2025年

  • 何のために学ぶのか

    2025年11月20日
      昨日は急に寒くなりましたが、今日は気候が少し和らぎました。
      澄んだ空が広がり、気持ちの良い秋晴れです。
      今日も、各教室において様々な教科の学習が行われました。
      どの教室においても、笑顔と歓声が広がっていました。
       
      学習は義務ではありません。
      生徒たちが、よりよい人生を歩んでいくための権利です。

      ただ、よりよい人生とは、
      「自分さえよければいい」という自己本位の考えでは築けないと考えます。

      だれかの犠牲の上に自分の幸せを築いたとしても、それは儚いものです。
      自分も他人も、ともに幸せになろうと目指す人が、着実に幸せを築く人だと思います。

      生徒たちよ。
      何のために学ぶのかを、自分に問い続ける人であれ。
      そして、本物の力を身に付けてほしいと願います。(文責:教頭)
    • 1年 心の教育講座

      2025年11月19日
        11月17日(月)、しらい助産院の白井まなみ先生を講師に迎え、
        1年生の「心の教育講座」を行いました。

        これは、性教育を通して自分の心身の健康や命の大切さについて、"感じ考える" 講座です。

        この日は「素敵なパパママレッスン」と題し、
        エプロンの中に風船を入れて、妊婦体験をしました。

        和式でのトイレをするときの格好をしてみたり、靴下を履いてみたり、寝転がってみたりと
        大きなお腹で動くことの大変さを体感しました。
        次は、立候補した3人のメンバーが、きれいな砂の粒の中から、一つの粒を選びました。

        その粒を精子と見立てると、
        それを選んだからこそ、今、その子が産まれたわけであり、
        別の粒を選んでいたとしたら別の子が産まれていた、ということを思い、
        命の ”奇跡” について感じることができました。
         
        その後、赤ちゃんを宿しているお母さんの、お腹の中の音を聞きました。
        その音から、赤ちゃんはものすごい速さで心臓を動かしていて、
        お腹の中で懸命に生きようと頑張っていることを知ることができました。

        そして、今までの人生からお腹の中にいた時までの思い出を振り返り、
        産み、育ててくれた家族たちへの感謝を感じることができました。
        最後に講師より、「生きているだけで、偉い」という熱いメッセージをいただきました。

        日々悩むことはたくさんあると思いますが、
        自分が産まれたことは ”奇跡” であり、
        ”尊い命” であることを忘れずに過ごしていきたいですね!(文責:養護教諭)

         
      • 先週の14日(金)、舞阪支所において、「青少年健全育成集会」が行われました。
        18:30開始という、遅い時刻からの会合にもかかわらず、多くの方にご参集いただきました。
        会長や舞阪交番長からのあいさつのあと、
        「青少年のインターネット利用と家庭の役割」とのタイトルで、
        青少年育成センター職員による講演も行われました。

        スマホは便利で快適な道具ではあっても、事件等に結び付く危険性と隣り合わせであることが分かり、
        大変に勉強になる内容でした。
        舞阪中学校区健全育成会は、朝のあいさつ運動や声掛け運動、祭典前や夜間のパトロールなど
        たくさんの機会に、多くの地域の方々が子供を見守る活動をしてくださっています。

        まさしく舞阪中学校区では、「地域の子供は、地域の大人が見守り育てる」との
        健全育成会の理念を、まっすぐに実践していると感じます。
        とてもありがたいことだと思います。

        今後とも、子供たちをあたたかく見守り続けていただけますよう、
        よろしくお願いいたします。(文責:教頭)
      • 学ぶことを楽しもう

        2025年11月17日
          今日は、爽やかな青空が広がりました。
          日差しを浴びて、穏やかで過ごしやすい気候の一日となりました。

          ただ、今夜からは寒気が流れ込み、明日・明後日はかなり気温が下がると予想されています。
          体調を崩したりしないよう、気をつけていきましょう。
          3年1組は社会です。
          企業とは何か、企業にはどのようなものがあるかを学びました。

          企業は身近にあり、自分たちの生活に関わりのあるものです。
          社会の仕組みについて学ぶことは、自分たちの現在や未来をよりよくしていくことになります。
          2年1組は英語です。
          「What are you happy to do?」(何をしているときが楽しい?)という文を学びました。

