今年度初めての避難訓練を実施しました。
今回は「地震・津波」を想定したものです。
避難経路や避難場所、避難教室の確認が今回の大きな目的です。

<訓練地震発生>
放送の合図で素早く机の下に入ります。
1年生も机の脚をしっかりつかんで自分の身を守ります。

「揺れが収まりました。担任の指示に従って体育館に避難しなさい。」
『おはしも』をしっかり守り、ヘルメットをかぶり、素早く2列に並びます。

<余震発生>
避難を一時止め、その場で命を守る行動をとります。

再び「体育館へ避難しなさい。」の放送が入ります。
本来は運動場ですが、本日はグランドコンディションの関係で体育館へ避難します。

学年によっては非常階段を使います。
初めて使う子もいたようです。

全校児童が次々と体育館に集まってきます。

学年主任の先生が教頭先生に人数を報告します。
全員の避難を確認した後、防災担当の先生から新たに放送が入ります。
「津波警報が発令されました。速やかに津波避難教室へ避難しなさい。」

再び避難が始まります。
全校児童が無事に津波避難教室への移動を完了しました。
最後に防災担当からの話がありました。

実はこの先生は、東日本大震災の被災者でもあります。
当時の様子を振り返り、災害の恐ろしさや命を守る行動の大切さについて切々と語ってくれました。
子供たちの心にも深く響いたはずです。
入学後初めての訓練に参加した1年生も『おはしも』をしっかり守って行動した姿が印象的でした。
本校では年間6回の大規模な避難訓練を実施予定です。訓練を実施しない月にも月2回程度の小訓練も予定しています。
「自分の命は自分で守る」行動が自然と身につくように今後も防災指導に力を注いでまいります。