5年生が中心となって準備を進めてきた6年生を送る会が、3月6日に行われました。
今日は、その裏側を少しだけ紹介します。
開会前、担当の児童が6年生を迎えに行きました。緊張しながらも、6年生に「5年生です。皆さんのお迎えに来ました。」と挨拶をし、入場の先導をしました。
会の中では、司会の児童が進行をし、代表児童が劇を披露しました。その裏では、BGM担当の児童が、タイミングを合わせて曲を流し、会場の雰囲気を盛り上げました。前に出る子だけでなく、全員が役割を果たしました。
会が進む中、飾り付け担当の児童が6年生の教室へ向かいました。6年生が教室へ戻ってきた際にサプライズを行おうと、教室を飾り付けるためです。黒板にメッセージを書き、机の上には1年生が描いてくれた6年生の似顔絵を置きました。
会の終了後、教室に戻った6年生は黒板と似顔絵をじっと見つめていました。その表情は、喜びと下級生への感謝、そして少しの恥ずかしさが混じった温かなものでした。
頑張った5年生にも、サプライズが待っていました。会の終了後、退場前の4年生が、5年生に向けて挨拶をしたのです。「会を開いてくれてありがとう。」「来年、わたしたちもこのような会を開けるように頑張ります。」5年生の頑張りが、4年生にも伝わった瞬間でした。
それだけでは終わりません。5年生が教室に戻ると、6年生からのメッセージが届きました。会を開いてくれたことへのお礼や来年度への激励など、5年生に向けた熱い思いが込められていました。
この会を通して成長したのは、5年生だけではありません。たくさんの思いがつながって、6年生もまた、大きく成長したようでした。
昼休みは、6年生との思い出作りとして各班で縦割り遊びを行いました。遊びの最後には、プレゼント係の児童が中心となり、全校で作ったメッセージカードを送りました。会の始まりから縦割り遊びまで、全校の笑顔があふれる1日となりました。