暑中見舞い(残暑見舞い)として、
メッセージをお届けします
今回の担当は、2年3組担任のA先生です
私は最近、数学の美しさや深さについて勉強し直したいと思い、科学雑誌の「Newton」を読んだり、高校の数学を勉強し直したりしています。内容が難しいので、分からないことも多いのですが新しいことを知るというのは、何歳になっても面白いものです
さて、今日は、私も最近知った円周率の話を紹介したいと思います
円周率とは、円周の長さを直径で割った値で「π(パイ)」というギリシャ文字で表されます。小学校では、およそ3.14と習いますが、実際には3.14のうしろには、規則性のない数字の列が途切れることなく並びます
円周率πは少数点以下をどこまで正確に求めてもその先の数字はいっさい分からないという不思議な魅力をもっています。
※2021年の8月の時点では、62兆桁まで求められています
※ちなみに私は、大学のときに、円周率の3.14の続きを暗記している友人に出会い、私も「3,141592653589793238462643383」までは覚えました
円周率は、無限に不規則な数字がつづくので、中には、特徴的な数列がたまたま出現することがあります。
例えば、
762桁目以降の6桁は 「999999」
423億2175万8803桁目の以降の11桁は 「09876543210」
504億9446万5695ケタ目以降の11桁は 「01234567890」
1兆1429万8634桁目以降の12桁は円周率のはじめの12桁と同じ数列 「314159265358」
そして、今日の日付「20220729」は、3947万7461桁目以降の8桁にあります。
もし、各数字の出現する順番が完全にランダムだとしたら、πはどこまでも無限に続く数なので、その中にはあなたが思い浮かべた数列もあるはずです
円周率20億桁の中に、自分のお気に入りの数列があるかどうかを検索するウェブサイトも存在するので、ぜひ試してみてください