5月31日(土) 5月の最終日です

新学期が始まってから2か月が経ちました。
「まだ2か月?」それとも「もう2か月?」
時間の感覚は人それぞれですが、いろいろな経験を積み、成長を重ねている蒲小の子供たちです
さて、土曜日ですのでいつものように予約投稿です

ここ最近の浜松の天気はあまりすっきりしません



そんなときの体育は体育館で行うことが多いです

今日は、この一週間の体育館での体育の様子をお伝えしますね

まずは6年生のバスケットボール

蒲小の子供たちの中には、バスケットボールが得意な子が多いですが、体育の授業で組んだチームは必ずしも全員が得意というわけではありません

じゃあ、つまらない?子供たちの様子を見ているとそんなことはありません

それぞれチームの中で、全員がボールに触るための作戦を立てたり、技のポイントを教え合ったり…まさに蒲小が大切にしている
「関わり」の姿が見られるわけです

2年生の体育では、子供たちの楽しそうな声が体育館中に響き渡っていました

「表現リズムあそび」で、子供たちが大好きな遊園地の乗り物を表現していたのです。
遊園地にある楽しいアトラクションにするためには、一人の力だけでは足りません

子供たちは、スリル満点のジェットコースターをつくるために、友達とつながるアイデアを出しました
「関わり」から、新しいものや大きなものを創り出す経験を積んでいるのだなと感心しました

学校は子供たちの「気づき」や「感じ方」を大切にしていますが、社会のルールやマナーを学ぶ場でもあります。
集団行動でのルールやマナーについて学ぶことは、これからの生き方にもつながるからです

1年生の体育の様子を見ていたら、「集合したら、静かに待つ!」と先生が話していました。
「なぜだと思う?」の問いに、すかさず子供たちは「先生の話が聞こえなくなる!」「次にやることが分からなくなる!」「みんなに迷惑かけちゃう!」と反応

静かにすることは、指示を聞くためだけでなく、周りとの
「関わり」にもつながることを学んでいました

体育の授業の中ではないですが、授業が終わった後、体育館からいくつかの学級が出るタイミングが重なってしまいました

すると、5年生が1年生に「先に行っていいよ!」と優しく声を掛けてくれました

上級生の優しさに頼もしさも合わせて感じ、爽やかな気持ちになりました。これも
「関わり」を大切にしている蒲小の子供たちのあらわれです

5月はスポーツフェスティバルがあり、「高め合う」ことについて発信することが多かったです。
蒲小学校のグランドデザインを見ると、学校教育目標を達成するために
「学び合い」「認め合い」「高め合い」「開き合い」「結び合い」の5つの『合い』に重点を置いて教育活動を進めていることが分かります。
『合い』ということは、単独ではできません。相手がいるから、仲間や地域の方々がいるから『合う』ことできます
5月の最終日の今日、
「関わり」や
「合い」を心の中に感じながら、有意義な時間を過ごしていただけたらと思います
