2025年12月

  • 干し柿づくり

    2025年12月11日
      あらっ子学習ボランティアのみなさんにご協力いただき、わかば・なかよしでは干し柿づくりに挑戦しました。

      まずは、ボランティアさんに教わりながら柿の皮むきをしました。ピーラーの使い方を丁寧に教えていただき、柿をやさしく持ちながら慎重にむいていました。はじめは恐る恐るむいていた子供たちでしたが、少しずつコツをつかんで上手にむけるようになりました。そのあと、ひもの結び方を一人一人丁寧に教えていただきました。子供たちは「できた。」と笑顔で柿を結んでいました。

      結んだ柿を学校の軒下にずらりとつるすと、「早く食べたいな。」と楽しみに見上げる姿が見られました。

      地域の温かい支えのおかげで、子供たちにとって貴重な体験となりました。御協力いただいたあらっこ学習ボランティアのみなさん、ありがとうございました。
       
    •  6年生が調理実習を行いました。調理実習を行う前には、「献立の立て方」を学習しました。献立は「主食」「汁物」「主菜」「副菜」で構成されていること、献立を立てるときには「栄養バランス」「味付け」「彩り」「旬の食材の使用」「冷蔵庫の中身」「家族の好み」などを考慮する必要があることを学びました。
       今回の調理実習は、「自分で献立を立て、一食分の食事を作れるようになろう」の第一歩として、主菜や副菜にあたるおかずを作ることがテーマでした。条件は「じゃがいも」を使うことです。
      調理実習のめあては3つ。
      「作るものに応じた切り方、炒め方、茹で方で調理すること」「安全面に配慮すること」「手際よく調理すること」です。
       
      「茹でている間に、使ったものは洗っておこう。」
      「じゃがいもを切るときの手、気を付けてね。」
      「茹で時間は、10分くらいでいいかな。」
      子供たちからは、めあてを意識したつぶやきがたくさん聞こえてきました。

      調理の後、自分で作ったものを食べてみて、「自分で作ったからよりおいしく感じる。」という感想や「ゆで時間が長すぎて、ボロっとなってしまうから、次は気を付けたい。」という反省などが出てきました。こういった思いが家庭での実践につながるよう、来週は実習のまとめをしていきます。

      保護者の皆様、じゃがいもの皮むきの練習に付き添ってくださったり、実習に必要な買い物をしてくださったり、ありがとうございました。
    •  理科の不思議に触れ、学びから得た知識や経験から新しい技術を創出する面白さに気付くことを目的として、浜松ホトニクス株式会社の方を講師とした光の出張授業を行いました。初めに、浜松ホトニクスが行っている光の研究やそれを生かした事業について教えていただきました。その後、光のもつ様々な性質について、子供たちにも分かる形で演示をしていただきました。
       次に、宇宙線を捉えるセンサーや赤外線で温度を感知するカメラ、光の偏光を利用した実験など、様々な体験をさせていただきました。目の前で起こる不思議な現象に、「なぜ?」「どうして?」と子供たちの目が輝いていました。
       授業の後半は、研究員の河田さんから講話をしていただきました。「新しいこと、まだ誰も知らないことを見つける。」という研究員としての生き方や、「チャンスがあったら全部やってみる。」という個人として大切にしている生き方について話していただきました。最後に、「夢中になるものに出会った時、やりたいものが選べるように出来ることを増やしてほしい。そのために積み重ねを大切にしてほしい。」という熱いメッセージをいただきました。
    •  6年生の国語科では、「おすすめパンフレットを作ろう」という学習に取り組んでいます。
       この学習では、基礎基本を身に付けるとともに、一人一人が主体的に学習に取り組むことができるよう個別最適な学びを意識した授業を行っています。初めに、担任から「パンフレット作りを通して、推薦文の書き方を皆さんに身に付けてほしい。」という話があり、それを基に、学級で学習全体のめあてを立て、学習計画を整理しました。
       次に、学習のポイントを担任が作成した例を基に考えました。どんなに主体的な活動であっても、学ぶべき基礎基本がおさえられていなければ意味がありません。推薦文を書くために必要な事柄として、推薦する内容、推薦したい相手、その根拠や理由が重要であることを確認しました。
       最後に、誰に、何を推薦することが自分にとって取り組みやすいのか、それぞれに課題を選択しました。基本を大切にしつつ、児童が選択しながら学習を進めることで、全ての子が最適な方法で学ぶことができる授業を目指していきます。
    •  6年生の総合的な学習「マイライフ マイドリーム」では、地域のプロフェッショナルの方の生き方に触れることで、自分の生き方について考える活動を行っています。今日は、修学旅行の企画、添乗をしてくださった遠州鉄道株式会社のツアーコンダクターの方の話を聞きました。
       ツアーコンダクターとして大切にしている生き方は、「楽しみや喜びを提供する生き方」だそうです。人と関わったり、色々な場所へ出かけたりすることが好きで、その個性が今の仕事に生きていることや、物事を逆算して計画を立てることが得意という長所を生かして仕事をしていると話していただきました。
       
