2年生は道徳の時間に、
「遵法精神・公徳心、生命の尊さ」をテーマに
難しい決断をしました。
さらに道徳ノートではなく、
クロームブックを活用して、
クラスメイトの意見の「見える化」を行い、
子どもたち同士で、
対話できる時間も長くなるようにしました。
以下に、話の要約を掲載します。
1、3年生も是非、考えてみてください。
あなた自身が、医師として考えてみてください。
中学2年生のサッカーの練習試合中、
右ひざを痛めてしまった患者さんが、
自分の病院に入院することになりました。
早期回復の手段に『人造関節』がありますが、
その『人造関節』は
国からの認可が出ていないため、
使用した場合は、逮捕となります。
さて、あなたは手術をしますか?断念しますか?
手術をした時のメリット、デメリットは何ですか?
断念した時のメリット、デメリットは何ですか?
以上の問いかけをしてみました。
〈手術をする派の生徒〉は、
・自分の保身のために、困っている目の前の患者さんを救えないのは、
医者としてどうなのか?
・患者と、ご家族の方々の喜ぶ顔が見たい。
・やらずに後悔するよりも、挑戦したい。
〈手術をしない派〉の生徒は、
・法を犯すことは、許されることではない。
・今後、医師として働けなくなる。
・もし失敗したら、患者や、ご家族の方々を
今以上に苦しめることになる。
などの意見が出ました。
決断に悩み、苦しむ生徒の皆さんの様子から、
道徳性が育まれていることが、よく伝わってきました。
さて、、、
あなたは執刀しますか?