• きっぱりと、冬が来ました。
    天空高くまで、冷たい風が吹いています。
    昨日、企業代表による ”特別授業” が行われました。
    これは、浜松市産業振興課と教育委員会が連携し、今年度から3年間にわたって、
    各企業のトップが生徒に向けて講演をするものです。

    今回は、「とろろや」やとんかつ「八兵衛」を展開している株式会社フード・フォレストの
    代表取締役社長である、森口愛様にお越しいただきました。

    コミュニケーションを取るためには、まずは人の話を聞くことが大切であること、
    「分かってくれない」「教えてくれない」と不平ばかり言う ”くれないおばけ” になるよりも、
    自分から相手に思いを伝えることが大事であることなど、示唆に富んだ多くのお話をいただきました。

    とくに心に残ったのは、水は「ありがとう」や「大好き」というポジティブな声を掛けた場合と、
    「キモイ」「嫌い」というネガティブな声を掛けた場合では、その結晶の形が全然違うというお話です。

    人間の体の大部分は水からできているので、ポジティブな声を掛けることが、
    自分にとっても相手にとっても良い影響を与えるというお話は、とても説得力がありました。

    「今日は何回、ありがとうと言いましたか?」
    「ありがとうと言われる人になろう」
    などの言葉は、自分の行いを振り返る契機となりました。
    相手の思いを、しっかりと聞こう。
    「ありがとう」という言葉を、もっともっと口にしよう。
    人に頼るだけでなく、自分から行動できる人になろう。

    たくさんのことを学びました。
    心に残った感動を、さっそく実行していきたいですね。(文責:教頭)
  • 先週、舞阪中学校で、「舞阪小中学校保健委員会」を開催しました。
    これには、舞阪小中学校の保護者、教員、学校医、学校歯科医、学校薬剤師、
    そして舞阪中の2年生が参加しました。

    事前に行った、睡眠についてのアンケート結果から、
    平日8時間以上の睡眠がとれていない生徒の割合が、半数を超えることが分かりました。
    動画視聴やネットゲームなどにより、ついつい睡眠時間を削ってしまうという実態を、
    保体委員が劇で熱演しました。

    その後、睡眠時間を改善するアイデアやスモールステップについて、グループワークを行いました。
    生徒の振り返りには、
    「休日が不規則な生活になるので、今日の話し合いをもとに直したい。」
    「睡眠時間を確保するために、できることはたくさんあることが分かり、実行したい。」
    「質の高い睡眠をとるためには、やるべきことを優先順位を決めて行動することが大切だと分かった。」
    など、前向きな言葉が多くありました。
    たいへんに実のある話し合いができたようでした。

    日本人は、世界的に見ても睡眠時間が少ないと言われています。
    睡眠をしっかりととり、健康で快適な生活を送っていきたいですね。(文責:教頭)
  • 昨日に引き続き、
    3年生が舞阪小6年生に向けて発表した様子を、写真でお伝えします。

    緊張している人もいましたが、3年生は笑顔で発表し、
    6年生はメモを取りながら、身を乗り出すように聞いていた姿が印象的でした。
    発表後、同じグループの人同士で感想や意見が出し合われました。
    小学生と中学生が楽しそうに歓談している姿を見て、
    今回の発表会がどちらにとっても良い機会となったと思い、ほっとしています。

    小学生諸君。
    希望をもって、舞阪中へ進学してきてください。

    あなたたちが舞阪中に新しい風を運んできてくれることを、
    今から楽しみに待っています!(文責:教頭)
     
  • 先週の水曜日、3年生が舞阪小学校を訪問し、
    「中学校の3年間で何を学んだか」というテーマで発表会を行いました。

    これは、3年生の総合的な学習として、
    中学校での自分の成長の軌跡を振り返り、3年間で学んだことについて6年生に発表したものです。

    「中学生になって何やりたい?」「自分の心に勝つ」「おすすめ勉強法」「これが中学校の部活だ!」
    などなど、多彩なタイトルが並びました。

    今日と明日の2回にわたり、そのときの様子を写真でお伝えします。
    聞く人に自分の意見を伝えることを「プレゼン」と言いますが、
    これは、”楽しい時を相手にプレゼントする” ということにも通じるのだと聞いたことがあります。