       また、「本番の力は、準備をしたことの内からしか出てこない。だから私は準備を120%頑張って、その中の100%が出せるようにしている。」といった仕事への向き合い方や、「皆さんも毎日の課題やテスト、習い事の発表など様々な本番があると思うが、それまでの準備を大切にしてほしい。」といったメッセージをいただきました。裏方としてこの1年頑張ってきた6年生にとって多くの共感がある講話となりました。
    •  子供たちの健全な心身の発達を目的として、学校保健委員会を開催しました。保健委員会の委員長と校長先生の話の後、本校のスクールカウンセラーを講師に「ストレスから回復する力」と題して話を聞きました。
       
       初めに、ストレスを感じた時に自分の体と心に起こることを考えました。イライラする、緊張しやすい、悪い方に考えてしまうなど、自分の生活を振り返り、ストレスの表れ方の違いについて理解しました。
       その後、ストレスから回復するための行動について、分類表をもとに考えました。音楽や本を楽しむ、家族や友達にぐちを言う、パズルや謎解きで頭を使うなど、様々な対処法があることを知るとともに、1つの方法に頼るのではなく方法の幅を広げることで立ち直る力を高められると教えていただきました。
       ストレスの感じ方や、心身への表れ方は人それぞれです。だからこそ、知識を身に付け自分なりの対処法を実践することで、今後もしなやかに成長していけるとよいですね。
    •  今日は、だしの学習を行いました。にぼしの観察やだしのあるなしでのみそ汁の違いを味わいました。比較することで、だしのおいしさを知り、その必要性について実感することができました。学習後には、「給食のみそ汁のだしは何か考えながら食べたい」「おばあちゃんにだしのおいしい取り方を教えてもらいたい」「おいしいみそ汁を家族に作ってあげたい」という声が出ました。次回は、栄養のバランスや家族の好み、旬なども考慮して、みそ汁づくりの計画を行います。
      いろいろなだしがあることを知りました。
      煮干し自体やだしのあるなしでのみそ汁の味や香りなどの違い比べをしました。
      家庭科室がだしのいい香りに包まれ、学習意欲が上がりました。
    •  昼休み、体育館から子供たちの元気な声が聞こえてきました。中をのぞいてみると、給食委員会の子供たちが集まって、何やら相談と練習をしていました。
       話を聞いてみると、麁玉小学校の課題である残食を減らすために、バランスの良い食事の良さや給食の栄養素について伝える劇の練習をしているとのことでした。小道具を準備したり、身振り手振りを加えたりして、下級生にも分かりやすくなるよう工夫していました。
       今後も練習を重ね、体育館で劇を披露するイベント開催するそうです。どのようなイベントになるのか、当日が楽しみです。先日の図書委員会や生活委員会に続き、様々な委員会で全校の課題を主体的に解決しようとする姿が見られることを嬉しく思います。
    •  6年生が兼ねてより準備を進めてきた、5年生に向けた修学旅行報告会を行いました。
       修学旅行で得た学びと学校生活とのつながりを伝え、5年生に対して最上級生に向けた自覚をもってもらうことが目的です。
       修学旅行で出会った裏方で働く人の素晴らしさ、公共の場での過ごし方、委員会活動とのつながりなど、様々な視点から5年生に頑張ってほしいことを表現しました。最後に、「6年生として裏方で動くことが増えるが、それを前向きに捉えて頑張ってほしい。」というメッセージを伝えました。6年生の真剣な姿に自然と5年生の背筋も伸び、今年の6年生が築いてきた伝統を次年度へとつないでいく機会となりました。
       9月から続いてきた修学旅行実行委員の活動は、これで一区切りです。しかし、6年生としての活動は今後も続きます。
       来週からは、あらっこ参観会、そして卒業式に向けた活動が動き出します。新たな伝統をつくり、よりよい麁玉小学校を次年度につなげていくために、6年生は最後まで走り続けます。
    •  家庭科の時間に、米を炊く様子を観察する実習を行いました。米を洗い、水を量り入れ、給水し、火加減に気を付けて炊きました。透明な鍋を使うので、普段炊飯器では見ることができない米と水の変化を確認することができました。小さかった米が膨らみ、水が減り、ぶくぶくしていく泡の変化、そして、おいしそうな香りに記録も進みます。観察が終わった後、炊きたてのご飯を食べました。ご飯を平等に分けるために話し合ったり、ゆずったりと思いやりの気持ちも見られた実習でした。