9月の「元気の日」 テーマは「けがをしたら先生に知らせよう!」です。
昨日2日は9月の「元気の日」でした。まだまだ暑くて、戸外で力一杯遊ぶのも心配なくらいですが、2学期は運動会に向けて運動遊びが楽しくなりますね。そしてスポーツの秋にふさわしく、縄跳びやボール遊びなども盛んになっていきます。身体が柔らかく体重も軽い幼稚園の子たちは、大きなけがをすることは少ないように感じますが、遊び方が正しくなかったり、運動する場が狭かったり危険だったりすると、けがをすることがあるかもしれません。年少さん、年中・年長さんは合同で、それぞれけがをした時に注意することなどをお話しました。





年少さんは、体全体で頭の割合が大きく重たい特徴があります。また、遊びに慣れていないこともあって、周囲を見ながら遊んだり、友達の動きに気を付けて遊んだりすることが十分にでず、友達や物にぶつかってしまうことがよくあります。遊具遊びの時に、手が離れてしまったり、持ち方が悪くて滑ってしまったりと、未発達からくるけがが多いと思います。





年中・年長さんは、園庭での遊びも慣れていて、激しく動いたり、集団で遊んだりと、また少し違うけがが発生する可能性があります。子供たちが大好きな「鬼ごっこ」では、逃げる範囲やエリアを決める際に、狭すぎても危険ですし、周囲に危険な物があってけがに繋がる場合もあります。また、少し冒険したり挑戦したりしてけがをする場合もあります。よいこの森の近くにある丸太では、飛び移った際に、失敗して丸太にお腹をぶつけてしまったけがが実際にありました。
けがをした時、先生に言わないでしばらく遊んでいたら、急に体調が悪くなる可能性があります。頭やお腹をぶつけたり、捻挫をそのままにしていら、だんだん腫れと痛みが増し、実は骨折していた…ということもあります。救急の措置が必要なこともありますので、けがをしたら必ず先生に伝えるようにしてください。