【4年生】学習の様子(理科)

2025年9月15日
     4年生は、理科の学習で「雨水のゆくえ」という学習をしています。
     「空からふってきた雨がどこへ行くのか」という課題に対して、
     ① 流れて排水溝へいく
     ② 地面にしみこむ
     ③ 空気中にいく(蒸発する)
     という、予想をもち、それぞれの課題について実験を行い確かめました。

    【①流れて排水溝へいく】
     台風のときに、運動場から側溝に向かって水や土が流れていく様子を見ている子供たちは、雨水が流れていくことは分かっています。ただ、平らだと思っていた運動場は果たして傾いているのか調べてみないと分かりません。そこで、ペットボトルで水平器をつくって、運動場の傾きを調べました。
     調べてみると、歩道の近くは傾いていることが分かりました。改めて、雨水は高いところから低いところに流れていくことが確認できました。ペットボトルを転がして、昇降口前の傾きを調べている子もいました。
     低いところに排水溝があり、そうでないところは、水たまりになります。

    【② 地面にしみこむ】
     
     地面として、土と砂があることを確認した後、どちらがしみこみやすいか予想しました。
     「土の方が細かいからはやくしみこみそう。」
     「砂の方がすき間があるから、早いと思う。」など、の意見がでました。
     それぞれの、手触りや粒のおおきさを確認した後、実際に水を入れて確認しました。
     子供たちは、その様子を見ながら、「砂の方がはや~い。」
     どうやら、砂の方がはやくしみこむようです。土もゆっくりではありますがしみこんでいきます。ふった雨は、運動場にしみこんでもいくことが分かりました。

     まずは、ここまで確認することができています。来週は、空気中に水が存在するのか確かめる予定です。(文責;教頭)