          自分がうれしさや楽しさを感じる時を考え、それを英文で表し、
          近くの人と、質問と答えを交互に繰り返しました。
          どちらの教室でも、生徒と教師が楽しそうに学んでいました。

          授業は学校生活の中で、多くの時間を占めるものです。
          その授業が楽しいものであることが、とても大切だと思います。

          私は、新しい知識を得たり、知らなかったことが分かるようになったりすると、
          心がワクワクしてきます。

          学ぶことは楽しいことです。
          学ぶことは人生の喜びです。

          楽しさや喜びを感じながら、毎日の学校生活を送ることができたら、
          こんなに素敵なことはありません。

          どうか、生徒たちには、ワクワクを感じる毎日であってほしいと願います。

          では、学ぶ楽しさを感じるために、大切なことは何か―。
          それは、どんなことにも興味と関心を持つことです。

          生徒たちよ。
          身のまわりのすべてのことがらに対して「なぜ?」「知りたい!」と
          自分からみずみずしく関わる人であれ、と願います。(文責:教頭)
        • 10日(月)、浜松市教育センターの指導主事を迎え、職員研修を行いました。

          テーマは「授業改善」。
          日ごろの授業の様子から、単元構想や教員の支援の在り方について考えました。
          総合的な学習の時間の授業を全教員で参観し、
          生徒同士が学び合った場面を振り返り、その工夫についてグループで話し合いました。

          それぞれの教員が、違う視点から気づいたことを発表し合うことで、
          多くの気づきや発見がありました。

          学習指導要領で目指している「主体的・対話的で深い学び」を、
          教員自らが行ったと言える、有意義な研修となりました。
          授業は、生徒と教員が、ともに作り上げるものだと考えます。

          どんなに授業の構想や準備が大変であっても、
          生徒がいきいきと目を輝かせ授業に取り組んだとき、
          生徒から「面白かった」と言われたとき、教員は喜びを感じ、
          次の授業へ向けての意欲やエネルギーとなります。

          そんな素敵なサイクルを目指し、これからも「授業改善」に取り組んでまいります。(文責:教頭)

           
        • 2、3年生 薬学講座

          2025年11月13日
            先週の7日(金)、
            浜松西警察署様、浜松ダルク様を講師に迎え、薬学講座を開催しました。
             
            浜松西警察署の方は、SNSのお話をしてくださいました。
            薬物や違法なゲームなど、危険なことと簡単に繋がれてしまうのがSNSです。
            全ての情報を鵜呑みにせず、見極めることの大切さを実感しました。
             
            浜松ダルクとは、薬物で心身が傷ついてしまった人たちが、
            もう一度、元気な生活に戻れるようになるための場所です。
            その過程での出来事について、赤裸々にお話をしていただきました。

            「絶対に薬物をやらないでください。」
            「誘われても必ず断ってください。」とのメッセージに、生徒への熱い思いを感じました。
            浜松ダルク様の講話の中で、
            「悩んでいることがある時は、身近な誰かに必ず相談してください。」とのお話がありました。

            家族・友達・先生など、誰でも構いません。
            決して一人で抱え込まずに、信頼できる周りの人に話してほしいと思いました。(文責:養護教諭)
          • 頑張れ!定期テスト

            2025年11月12日
              今朝も、肌寒い風が吹いています。
              雲に塞がれて日差しが届かない今日のような日は、太陽のありがたさを改めて感じます。
              今日と明日は、第3回目の定期テストです。

              各教室をのぞいてみると、どの生徒も真剣な面持ちで問題用紙を読んでいました。
              教室には、答案用紙に鉛筆を走らせる音だけが響いていました。
              生徒に望みたいことは、断片でもよいから何かしら解答用紙に記入してほしいということです。

              その理由は、白紙で出すよりも点をもらえる可能性があるから、ではありません。
              自分が考えた足跡や内容を残すためです。

              テストの一番大切なことは、テストが終わった後の確認です。
              自分が理解できていないところはどこなのか、
              これから自分は、どのように学習を進めていけばよいのか、などを理解することが重要なのです。

              そのときに手掛かりとなるのは、自分の答案用紙です。
              間違えた個所ほど、重要な手掛かりとなります。
              だからこそ、解答が途中であってもあやふやであっても、答案用紙に残しておくことが
              これからの自分の学力を伸ばしていくために重要になります。

