました。今年度のテーマは「心のスキルアップ 〜レジリエンス パートVI〜」です。本校では6年前から、困難や逆境に直面しても落ち込みから回復する力、いわゆる「レジリエンス(精神的回復力)」をテーマに保健活動を行っています。自分自身を知り、自己肯定感を高めることで心を元気にし、レジリエンスを高めていくことをねらいとしました。
12月8日(月)は、Google Meetを活用したリモート形式での保健集会と、各教室での活動を組み合わせて行いました。まず、各教室で保健委員会が作成した動画を視聴しました。マスコットキャラクターの「レジりん」が登場する物語を通し、物事を多角的に捉えることや、人とのつながりを大切にして助け合うことが「しなやかな心」を育てることにつながると、全校児童にメッセージを伝えました。
集会の後は、各学級でワークショップを行いました。「自分を見つめる」活動として、ワークシートに自分の似顔絵や特徴、自分の「よいところ」を記入し、自分自身への理解を深めました。次に、グループの仲間一人一人に向けて、メッセージカードに「いいところ」や「ありがとう」の気持ちを書いて渡しました。教室では、友達から贈られた温かいメッセージを読み、「自分にはこんな良いところがあったんだ」とうれしそうにする子供たちの笑顔が多く見られました。お互いの良さを認め合うことで、自尊感情が高まり、クラスの絆もより一層深まったと感じています。
保健週間中は、この集会以外にも小学校保健委員が作成したレジリエンスに関するクイズに、多くの児童が楽しみながら参加できる「クイズラリー」や生活習慣の振り返りや、メディア使用時間の見直しを行う「ハッピーカード」の活動を行いました。