【国語】物語文 ~2・3・4年生~

2025年9月29日
     2学期もひと月が過ぎようとしています。
     国語科の学習では、学年ごとに「物語文」と呼ばれる単元の学習が進んでいます。
     特に、2、3、4年生は、長期にわたり教科書の教材として親しまれている話を学習しています。

    【2年生】お手紙
     2年生では、アーノルド・ローベルさんの「お手紙」を学習します。
     この日も、手紙をもらったことがない「がまくん」と手紙を書いた「かえるくん」の心情の読み取りが行われていました。

    【3年生】ちいちゃんのかげおくり
     3年生は、あまんきみこさんの「ちいちゃんのかげおくり」を学びます。
     戦争で家族と離れ、ひとりぼっちになったちいちゃん。家族との思い出である「かげおくり」を支えに必死に頑張りますが、最後は空の上へ・・・。
     この日は、作品を初めて読んだ感想を書く活動を行っていました。ちいちゃんの心情を読み取る中で、戦争のことかげおくりのことたくさん気づいて学びを深めてほしいです。

    【4年生】ごんぎつね
     4年生は、新見南吉さんの「ごんぎつね」の学習中です。
     この日も、ごんと兵十の関係について本文から読み取る活動を行っていました。
     ごんの気持ちの変化を知らずにごんを撃ってしまった兵十。最後に分かってもらえたごんはどのような気持ちだったのか。じっくりと味わってほしいお話です。

     国語の学習では、大人になっても心に残っているお話がいくつかあると思います。自分も、「花いっぱいになあれ」や「つり橋わたれ」などの話は今でも覚えています。(今の教科書にはのっていません。覚えている方は同年代でしょうか・・・。)
     物語文の学習は、1年のうちに数回しか行われません。音読をがんばったり繰り返し読んだりして、その学年の読み取りの力をしっかり身につけてほしいと思います。(文責;教頭)