2025年6月

  •  本日、舞阪小学校では「命について考える日」として、朝会行い、それぞれの学年で考えた「命」について代表児童が全校に向けて発表しました。
     朝会ですので、6年生の代表児童があさのあいさつをリードしました。
     これからの季節、雨の日の教室での過ごし方について呼びかけもおこなってくれました。
     校長先生からは、命の大切さについてといじめに対する「舞阪ルール」についてお話がありました。
     以下に宣言を記します。命を守るためにも誰もが安心して生活していくためにもとても大切な宣言だと思います。
     今日、再確認できたことは本当によかったです。

     宣言「舞阪ルール」
    一 私たちは、人の悪口を言いません
    一 私たちは、自分がされていやなことは絶対しません
    一 私たちは、相手の気持ちを考えます
    一 私たちは、いじめを見かけたら勇気を出して注意します
    一 私たちは、ひとりで悩まず、だれかに相談します
    一 私たちは、だれとでもなかよく生活します
     校長先生の話の後には、代表児童が「命」について考えたことを発表しました。
     1年生は、「生きている」と感じるときはどんなときか、道徳の授業で出た意見をいろいろな子が順番に伝えてくれました。
     「心臓が動いているとき」
     「おいしいものを食べているとき」
     「ごめんなさいと言ったとき」
     などたくさんの考えを教えてくれました。「生きている」と感じることができるということは「命」を感じているときであるとも思います。その気持ちをいつでももち続けてほしいです。
     2年生の代表児童は、「命」は一つしかなく、失うと友達や家族が悲しむことを学び、「命」をもっともっと大切にしていきたいという思いをもったことを伝えてくれました。
     3年生の代表児童は、「命」があるとうれしいこともくやしいこともある。自分の「命」があれば、人を助けて「ありがとう」の言葉を言ってもらえ、すごく気持ちいい体験ができると発表していました。人と人とのつながりや自分以外の「命」も大切にしたいという思いが伝わってきました。
     4年生の代表児童は、いじめと「命」とのかかわりについて学んだようで、せっかく生まれた「命」をなくしてしまうのはもったいないと伝えていました。命を失うと、家族や友達が悲しむし、自分もこうかいすると力強く話していました。学習を通して「命」の大切さを強く感じてくれたようです。
     5年生の代表児童は、自分の命が38億年の時を超えてつながっているから、自分だけのものではないと発表しました。自分が生きていなければ、新しい命がなくなってしまうから、どんなことがあっても生き続けたいという思いをもち、自分だけのものではない命を大切にしていきたいということも伝えていました。
     5678組の代表児童は、道徳の授業で学習した「おかげさまで」についての思いを発表してくれました。自分たちの命はたくさんの人たちの助けによって支えられていることを知り、家族に助けられていることをうれしく感じたようです。また、命がなくなっても、「命」は次へつながっていくことも学び、「おかげさまで、ありがとう」という気持ちを大切に生きていかなくてはならないということを伝えていました。
     6年生の代表児童は、亡くなった祖父について話してくれました。小さいときに祖父は亡くなったけれど、祖父のつくった船が舞阪で活躍しているから、祖父は舞阪の町で生きていると感じていると伝えてくれました。また、いつも口にしている食べ物ももとは一つの大切な命であったことも学び、命に感謝して食事をしたいとの思いももったようです。命について考えることでもっと大切に生きていたいという思いを強めました。

