年長そら組が大事に育てていたアゲハチョウの幼虫
幼虫 → さなぎ → そしていよいよ成虫(チョウ)へ
羽化が始まり、子供たちは虫かごの中のさなぎを見守りました。
小さな声で
「がんばれ~~」と応援したり、
「だんだん出てきてるよ」と嬉しそうに話したりしていました。
しばらくすると体のほとんどが出てきました。
さなぎの中で畳まれていた美しい羽根はまだしわが残っています。
子供たちは、次第に羽根が広がる様子も興味深く見ていました。
いよいよ羽根が広がり、チョウが飛び立つ時です。
子供たちは外に出て虫かごの蓋を開きました。
チョウは羽根を揺らしながら子供たちの周りを飛びました。
すると、子供の帽子にとまったのです。
「わあ!」「チョウチョが帽子にとまった‼」
子供たちは嬉しそうに言いました。
まるでチョウが「ありがとう、またね」と言っているかのようでした。
最後に名残惜しむかのように
子供たちがいつも遊んでいるままごと小屋の屋根に再びとまった後、
きれいな羽根を広げて元気に飛んでいきました。
そら組の部屋には、まだまだこれからチョウになろうとしている幼虫やさなぎがたくさんいます。
元気に育つといいですね。