圧巻の壮行会! さあ、行くぞ細江中健児!!

2026年6月19日
    体育館に熱い思いが満ち溢れました

    夏の大会、コンクールに向けて壮行会が開かれました。
    感動の壮行会でしたsad
    応援する生徒、応援される生徒、それぞれが熱い思いを伝え合う素晴らしい壮行会でした
     
    拍手で選手が迎えられた後、部活ごとに3年生を中心としたメンバーがステージに上がり、決意や抱負を伝えました。
     
    そして、今年頑張る3年生を応援しようと、1,2年生で結成された応援団が全力の応援をしてくれました
    有志で集まった応援団員約100名
    団長を中心に100名の応援団と全校生徒による圧巻の校歌熱唱(絶叫?)
    体育館が声の圧力で震えるかと思いました・・・

    3年生を代表しての挨拶も、自分たちの目標への思いだけでなく、周囲の人たちへの感謝の気持ちにあふれた素敵なものでした。
    この壮行会の最後の方に校長からの言葉を言うことになっていたのですが、
    この壮行会での生徒たちの姿、表情を見て、
    「素晴らしい!もうみんな十分に分かっているじゃないか」
    「もはや語るのは野暮だなぁ」

    と思い、キーワードだけ伝えました。

    本当の意味での「NO.1」になろう!
    「全力を尽くす」「リスペクトと感謝」

    「私(校長)が言いたいこと、3年生は分かるよね?」
    と尋ねると、多くの3年生が頷いてくれました。
    さすが、3年生!
    おそらく2年生も昨年来、話してきたことなので分かってくれていると思います。
    1年生は、この夏の先輩の姿、2学期の行事での先輩の姿から学んでくれることと思います。
     
    今回、特に3年生は語らなくても分かっていただろう内容ですが、
    こんな思いを伝えたかったということで、以下、紹介させていただきます。
     今、サッカーのワールドカップの真っ最中。前回、ワールドカップではドイツ、スペインに勝ち、今回はオランダと引き分け・・これからどうなるかはわからないけど、本当に日本は強くなったなあと思います。みんなが生まれるずっと前から応援している年齢の先生方なんかは、「ワールドカップなんか夢のまた夢」「無理無理」、という時代から、「あと1歩でワールドカップに手が届かなかった悔しい時」、「やっと出たけど1勝もできなかった時を経て」、本当に強くなった日本チームを見ると、明らかに、かつての日本チームの努力が今につながっていることを感じます。また、うまさだけでなく、正々堂々としたプレー、試合マナーもどんどん磨かれてきた。もっというなら、選手だけでなく、一緒に頑張っているチームスタッフの人たち、その他、支える多くの人たちもまた、そういう共に頑張る魂のようなものを着実に受け継ぎ、磨いてきたように思います。応援するサポーターの態度も素晴らしですよね。「素敵なものがつながってきている」と感じます。
     
     そして、日本代表ではないですが、実は、この細江中も頑張ってきた先輩たちの努力や思いをみんながしっかりと受け継ぎ、素敵なものがつながっている、と感じています。
     
     さて、夏の大会に向けての私が話したい思いは、いつも同じです。2年生3年生は、昨年もどこかで聞いているはず。
    分かりますか?
     
     「No.1になれ」「一番になれ」
    ということです。
     
     「なれるわけないじゃん」と思いますか?試合やコンクールの公式に記録される「勝利や結果」という意味では、全国NO.1になるチームや個人以外、必ずどこかで負ける。
     だけど、試合やコンクールの結果が全国1のチームが、必ずしも「唯一の全国No.1のチーム」ではない。
     「自分やチームの最高の力を出し切って、なんか持っている力以上のものが出た」、
     「もう出せないというまで全力を出し切れた!」、
     「勝利や最高の結果を目指して本気で頑張る中で、チームが一丸になった」、
     「大会、コンクールを通じてかけがえのない仲間になれた」、
     「本当に仲間や、支えてくれた人のおかげだと心から感謝の気持ちでいっぱいになった」
     そういうふうに思える個人やチームが「本当の意味のNo.1」なんだと思っています。「全国NO.1」は唯一無二ではなく、みんなにも大いにチャンスはあるんです。
     