     代表児童の発表を聞いただけですが、どの学年、学級も「命」「生きる」ことについて深く学ぶことができたと感じました。あたり前のように生きていますが、改めて振り返ってみると本当に「命」の大切さを強く感じます。人は一人では生きていけません。いつも「ありがとう」の感謝の気持ちをもって生活していけたらと思います。(文責;教頭)
  • 6月2日(月)と6月5日(木)に、5年生は、「舞阪の自然を守る会」と「浜名漁協弁天島遊船組合」の御協力のもと、浜名湖にあるいかり瀬の自然観察とアマモについての学習を行いました。
    【いかり瀬での自然観察・外来雑草除去・ごみ拾い】
    船でいかり瀬近くまでまで渡らせていただき、そこからは歩いていかり瀬に向かいました。
     いかり瀬では、「舞阪の自然を守る会」の方から、いかり瀬に自生する海浜植物の種類や特徴について、詳しく教えていただきました。
    教えていただいた海浜植物をいくつか紹介します。順に、ハマヒルガオ、コウボウムギ、ハマボウフウ、ハマオモト(ハマユウ)です。
    海浜植物についての学習の他にも、海浜植物を脅かす外来雑草を抜いたり、打ち寄せられているごみを拾ったりしました。
    【アマモの学習】
     海浜公園では、「浜名漁協弁天島遊船組合」の方から、アマモについて詳しく教えていただきました。
    「海のゆりかご」と呼ばれるアマモの減少によってアサリをはじめとする浜名湖の生き物たちが激減してしまったこと、アサリを復活させるためにアマモを増やすための様々な活動をしていること、そして、浜名湖のアマモが増え始めていることなど、大切なことをたくさん教えていただきました。
     今回の学習では、実物を見たり触ったりしながら、専門家の方々から浜名湖の自然環境や環境を守る取り組みについて、しっかりと学ぶことができました。「アマモを増やしたい」、「浜名湖の自然を守りたい」といった思いが、子供たちの中に芽生えたことでしょう。
     地域の皆様、子供たちのために御協力いただき、本当にありがとうございました。(文責;教務主任)
  •  5月30日(金)に、6年生は校外学習と「こころの劇場」鑑賞を行いました。
     まずは、JR弁天島駅から浜松駅まで、電車に乗って移動です。
     午前の校外学習では、11月の修学旅行も見据え、「科学館」と「こども館」の二つのコースに分かれて活動しました。
    【浜松科学館コース】
    科学館では、発電やバイクの運転シミュレーター、皿回しの練習、色・音・水・風等のゲームや実験等を楽しみながら、科学の不思議に触れることができました。
    【浜松こども館コース】
    こども館では、乗り物、ボールプール、オセロ、輪投げ、こま回し等を楽しんだり、来館している小さな子供のお世話をしたりしました。
    展示イベントホールで美味しいお弁当をいただいた後は、音楽広場にて昼休みを過ごしました。
    野外ステージでは、何やら楽しいダンスコンサートが開かれましたよ。
     午後はいよいよ演劇鑑賞です。 
     「こころの劇場」は、文化庁の後援で一般社団法人舞台芸術センターと劇団四季が主催する、日本全国の子供たちに演劇の感動を届けるプロジェクトです。
     今回は、「ふたりのロッテ」という演劇を鑑賞しました。子供たちは、話が進んでいくにつれて演劇に引きこまれていき、本格的な演劇を存分に楽しんでいる様子でした。「未来の扉をひらくのは、自分たちだ」というテーマに心動かされた子たちも多かったことでしょう。
     帰りも電車に乗って、無事にJR弁天島駅に到着です。とっても充実した一日となりました。
     11月の修学旅行も、学びと楽しさのある素敵な二日間になりますように。(文責;教務主任)
  •  本日は、浜松市教育委員会の方が舞阪小学校にお見えになりました。3校時に全学級の授業も見ていただきました。その時の様子をお伝えします。
    【1年1組】算数
    【1年2組】国語
    【2年1組】算数
    【2年2組】音楽
    【3年1組】算数
    【3年2組】理科
    【4年1組】国語
    【4年2組】算数
    【5年1組】算数
    【5年2組】算数
    【6年2組】理科
    【5678組】体育
     1時間で全学級回ったので、参観できたのは少しの時間だけでしたが、どの学級も落ち着いて学習に取り組めており、お客様からもお褒めの言葉をいただくことができました。授業者も笑顔いっぱいで、一緒に学習を楽しんでいるように見えました。
     児童同士の交流の場を設定している学級もあり、子供たち同士が意見を伝えあいながら課題を解決している場面も見られました。
     1週間を振り返ってみると、学習以外にも、廊下歩行や時刻を意識して行動することについてもよい表れを見ることができました。これからは雨の多い季節になります。教室内で過ごす時間が増えてくるので、この調子で落ち着いて生活していきたいです。(文責;教頭)
  • 【1年生】学校探検

    2025年6月5日
       小学校生活にも慣れてきた1年生。雨の日の昼休みや生活科の時間に少しずつ学校探検を行っており、多くの子がすべての場所に行くことができたようです。
       校長室にやっと入ることができた子もいました。
       家庭科室では、6年生が調理実習の片付け中。特別教室を利用している姿も見ることができ、「わたしたちもできるの?」家庭科の学習を楽しみにしている子もいました。
       学校探検の後には、振り返り。まずは、探検の「やくそく」が守れたか確認です。
       「あるく」「しずかに」「いっしょに」の3つがしっかり守れたようです。
       また、「どこへ行ってきたか」、「そこではどんなことを行っていたか」を発表もしていました。
       「家庭科室で料理をしていた。」「2年生が何かつくっていた。」と自分の言葉で紹介することができていました。
       まずは、自分の言葉で見てきたことを伝えることができることが大切です。1年生にかかわらず、学校で頑張っていることたくさん聞いてみてください。(文責;教頭)
    •  晴天に恵まれた本日、5年生は、春の新体力テストを行いました。
       先日までの雨の影響で、ライン引きの準備は子供たちの登校前に実施です。朝からお疲れ様でした。
       1校時から、クラスごとに分かれてボール投げ、50m走を行いました。それぞれ、練習を少し行ってからの測定となりました。
       自分たちの現在の力を確認しようと一生懸命でした。4年生よりよい記録が出た子もいれば、そうでない子もいたようです。

