いのちの授業

2025年6月12日
    浜松市では、毎年6月12日を「いのちについて考える日」と設定しています。
    中郡小学校では、今年度は11日に「いぬじゅん」さんの講演会を計画しました。
    「いぬじゅん」さんは、奈良県出身の作家さんです。2014年に「いつか、眠りにつく日」で第8回日本ケータイ小説大賞を受賞されデビューされました。その後も、浜松市で介護福祉士、介護支援専門員として勤務されながら執筆活動をしていらっしゃいます。浜松市内の多くの学校で「いのちの授業」をされている方です。

    3校時に1~3年生、4校時に4~6年生が体育館でお話をうかがいました。
    講演会では、クイズを交えてお話しくださり、子供たちは大盛り上がりでした。
    クイズを通して「いぬじゅん」さんのことがよく分かりました。
    「いぬじゅん」さんの作品には、「生きること」と「死ぬこと」が書かれているそうです。浜松市を舞台にしたお話もたくさんあるようでした。
    「生きること」はどんなことだと思いますか?「死ぬこと」はどういうことだと思いますか?という投げかけは、3年生までの子供たちには少し難しかったかもしれませんね。
    高学年の講演では、小説を書く仕事についてのお話もしてくださいました。
    学校では、12日を基準日として、各学級でも「いのち」について、道徳の授業を行います。
    自分のいのちや周りの人のいのちを大切に思う気持ちを育んでいきたいと思います。
    この機会に、ご家庭でも「いのち」について話題にしていただけると、子供たちの学びがより深まると思います。

    講演をしてくだった「いぬじゅん」さん、ありがとうございました。