2023年3月

  • 3月2、3日と静岡県公立高校入学者選抜試験が佐久間分校で行われたため、同居している佐久間中学校の生徒・教員は、当日、校舎に入ることができず、校外学習を実施しました。1年生は、地域の方を講師に2つの制作活動を行いました。1つ目は、佐久間町森林組合の中尾一雄さんを講師に招いて、間伐材を使った割り箸づくりを行いました。また、2つ目は、山いき隊の山田恵美莉さんと金田鈴音さんを講師に、「コケリウム」を制作しました。
  • 1年生の国語の授業では、1年間学んだことについて自分なりの視点で、教材が持っている魅力だったり、表現技能だったりするものを論理的に分析し、プレゼン資料にまとめたものを、PCで発表しました。情景や感情の表現の比較、日本と海外の文学の情景描写の比較文化論、伝えるための技術を教材によってどう工夫しているか、言葉一つの情景描写で描かれる創造性(感性)等等、1年間いろいろな教材を学んだ中で、さらに、自分なりの視点で分析した内容を、視覚化して発表していました。レベルの高い発表会で感心しました。
  • 卒業式や入学式時に彩を添えてもらうために、秋から育てている「アネモネ」が、最近の日中の温かさに誘われて開花し始めました。3月16日の卒業式には、赤と白の花が咲き揃ってくれそうです。
  • 3年生の社会では、社会情勢をより深く理解するために、「SDG’S」を視点にして、自分が課題をもった世界情勢について、アクティブ・ラーニングした成果をグループにおいてプレゼンし、さらに質問や意見を出し合いながら、より深く情勢について議論していました。例えば、ロシアのウクライナ侵攻などの戦争に関する情勢については、今、世界を平和にするために自分たちにできることは何か、自問自答しながら導き出すなど、世界の出来事を自分事として捉え、深く学んでいました。
  • 佐久間町を走っている地域バス「ふれあいバス」は、収支率が芳しくなく、減便や路線廃止などの心配が出てきています。そこで、生徒会では、毎週呼びかけて実施しているアルミ缶回収で得た収益金を、バスの運行を継続するための維持協力金として、先日、佐久間連合自治会へ寄付を行いました。当日、連合自治会長の大見さんがお見えになり、贈呈式を行いました。生徒会では、今後もアルミ缶回収を継続していくとのことです。