7月16日、6年2組の理科「人間が生きていくためには何が必要だろう。源を探ろう!」の様子です。この時間のめあては、「ひょうたん池のメダカは、えさをあげないのにどうして生きていけるのだろう。」です。先生が、観察用の水槽に入れたひょうたん池でつかまえたメダカに、水道水を数滴垂らしました。メダカの動きは変わりません。次に、池の水を数滴垂らしました。すると、メダカが何やら反応しました。この様子から、子供たちは「何か小さい生き物を食べたのではないか」「池の水には見えない何かえさのようなものがいるのではないか」と予想をし、それを確かめる方法を考えました。
子供たちは、自分で考えた方法で池の水を調べました。顕微鏡で池の水を見てみるといろいろなものが見えました。「すごっ!」と声をあげながら、夢中で観察をしました。顕微鏡に装着している黒い機器は、顕微鏡で見えているものをタブレットのカメラで撮影できる機器です。静止画、動画を使い分けて撮影をしていました。
まとめの段階では、ワークシートやホワイトボード、タブレットなど、自分で決めた方法でまとめをしました。そして、まとめたことを全体の場で発表しました。
ひょうたん池のメダカは、ミジンコなどの小さい生き物を食べ、ミジンコはさらに小さい生物を食べて生きていることをとらえました。この日の観察では、実際に食べている瞬間は見られませんでしたが、ネットの動画やNHKforSchoolなどで今後確認していく予定です。