2025年6月

  • 福祉体験

    2025年6月9日
      4年生の総合的な学習の時間では「福祉」について学習しています。

      天竜厚生会の方にお越しいただき、講話と車いす体験、アイマスク体験を行いました。
      車いす体験では、「自分で思った方向に進むことができない。」「少しの段差も自分では上がれない。」「車いすを押すのに少しの段差でも力が必要だ。」と、車いすを使って生活することの大変さを感じていました。
      アイマスク体験では、「見えないと怖い、不安。」「声の掛け方が難しい。」「案内してもらったけど、壁や扉にぶつかった。」と、目が不自由な人の思いやサポートする側の難しさを体感していました。
      ふくしとは、「だんの らしの あわせ」で、誰もが幸せに暮らせる社会になるために考えていくことが大切であると学びました。これからの学習で、生活の中で困っている人はどんな人で、そのためにどのようなサポートがあるのかを調べていきます。
    •  本日、3~6年生の学級代表と各委員会の委員長が集まり、「どのような麁玉小にしたいか考えよう」という議題で代表委員会を行いました。「SDGsに貢献すること」「ゆずり合いを大切にすること」「挨拶やふわふわ言葉を広めること」「様々な学年・学級が関わりを深めること」といった意見が出されました。
       5・6年生の意見だけで決まるのではなく、3・4年生も進んで発表し、自分たちの手で学校をつくっていこうという思いを感じることができました。
       また、委員長たちからは、「様々な委員会の活動につなげられるものがよいと思う。」「この内容であれば、自分たちの委員会にもできることがありそう。」といった意見が出されました。これまで伸ばしてきた主体性が、自治的な活動へとつながってきていることを嬉しく思います。
       最後に、校長から「ここに参加した人たち、そして麁玉小全員が同じ思いをもって活動を進めてほしい。1年で終わるものではなく、自分たちが卒業し大人になった時にも伝統として残る学校の姿をつくっていってほしい。」という話がありました。
       今後は、挙げられた意見をわくわく児童委員会で集約し、各委員会の活動や縦割り活動へとつなげていきます。
    •  スポーツフェスティバルが終わり、高学年は次の目標に向けて動き出しています。
       その目標とは、麁玉小学校を今後どのような学校にしていくかを自分たちで明らかにし、それに向けて委員会を中心に活動を進めることです。自分たちが卒業した後も、麁玉小がどのような学校であり続けてほしいか、そのために今何をすべきなのか、各クラスから持ち寄った意見を代表委員会で集約し、子供たちの言葉で整理して具体的な活動へつなげていきます。
       今日は、わくわく児童委員会の子供たちが、水曜日の代表委員会に向けて準備をしました。
       司会の練習をする人、事前に要点を整理する人、会場や黒板の準備をする人など、それぞれの役割に沿って準備が進みます。細かな指示がなくとも自分の役割を理解し、進んで行動する姿は、さすが高学年です。
       水曜日の代表委員会で、今後の麁玉小の姿がどのようにまとめられるのか、先生たちも楽しみにしています。