3年生の国語科では「俳句講座」が行われました。
これは、江戸末期から大正時代にかけて活躍した俳人である松島十湖さんが、浜松市の旧・東区の御出身だということから、浜松市が旧・東区の区域を中心に進めている
「俳句の里づくり事業」の一環として、旧・東区の各学校で行われているものです。
松島十湖さんの代表作は
”はま松は出世城なり初松魚(はつがつお)”
聞いたことがありますか?地元・浜松の繁栄を祝した句です。ぜひ覚えておいてくださいね。浜松市の旧・東区の区域には、十湖さんの影響を受けて、多くの句碑が建てられているんだって

意外と身近なところにもあるかも

さて、講座は50分間という短い時間ですが、最初に講師の先生から俳句の知識や作り方のコツをお聞きした後に、1人1人が思い思いの句を作っていきました。。。。。が、が、が

これが結構難しい


よね。 でも、友達と話したり、先生と相談したり、1人の世界に入ってじっくりと考えたりしながら、なんとかそれぞれの俳句が完成しました

俳句は作るのが半分、鑑賞が半分ということで、生徒が作った俳句をいくつかそのまま御紹介

温かい目で鑑賞してください

各コメントはブログ筆者の感想や授業内で生徒から出たコメント、講師の先生のコメントなどです。
”夏祭りこいびとといくはつデート”
はつ(初)という言葉の持つ力が素晴らしく青春を感じる一句になりました。「こいびと」とはもしかしたら片想いの相手

なのかもしれない、、、と思うと余計に「初」が
輝いてきますね。
”夏祭りかき氷溶け氷水”
友達との時間を夢中に楽しんでいるうちに、せっかく買ったかき氷が溶けてしまった

のかなとイメージしました。夏の暑さ

と友達と過ごす夏祭りの楽しさ

がとてもよく伝わってきました。
”夏休み花火見たいけど受験生”
はい、さすがは中学3年生です。こちらは
「受験生」という言葉の力でしょうか。勉強頑張って

来年の春に花火よりもっと
きれいな花が咲くといいね
”夏の果一人追われる宿題に”
学生なら誰もが共感できる内容が詠まれています。講師の先生は「宿題」とは勉強とは限らない。この夏にやろうと決心したことがまだ達成できていないという意味の「宿題」なのかもしれないとおっしゃっていました。なるほど~
深いですね
”夏の月ぼんやり照らすもう夜か”
月の光

がストレートに差しているのではなく「ぼんやり」雲


の隙間から差し込んでいる、ぼんやりした夜という雰囲気がいかにも俳句っぽいですよね。「もう夜か」という言葉からは、今日一日充実して過ごした後の良い疲れとともに空を見上げたのだろうか、、、

と想像しました。
”蛍狩おしりが光るかっこいい”
蛍が光っているところを見たことがありますか?最近ではなかなかお目に掛かれませんが、蛍1匹1匹が一生懸命おしりを光らせて生きている



ことに着目した

ところが凄いなと思いました
”校舎出て見上げた空に糸蜻蛉”
部活動を終えて昇降口を出た夕方に空を見上げたのでしょうか。
トンボは前にしか飛ばないということから、縁起が良いとされています。あるいは作者の
「前進あるのみ
」といった決意の表れなのかもしれません。特に糸トンボは神様の使いとも言われている幸運の象徴。部活動を頑張った自分への御褒美として現れたトンボに疲れも吹き飛んだ、、、ということかな
”歩いたらきらきらするよ蝸牛”
これ凄いなぁと思いました

カタツムリが通った道は
キラキラ
光っている
ことに気付いていますか?カタツムリが出す粘液が光を反射して光って見えるそうです。着眼点

が素晴らしいですね

俳句作りのベースは
発見・気づき・感動だと講師の先生もおっしゃっていました。そんな発見ができるように、なにげない一コマにも目を向けて生きていく余裕がほしいですね。
みなさんのお気に入りはどの句ですか??
今日は4クラスで行いましたが、残りの2クラスは金曜日に行います。
お楽しみに