              生徒たちよ。
              制限時間いっぱい、最後までテストに挑んでほしい。
              途中で諦めたり投げ出したりすることなく、今の自分の精一杯を出し切ってほしい。
              そうして、自分をいっそう高めていってほしいと願います。(文責:教頭)
            • 今朝は、さわやかな青空が広がっています。
              吹く風は少し肌寒く、秋の深まりつつあることを感じる、朝のはじまりです。
              今日は11月11日。
              数字の1が四つ並んでいます。

              語呂合わせで「一人 ひとりに い い 声掛けデー」です。
              健全育成会の方々が、生徒会の生徒と共に、あいさつ運動を行いました。

              健全育成会の方々が生徒へ手渡しているのは、
              「あいさつ日本一 舞阪」と書かれたあいさつ啓発グッズです。
              生徒は「ありがとうございます」の声と共に、はにかみながら受け取っていました。

               
              「おはようございます」の声を交わし合うことは、
              一日のスタートをさわやかに切っていく原動力となります。

              あいさつは、互いの存在を認め合い、信頼の架け橋を築くことにつながります。
              あいさつの声が飛び交う学校や地域は、絆を強め平和な社会となっていきます。

              あいさつをする人は、平和を築くリーダーです。
              あいさつをする人が増えた分だけ、学校も、家庭も、地域も豊かになります。

              生徒たちよ。
              ともに、平和を創る人となろう。(文責:教頭)
            • 今日は昨日の雨がまるでウソのように、とても良い天気となりました。
              ただ、風が非常に強いため、体感温度は低く感じられます。
              明後日は、第3回目の定期テストを迎えます。

              現在、校舎内には、学習図書委員会が作成した対策問題がいたるところに掲示されています。
              先週より「Study Week(スタディーウィーク」が始まったこともあり、
              テストを迎えるという雰囲気が、少しずつ高まっています。
              音楽室前の廊下では、3年生が掲示物をのぞきこんでいる姿が見られました。
              テストへ向けて、しっかりと取り組もうとしている様子が確認でき、嬉しくなりました。
              テストは大切ですが、点数そのものが大事ということではありません。

              点数は良いに超したことはありませんが、だれしも得意不得意があります。
              体調が悪かったり、たまたま苦手な部分であったりもします。

              誤解を恐れずに言うならば、
              点数そのものが大切なのではなく、努力できたかどうかが大切なのです。
              さらに言えば、努力をする ”クセ” を身に付けることこそが大切なのだと考えます。

              勉強は、中学生のときだけのことではありません。
              私たち大人でも、常に勉強することが求められています。

              努力する”クセ” が身に付いていれば、必要な時に勉強することができます。
              たとえ大変なこと、苦手なことであっても、そこから逃げないで立ち向かう ”クセ” は、
              これからの人生を生きていく上で、必ず大きな力になると確信します。

              生徒たちよ。
              テストに向けて、うんと努力してほしいと思います。
              そして、どんなことがあっても努力のできる人になってほしいと、切に願います。(文責:教頭)
            • 安全な生活を送ろう

              2025年11月7日
                今日は「立冬」です。 

                ”冬” と言うにはまだまだ早いですが、
                それでも、風に、日差しに、空の色に、移りゆく季節を感じます。

                月日は必ず過ぎていきます。
                悔いの残らない、一日一日を過ごしていきたいですね。
                2年2組は体育です。
                今日は教室で、保健の授業です。

                交通事故や犯罪被害に遭わないために、どうしたらよいかを考えました。

                安全な生活が、何よりも大切なことです。
                次第に教師の話にも力がこもり、それを真剣に聞く生徒の姿が印象的でした。
                安全であること、健康であることがすべての基本であり、
                それが幸せな人生へ、そして輝く未来へとつながっていきます。

                どうか、事件にも事故にも災害にも、決して遭わない人生であってほしいと思います。
                そのためにも、賢明に行動できることが大切になります。

                生徒たちよ。
                あなたたちの人生は、まだ始まったばかりです。
                あなたたちの長い長い人生が、どうか安穏であるよう、どうか幸せであるよう、
                心から願うばかりです。(文責:教頭)