地図を広げて確かめよう!【3年・社会科の授業から】

2025年9月27日
    9月27日(土)今週は秋の風を感じましたが、昨日と今日はちょっと暑さが戻っている感じもするかもしれません
    とは言っても、朝や晩は冷え込んでいますので、寒暖差で体調を崩さないよう、気を付けたいものですねlaugh
    蒲小の前を流れる芳川の堤防にも、ちらほらと彼岸花が咲いています。やっぱり秋なんですね
    さて、「実りの秋」は蒲小の子供たちにとっても落ち着いて学習や生活に取り組む秋でもあります。
    3年生の教室をのぞいてみると、社会科「スーパーマーケットではたらく人」の学習に取り組んでいました。
    この学習では、自分の家庭の買い物の様子や買った品物がどこから運ばれてきたのかを調べたりします。
    まさに「自分」と「学び」を結びつけ、社会とのつながりを感じることが多い単元です
    子供たちは、家庭での1週間の調査を終え、買ってきた品物の産地はどこなのかもワークシートにまとめました
    その産地を地図帳を使って調べている様子を見ることができました
    次にグループのメンバーと協力して、何の品物がどの産地なのかをふせんと白地図を使って、表していくことにしましたsad
    この作業を始めると、子供たちは頭をくっつけながらワイワイと進める姿が見られます。
    「バナナとパイナップルは外国が多い!」
    「静岡のまわりには、貼るところがなくなってきた!」
    「茨城から来ている野菜もある!あっ、納豆も!」
    などなど、気付いたことを叫ぶ班が多いですangel

    振り返りの場面では、先生が3分間の時間を与えて
    「今日の活動を通して分かった、どうしても伝えたいことを班で一つだけ決めて!」
    と声を掛けました。
    『一つに決める』ということが重要で、
    「何が分かった?」「何が驚いた?」「何を伝えたい?」などなど班のメンバーと話し合うことで、今日の学びが深化していきます。
    すると、各班からなかなか「深い」気付きが出されました!
    「浜松や静岡は貼る場所がなくなるくらいだから、近いところから新鮮なものが運ばれてくる」
    「県外や海外から送られてくるものがあるけれど、浜松ではとれないものばかり」
    「東の方から来ているものが多い(西日本や九州から来ているものが少ない)」
    「いろいろな種類のものがいろいろなところから運ばれている」

    次の時間でも学習の続きをしますが、これが今度は「お店の工夫」や「流通の仕組み(5年生)」にもつながっていきます。
    日々の生活が学びにつながることも多いです。
    この週末、買い物をしながらお店の広告やPOPを見て、産地について調べたり、食糧生産について考えたりしてみてはいかがでしょうか?
    それでは、よい週末をお過ごしくださいwink