先週に引き続き、1年生の福祉体験授業を行いました。今日は実際に車椅子とアイマスクを使って、障害を持つ方がどのような日常生活を送っているのか体験しました。車椅子体験ではくねった道を進んでみたり、段差を乗り越えてみたりしました。アイマスク体験では、目が見えない方がどのように介助を受けながら階段を下りたり、細い通路をまっすぐ歩いたりするのか体験しました。実際にやってみると「こんなことが大変なんだ」「介助する人も気を遣う」ことが分かります。障害を持つ方は、いつも緊張状態で外出していることがよく分かりました。建物もちょっとしたところに段差があって予想以上に不便です。『バリアフリー』が叫ばれて十年ちかくなりますが、まだまだ不便な世の中です。みなさんが大人になる頃には、少しでも障害者に優しい世の中になっているとよいですね。いえ、そんな世の中にしてください。天竜厚生会の皆さん、2週に渡りありがとうございました。