     そういう意味での「NO.1」になってほしい。けれども、NO.1なのかどうなのかは、終わってみてはじめてわかる、もしくは、終わった時にも、わからないけど、時間が経って振り返った時、わかる時が来る。そういうものです。
     
     そう簡単ではないが、NO.1になるために必要な「大事な鍵」は2つあることは分かっています。
     
    「全力を尽くす」
     出る人も出ない人も、できることを精一杯やる。その経験はかけがえのないものです。
     
    「リスペクトと感謝」
     リスペクトというのは、相手を尊重する、敬意をもって大切に思う姿勢や行動ことです。相手へのリスペクト、仲間へのリスペクト、大会・コンクールを支えてくれる方へのリスペクト、仲間への、指導してくれる先生への感謝、家族への感謝、試合ができる感謝・・・。
     
     大会、コンクールは、あいさつや試合態度、それ以外の場での態度やマナー礼儀、そういうことを含めた全てが、自分たちが頑張ってきたことへの誇りをかけた発表の場です。
     勝利を目指して全力を出そうとすること、リスペクト・感謝の気持ちを胸に精一杯できることをやってみる、選手として試合に出ない人もいるかもしれないけれど、チームの一員としてできることを全力でやる価値、いろんな立場でそれぞれが頑張っていることを互いにリスペクトする。
     それができたら、勝っても負けても、結果が出ても出なくても、この夏の経験は自分にとって、チームにとって、かけがえのない、現時点での「唯一無二のNO.1」になります。
     学校の部活動ではなくて、それぞれの団体に所属して頑張っている人も多いですね。硬式野球やサッカーやダンス、チア、空手、スケートボード・・・。学校以外の場で頑張っている人も同じです。細江中の仲間がいろんなところで頑張っていてくれることを、学校の仲間や先生方、地域のみなさんも応援しています。この夏、自分の置かれた場で、全力を尽くしてください。
     
     細江中にも素敵なものが受け継がれ、つながっている、と言いました。2年生3年生は見てきたはずです。例えば昨年はこんな姿がありました。
     
    ・県大会、本気で目指してたんだけど、惜しくも負けてしまって、号泣。でも、その悔しさを共有した仲間がそこにいた。試合に出られなかった仲間も泣いていた。一緒に精一杯やってきたからこそです。
    ・試合で点数を大きく離されて、もう現実的には追いつくことができない、ということはわかっている中で、「自分たちのプレーをしよう!」「やりきろう!」と、点差関係なくみんなで声を出してベンチも全力で応援していた、その姿を見たとき、これはNO.1のチームかもしれない、と感動とともに、熱い思いがこみ上げてきました。
    ・全国を目指す中で怪我をしてしまった。それでも怪我を押して出場。足を引きずりながらも全力で頑張る3年生がいました。すでに負けてしまった同級生が県大会に勝ち進んだ同級生を応援に来て、声がかれるまで応援しながら涙ぐんでいた姿。これはもうチームを超えてNo.1でした!

     そういうふうに夏、全力を尽くした経験が、一回りも二回りも先輩たちを成長させ、体育大会や合唱コンクール、いろんなところで、中学生の殻を破って脱皮したような、頼もしい姿につながりました。
     昨年、先輩たちと共に頑張った2年生3年生には確実に受け継がれ、つながっている細江中の大切な心です。1年生は、共に全力を尽くしながら、今年の先輩たちの姿を、心を心に刻み、受け継ぎ、つないでいってください。
     今年のチーム、皆さんのこれまでの姿をみれば、夏の大会では、みんなも「本当の意味のNO.1」になれる。そう思います。本当の意味の価値ある「No.1」「一番」をめざし、なってください。

    それぞれの熱い戦いを期待しています。