白熱電球とLED電球

2025年1月20日
    2年4組の技術・家庭です。
    電気エネルギーを熱や光、動力などに変換して利用している私たち。
    その変換効率について考えました。
    「私たちが日常的に使っている電気には2種類あります」
    交流と直流電流の違いについて比較。

    続けて、手回し発電機2台を電線でつなぎ、一方を回転させて電力を生み出し、もう一方の発電機のモータを回転させるという実験に挑戦。
    それぞれの班で子どもたちは発電機を一生懸命に回します。
    ですが、手で回した回転数と相手側の回転数は同じではなく、回転数は少なくなっています。
    「回転動力がモータを回し、電線を通過する際にエネルギーの損失が生まれています」
    「この損失を少なくする工夫が省エネですね」

    同じ40ワットの白熱電球とLED電球を点灯させてみます。
    代表の子がそれぞれに手をかざすと白熱電球の方が熱くなっている。
    タブレットで調べると、白熱電球の変換効率は10%、LEDは30~50%ほどということが分かりました。
    省エネといわれているLEDでもエネルギーの半分は損失となっているのですね。
    熱に変換されるなどの損失があることを確認しました。
    「家の中の電球はどうなっているのか、確認してみようと思います」と言っていた子もいました。
    エネルギー問題は、家庭でも考えたい内容でした。