    自分が興味を持っていること、自分が感動したことを紹介することは、
    聞く人にも興味や感動を与えます。
    話すことは、聞く人とともに楽しい時を過ごすことになります。

    また、人に話すためには、自分が身に付けたことを、より深く見つめ直す機会になります。
    話すことは、学びをいっそう深めることにつながります。

    生徒たちよ。
    積極的に人と交わり、自分の思いを伝える人になってほしいと願います。(文責:教頭)
  • 朝夕の空気が冷たいです。
    冬は鍛えの季節と言いますが、まさしく心身ともに鍛えられている感じです。
    窓から差し込む日差しが、ひときわ温かく感じられます。
    1階渡り廊下に、出張図書館が再開しました。
    今回のテーマは「睡眠」です。

    ゲームやスマホで遅くまで起きていると、睡眠時間が削られてしまいます。
    それがどんな影響をもたらすのか、配架された図書を読んで自分の睡眠を考える機会にしてほしいです。
     
    2年3組は社会です。
    イギリスの産業革命を学習しました。

    蒸気機関が改良され、人力や馬力をはるかにしのぐ動力を手に入れたことにより、
    生産の仕組みや輸送方法、その範囲などが、革命的に変化したことを学びました。
    1年1組は英語です。
    身近な人を英語で紹介することに挑戦しました。

    今まで学習した英単語や構文のうち、何を使うかを考えながら、文章をつくりました。
    途中、教員や周りの生徒に教えてもらう人も多くいました。
    1年2組は技術です。
    木材、金属、プラスチックのそれぞれの特性を理解し、
    どんな用途の場合に、どの材料を使って加工すればよいかを考えました。
    2学期もあと2週間です。
    学習の締めくくりができるよう、頑張っていきましょう!(文責:教頭)
  • マット運動に挑戦

    2024年12月5日
      昨日は温かな日差しが降り注ぎ、まさしく「小春日和」といえる陽気でした。

      今日は日差しはあるものの、ひんやりとした冷たい風が吹いています。
      冬本来の気候であり、12月だということを実感させる今日の天気です。
      1年3組は英語です。
      教科書の本文をすらすらと読めるまで、何度も生徒同士で読み合いました。
      そのうえで、覚えた本文をワークシートに書き出しました。
      2年1組は体育です。
      マット運動に挑戦しました。

      倒立前転や後転倒立などの様子をタブレットで撮影して、よりよくできるように努力しました。
      時折、周囲で見ている生徒から歓声が聞こえてくる場面もありました。
      「習うより、慣れろ」と言います。
      英語もマット運動も、繰り返し練習する中で上達していくのだと思います。

      一度や二度やってみて、たとえ上手くいかなかったとしても、そこであきらめてしまうのではなく、
      何度も何度も挑戦し続けることが、上達への道です。

      負けない心の強さこそが、生徒がこれから歩む人生の中で確かな「力」となることでしょう。
      だからこそ生徒たちよ。
      日々の生活の中で失敗を恐れず、勇んで物事に取り組んでほしいと願います。(文責:教頭)
       
    • ハードルに挑戦

      2024年12月4日
        12月に入り、朝夕はめっきり寒くなってきました。
        ただ、昼間は暖かな日差しが届き、穏やかな気候です。
        2年2組は理科です。
        熱量と電力量について学習しました。

        電力に時間を掛けたものが熱量になるという学習内容から、
        電気の無駄使いに注意しましょう、といった生活上のことに話が及びました。

        生徒たちよ。
        スマホやゲームは時間を守って賢く使い、価値的に利用しましょうね。
        3年2組は体育です。
        ハードルに挑戦しました。

        ハードルを跳ぶ姿をタブレットで撮影し、よりよいフォームを目指しました。
        今日は寒くはないのですが、風が強いため、ハードルが何度も倒れました。
        そのたびに、生徒たちはハードルを起こし、風が強く吹く前に急いで跳んでいました。