       外での測定の後は、体育館種目です。

      【立ち幅跳び】
      【反復横跳び】
      【上体起こし】
       「20mシャトルラン」を含めて、体育館では4種目を実施しました。「20mシャトルラン」では100回以上の記録を出した子もいたようです。
       「握力」、「長座体前屈」を含めて全部で8種類、測定を行います。春の測定結果を受けて、今から目標をもって毎日、意識して生活していけるとよいと思います。
       鬼ごっこを頑張ると「50m走」や「20mシャトルラン」の記録が、ドッジボールを頑張ると「ソフトボール投げ」の記録が向上しそうです。お風呂上りのストレッチも効果がありそうです。5年生だけでなく、舞阪っ子全員が、体力向上のため一日一回は意識して運動をしていってほしいです。(文責;教頭)
    • こ保幼小連絡会

      2025年6月3日
         「こ保幼小連絡会」が行われました。舞阪小学校の近くの「ども園」「育園」「稚園」の先生方が「舞阪学校」来校されて、4月に入学した1年生の様子を見ていただきました。
         小学校入学から2か月。小学校生活にもすっかり慣れた1年生たちは、久しぶりに再会した先生方を前に、うれしそうな、少し照れくさそうな顔をしていました。
         授業が始まると、元気よく音読したり、友達の見に行きたい動物を聞きあったりする活動に一生懸命取り組んでいました。それぞれに成長した様子をしっかり見せることができたと思います。園の先生に丸付けをしていただくことができた子もいて、とてもうれしそうでした。
         授業参観の後は、連絡会を行いました。今後の交流会や連絡会のことを確認し、1年生の学年の目標や児童の様子などが伝えられました。その後、情報交換も行われ、子供たちの成長の様子がたくさん確認できました。
         1年生たちの成長を実感していたつもりですが、園の先生方から話を聞くと違った側面の成長も確認できました。直接、話をすることで、児童理解が深まり、今後の支援の参考になりました。お忙しい中、来校いただきありがとうございました。
         今後も、「こ保幼小」、「小中」の連携を大切にし、舞阪っ子たちが自信をもって頑張れるように応援していきたいと思います。(文責;教頭)
      •  6月に入りました。1学期も残り2か月。目標をしっかりもって頑張っていきたいと思います。
         舞阪小学校の6月の生活目標は、 「廊下はマナーを守って歩きます。」です。多くの人が利用する廊下をみんなが気持ちよくつかえるように意識して生活していきます。
         本年度の重点の一つである「廊下歩行」子供たちの意識がどのように変化していくか楽しみです。
         【6年生】​舞阪郷土資料館見学
         6年生は、総合的な学習の時間で地域の歴史について学んでいます。5月27日(火)5、6校時、郷土資料館へ見学に行ってきました。舞阪の歴史が凝縮されたこの資料館で館長さんの話を聞いたり、展示物を見て回ったりしてさらに地域の歴史について知ることができました。これから課題を決めて、調べ学習に取り組んでいく予定です。
         弁天島遺跡や和船型鰹船、海苔養殖についても深く調べたいと思う子がいてくれるとうれしいです。
         身近に地域の歴史を強く感じることができる「舞阪」。そのよさをたくさん見つけてほしいです。(文責;教頭)
      •  【運動会】舞阪メモリーも本日で最後となります。「 ~笑顔がいっぱい~」と題しまして子供たちの笑顔をお届けしたいと思います。
         競技前、競技後、応援席、係の仕事前など多くの場面で素敵な笑顔を見かけました。
         この笑顔を忘れずに、これからもいろいろなことに挑戦し続けてほしいです。
         今週は、運動会の振り返りを行っている場面にも多く出会うことができました。感想の一部を紹介します。
         「ときょうそうで4番になってしまってかなしいなと思いました。でも、大玉で青がかったのでうれしいと思いました。」
         「6年生の因幡の白兎が、最後まであきらめずにがんばっていてすごないと思いました。」
         「障害走でボールをあまり落とさずに走れて2位だったのがうれしかったです。1位ではなかったけれどすごく楽しかったです。」
         「みんなで声をかけあって、協力すると、はやく行動できることを学んだ。1人ではできないことも協力してやっていきたい。」

         子供たちは確実に運動会を通して何かを感じてくれています。この気持ちを忘れることなく今後の生活に生かしていってほしいと思います。(文責;教頭)