本園の伝統行事の一つとして、毎年、小学校入学前の厳寒期に、年長組さんが、龍潭寺のご厚意で、座禅をさせていただいています。今日も、28人全員が揃って、龍潭寺を訪問しました。最初に、ご住職様から、座禅の意味や仕方を分かりやすく教えていただきました。口を閉じて、話す住職様を見て、しっかりと話を聞くことができました

「警策(棒で背中をたたく)は、励ますためだよ。気持ちがいいよ」と作法を教えてもらい、部屋を暗くして、15分の座禅を2回しました。多くの子が、自分から警策をしていただいていました。やる気がみなぎる年長組さんでした

座禅終了後には、ご住職様から年長組さんへ餞(はなむけ)のお話をいただきました。「4月8日は、お釈迦様が、片方の手を上
に、もう片方の手を下に向けた姿で、お生まれになった日です。上に向けた手は、頑張りますという意味です。下に向けた手は、小さい子に優しくしますという意味です。皆さんも、小学校に入ったら、がんばる心とやさしい心をもってください。」お忙しい中を、園児のために座禅を教えていただき、本当にありがとうござました。これで、小学校に行くことができます

今後も子どもたちをお見守りください