        自分も目の前で倒れたハードルを起こしましたが、進んで手伝う生徒が多くいました。
        人のために動くことのできる心の優しさは、とても大切です。
        それも、自然に振舞えることが、素敵だなと感動しました。(文責:教頭)
      • クリエート浜松に、各校の力作が勢ぞろいしています。
        これは、「第21回浜松市中学校総合文化祭」の展示部門です。
        今日(12月3日)から1週間(8日まで)行われています。

        本校からも、授業で制作した絵や書道、5組さんの作品などが出品され、
        多数の力作が勢ぞろいしています。
        ぜひ、ご覧になっていただきたいと思います。
        絵であれ書であれ、自分の思いを作品に込めて表現することは、素晴らしいことだと思います。
        その感動は、見ているものにも、きっと伝わってきます。
        ぜひ、会場に足をお運びください。(文責:教頭)
      • 避難訓練

        2024年12月2日
          舞阪中は海のそばにあり、灯台もすぐ近くにあります。
          冬になると、とても強い風が吹きつけます。
          屋上に上がると、いっそう風の強さを体感します。
          先週の11月27日、避難訓練を行いました。
          今年度に入ってから5回目を数えます。
          今回は抜き打ちで、休み時間に地震が発生したという設定で行いました。

          授業の始まる数分前に、突然、訓練地震発生の放送が入りました。
          廊下にいる人、移動教室へ向かっている人、教室内で歓談している人など様々でしたが、
          放送とともに訓練が始まりました。

          まず大切なことは、自分の身を守ることです。
          生徒たちは、廊下などにいる場合はその場にしゃがんで、手にもっているノートなどを頭の上に置いたり、
          机のそばにいる場合は机の下にもぐったりして、頭を守る姿勢を取りました。

          舞阪中は海のそばなので、地震後すぐに津波が襲ってくることが予想されます。
          そのため、だれかに言われる前に、自分で屋上に避難し、ライフジャケットを装着します。

          地震が止んだ放送の後、教員が生徒に指示することはしません。
          生徒自らが命を守る行動を起こし、教員は支援に徹し、逃げ遅れている生徒がいないか確認して回ります。

          屋上に避難した後、防災担当と校長から指導講評がありました。
          避難訓練終了後、生徒は教室で、もしもの時によりよい行動がとれるように訓練を振り返りました。
          「津波てんでんこ」は、三陸地方の言い伝えです。
          あまりにも大きかった東日本での悲劇を、わたしたちは決して忘れてはいけません。
          今の自分たちを守る大切な指標として、教訓をわたしたちの血肉としていかなければなりません。

          もしもの時のための備えとして、これからも避難訓練は繰り返し行っていきます。
          一回一回の内容をしっかりと振り返り、そのたびに改善を加え、
          命を守る教育を続けてまいります。(文責:教頭)
           
        • 先週の22日、1年生が「しおなり体験」(総合的な学習)として、防災マップ作りを行いました。

          まず、グループごとに舞阪町内を調査して回りました。
          目的は、緊急避難場所や高い建物、危険個所などを調べることです。

          午前中、グループで舞阪町内を回り、
          写真を撮ったり、実際に緊急避難場所に上ったりしました。

          学校へ戻ってきてから、調査した内容を地図に描き表しました。
          グループで協力し、写真を切って貼ったり、イラストを描いたりして、
          見やすいマップに仕上げました。
          実際に調査をした生徒から、
          「たくさんの避難場所があって驚くとともに、安心した。」
          「身近なところに、危険な個所があることを発見した。」
          などの、新たな発見や課題を見つけたという声が聞かれました。

          現状を知ることは、行動を起こすための第一歩になります。
          そこから、よいところや課題を見つけ、
          よいところを伸ばし、課題はよりよく改善していこうとすることが、
          社会をよりよくしていくことになります。

          今回の1年生の実践は、生徒が社会へ参画していく予行練習になると考えます。
          自分の住む地域を創っていくのは自分、と主体性を持つことが、
          よりよい地域、よりよい国、ひいては、よりよい世界を創っていくことへとつながっていくことでしょう。

          生徒たちよ。
          あなたたちの可能性は無限です。
          だから、身近なことから地球的なことにいたるまで、何事にもどんどん興味を持とう。
          なぜなら、あなたたちは希望の未来を創りゆく主役なのだから。(文責:教頭)