今日、双葉小学校の6年生が昨年度から育てていた「フタバアオイ」を、5月6日(土)に京都の上賀茂神社で行われる里帰り式に送り届けるための出発式を行いました。「フタバアオイ」は京都の上賀茂神社に群生していて、京都三大祭りの一つ「葵祭」にも使われる植物です。近年の環境の変化などによって数が減り、全国の「フタバアオイ」にゆかりのある場所で育てられるようになりました。徳川家ともゆかりのある植物であるため、この浜松で、そして、同じ「ふたば」の名前にちなんで双葉小でも9年前から育てていました。日光や乾燥に弱く、大きく育てることが難しい「フタバアオイ」ですが、今回、初めて育てることができました。
大きく育った「フタバアオイ」は、もう1年、上賀茂神社内で栽培が続けられ、来年の5月に開催される「葵祭」で1万本飾りに使われるそうです。
今年度は5年生が育てていきます。6月に葵の会の方が双葉小に来て「フタバアオイ」について詳しく教えてくださいます。どんな話が聴けるか楽しみです。