13日(土)、みをつくし文化センターにて、「細江まちづくり協議会」が開かれました。今年も本校の生徒が招かれ、ホソ・トレ(細江中学校の「総合的な学習の時間」におけるで追究活動)で追究してきたことを発表しました。
発表したのは、ホソ・フェス(11月21日に開催されたホソ・トレの発表会)の際に、学校運営協議会の委員の方によって選ばれた4つのグループの生徒たちです。
【グループ340の生徒の発表】ジャンル 郷土愛
追究テーマ「地域の祭りを盛り上げたい」
地域の子供として「参加」するのではなく、中学生の立場で露店を「経営」し、祭りに「参画」することを目指しました。仕入れから販売、事後の処理まで、自分たちが主体的に行った経験をもとに発表した内容には説得力がありました。
【グループ321の生徒の発表】ジャンル 観光
追究テーマ「キ。細江の活性化について」
「キ。」というテーマタイトルは、「輝かしい気賀を私たちが生み出す」という意味を込めたそうです。細江を活気づけるため、細江らしさや歴史を生かした新たなお菓子「関所クッキー」を考案しました。そのクッキーを祇園祭で販売するという提案をしました。
【グループ326の生徒の発表】ジャンル 福祉
追究テーマ「Change the future ~子ども食堂の活性化~」
細江にある二つの子ども食堂について調べ、人手不足が大きな課題であるということを知りました。その解決に向けて、小学生の利用が多い子ども食堂に中学生が積極的にボランティアとして関わっていくことの価値や可能性を提案しました。
【グループ303の生徒の発表】ジャンル 環境
追究テーマ「未来のためにできること~都田川ゴミ拾い・釣り活動~」
都田川の周辺にゴミが多いという実態を目の当たりにし、何とか改善したいという思いから、「ゴミ拾い」と「釣り」を掛け合わせたイベントを考案しました。大人も子供も楽しめるように配慮した細かなルールまで考えることができていました。
まちづくり協議会のメンバーの方からは、中学生らしい視点で熱心にプレゼンテーションをしている姿勢や多くの地域の大人に相談しながら学びを深めていることなど、たくさんのお褒めの言葉をいただきました。また、生徒の考えが実際に形として実現できるように協力したい、との心強い言葉をいただきました。
今回選ばれた4組のグループだけでなく、3年生全員が細江をよりよくし、みんなが幸せに暮らせるように、何らかの提案をしています。子供たちの思いを受け止めて、大人も地域のために頑張っていかなくては・・・という思いを強くしました。
昨年は、「姫様道中での駄菓子屋出店」等、いくつかの提案が実現しました。
今年度も、まちづくり協議会をはじめとした地域の皆様の御協力で、生徒の提案が実現することを願っています。
毎年、追究活動の際には、多くの地域の皆様にお世話になっています。
地域の皆様、今後とも
どうぞ御協力をよろしくお願致します。