10月7日(火)には、4年生が校外学習に出掛けました。
西部清掃工場では、実際に集められたごみがピットに入る様子や実際にごみが処理される様子を見学しました。また、処理されたごみが、「スラグ」と呼ばれる資材として道路やコンクリートに再利用されたり、発生する熱が発電に使われたり、近隣のToBiOの温水プールのために再利用されたりすることも学びました。
また、所員の方の話から、ごみを処理した後に出る灰を埋める「平和処分場」の敷地に限りがあることも知りました。処分場を長く使うために浜松市では「3R」の取り組みをしていることを知った4年生児童は、「自分にできることをしたい」「家で3Rを実践してみたい」と、ごみ削減への思いを強めていました。
今回学んだことは、今後社会科の学習でまとめていきます。御家庭でも、子供たちの「思い」に御協力をお願いします。
清掃工場の見学終了後は、遠州灘海浜公園に向かいました。昼食だけが目的ではなく、社会科「自然災害からくらしを守る」の学習で知った「津波避難マウンド」を見学することも目的の一つでした。
見上げたり、実際に登ってみたりした結果、写真で見て想像していた大きさを上回る実物を前に、子供たちは「こんな大きいの!?」「こんなに高いの!?」と驚きの声をあげていました。
驚きの後は、楽しいお弁当タイム。何といっても、この時間が一番楽しみだった子供たちはとても嬉しそうでした。おいしく楽しいお弁当の御準備、本当にありがとうございました。
昼食後は、最後の目的地である「アクト通り」に向かいました。地域のボランティアさんの案内で通りにある様々な「ユニバーサルデザイン」に触れ、「誰もが安心できる」「その人に合った使い方ができる」といったUDの本質を、目で、耳で体験して深く学ぶ時間を過ごしました。今後、総合的な学習の時間を中心にまとめていきたいと思います。
様々な学びがあった校外学習でしたが、最も大きな収穫は「4年生の成長」が見られたことでした。
「気持ちのよい挨拶」や「集合・整列のスムーズさ」、「真剣に話を聞く態度」に、この半年間の確実な成長が見られました。
翌年の高学年としての姿を見据えて、これからも成長していけるよう、たくさん働きかけ、見守っていきたいと思います。