11月15日(土)快晴の土曜日です

6年生は昨日、修学旅行先の東京から浜松へ無事に戻ってまいりました

保護者の皆様には、準備や送迎等の御協力をいただき、ありがとうございました

12日(水)に学校で出発式を行った際、校長先生から「学び」を「修める」という話がありました。
集団行動の中で、グループ行動の中で、お店やホテル、見学先の方との関わりの中で、公共施設を利用する中で、家や家族と離れた中で・・・様々な環境の中で、子供たちは「見て、感じて、考えて」成長を重ねたと思います。楽しかった思い出と共に、「どんな学びがあった?」と聞いてみるのもよいかもしれませんね
さて、修学旅行の見学先は、直接感じることができ、学びを掘り深めることができます

今日のブログの内容は、6年生の社会で学習をした「国会議事堂」の見学の様子を紹介していきます

東京に到着し、まず向かったのは、日本の政治の中心『国会議事堂』です!
テレビやニュースでしか見たことのない、あの重厚で大きな建物を目の前にし、みんなの表情も真剣そのもの

『ここで日本の大切なことが決まっているんだ』という空気が、子どもたちにも伝わったようです
建物全体に使われている大理石の多さや、細部にわたる装飾の美しさにも驚きの声が上がりました。日本全国から集められた石材が使われているという話を聞き、建物のスケールの大きさを改めて感じることができました。
また、建物内の内装や赤じゅうたんから感じる重厚感や威厳に、子供たちの顔も引き締まります
衆議院(国会議事堂を真正面から見ると左側)の議場も見学しました。この場所で白熱した議論が交わされているのかと思うと、胸が熱くなります

『政治の仕組み』を学習していた6年生にとって、教科書で見た場所が目の前にある感動は、ひとしおだったと思います
吹き抜けの『中央広間』の豪華さと高さ!そして、広間に立つ伊藤博文、大隈重信、板垣退助の大きな銅像を見ることができました。ゆっくりと話を聞くことができませんでしたが、この3人は日本の近代化と議会政治の確立に大きく貢献しました。詳しくは、もう少し後の社会の授業で一緒に学んでいきます

ただ、この中央広場にはもう一つ台座があり、その台座の上には何も建てられていません。空席です。なぜ、もう一か所は空席なのか?ぜひ、自分で調べてみるといいかもしれません
『政治』というとなんだか難しいものに感じていたかもしれませんが、実際に議事堂の中を見学することで、『自分たちの暮らしと深く関わっていること』だと実感できたようです。
『将来、ここで働きたい!』と思った子もいるかもしれません

『もっとニュースを見てみようと思った』と話していた子もいて、大変有意義な学習となりました
