4月22日(金)に、防犯教室が行われました。警備会社の方を講師にお招きして、低学年、中学年、高学年に分かれてお話を聞きました。
まず、1・2年生がお話を聞きました。怪しい人に連れていかれないために気を付けることを学びました。防犯ブザーの鳴らし方や使い方を学習したり、「いかのおすし」についてグループごとに話し合ったりしました。
怪しい人役の警備員さんに、「一緒に行こう」と誘われても、「行かない」と、はっきりと断ることができました。
怪しい人に声を掛けられたら、すぐに逃げることが大切です。大きな声を出して、人がたくさんいるところや、明るいところに逃げるといいと教えていただきました。実際に、怪しい人から逃げる練習をしました。みんな一目散に先生のいるところへ走って逃げることができました。
次の時間は、3・4年生がお話を聞きました。子供だけで留守番をするときに、気を付けなければならないことについて学習しました。留守番の経験のある子供たちはたくさんおり、宿題やゲームなどをして過ごしているそうです。
「留守番は、家に帰る前から始まっています。」というお話がありました。「鍵を見せない」などの、留守番の時、気を付けることが書かれたカードを受け取り、「なぜそうしなくてはならないのか」をグループで話し合い、発表しました。
また、「留守番中に、知らない人から電話が掛かってきたらどうすればよいか」を学習しました。代表の子が、実際に電話に出て受け答えをしました。慌てずに、丁寧な言葉で、留守番であることが分からないように「今、手が離せないと言っています。」「忙しいので、失礼します。」などの言葉で上手に対応することができました。電話に出た子は、ちょっと緊張したようです。
最後の時間は、5・6年生がお話を聞きました。「安全な街、安心な街」について学習しました。
まずは、街の様子の絵を見て、危険だと思う所を見つけました。そして、なぜそこが危険なのかを考えました。グループで考えを出し合い、考えをまとめていきました。
グループで出た考えをまとめ、発表しました。「街に街灯がないので、夜になると危険」「フェンスが破れたままになっているので、とても危険」などの、とても多くの考えが出されました。発表者はくじ引きで決めましたが、どのグループの発表者も、しっかりと考えを述べることができ、さすがは高学年だと思いました。
全校の皆さん、一見安全に思える普段の生活の中にも、危険は潜んでいます。いつ、だれが危険と遭遇するかは分かりません。今日学んだことを忘れずに、安心、安全な生活を心掛けていきましょう。