【5年生】6年生を送る会

2023年3月3日
     6年生を送る会を終えた5年生は、高揚感と達成感に満ちた清々しい表情をしていました。
     本番に至るまで、さまざまなピンチがありましたが、今日は2つの班のピンチと頑張りをお伝えします。
    ①5年生の出し物係 この係は、歌と感謝の言葉を伝える計画を立てて、せりふまで考えていました。ところが、6年生が「クイズが楽しみ。」と言っていることを知りました。出し物係は、このまま貫くか、内容を変えるか悩みました。答えは「6年生が楽しみにしていることをやろう。」でした。歌を一番だけにして、クイズを盛り込みました。当日は、6年生が楽しそうに参加してくれて嬉しかったそうです。

    ②プレゼント係 プレゼントは、帽子がいい!と早くから言っていました。自分たちが1年生のときに、当時の6年生が帽子をもらっていたことが印象に残っていたそうです。「準備は大変だけど、絶対最後までやりきる!」という強い思いのもと、帽子作りがスタートしました。始めてみると、想像以上に大変でとても間に合わない様子でした。いつもは、自分たちでこだわって進めたい子達ですが、今回は違いました。「このままでは終わらない。クラスのみんな手伝って。」と協力を求めました。進んでみんなが協力し、見事2日前に帽子が完成しました。
     当日は、帽子の中になかよしグループの友達からのメッセージを入れて、思いがいっぱいつまった帽子を渡すことができました。6年生が帽子をかぶっている姿を見て、プレゼント係は顔を見合わせとても嬉しそうにしていました。

     どちらのグループも原動力は、「6年生を喜ばせたい。」ということ。送る相手がいるからこそ、できた経験。6年生を送る会を通して、5年生は、また一段と大きく成長をすることができました。